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›2007年06月29日

敢えてカルバンと真っ向から打ち合った魔裟斗。「周りの反応がよければいい」

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

070628_K1MAX-1.jpg 28日、日本武道館で行われた『K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント開幕戦~』。全試合の詳細&試合後のコメントなどは、バトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 地上波のテレビ中継もあったのでご覧になった方も多いと思うが、今年はビッグマウスを封印して挑戦者の気持ちで優勝を目指してる魔裟斗に対し、HERO'Sミドル級王者のカルバンは余裕綽々でこの試合に挑んだ。入場シーンでも曲に乗ってノリノリの様子。一方の魔裟斗はヒクソン・グレイシーばりにガウンのフードを目深に被って入場。
 何をやっくるか分からない怖さのあるカルバンに対し、今年どうしても優勝したい魔裟斗は慎重な攻撃をするかと思いきや、リスクの大きい打ち合いに真っ向から挑んでいった。その上でHERO'Sでは打撃で勝利しているカルバンのパンチをほとんど見切ってみせ、顔面やボディー、さらに足に有効打をガンガン当てていった魔裟斗。

070628_K1MAX-2.jpg 試合後、何と魔裟斗は10日くらい前に、スパーリングで痛めたという右拳をアイシングしながら「2回くらいいいのをもらっちゃてフラっとしたけど、周りが(試合内容が)よかったと言ってくれてよかったですよ。俺は周りの反応がよければいいので」とメインイベンターとして、そしてMAXの顔として、世界一決定トーナメント開幕戦という大事な試合でも、リスクを冒してでも“いい試合”“面白い試合”を第一に考えるあたりはさすが。
 総合で、しかもパワーがあると定評のあるカルバンにクリンチで組み付かれた際、軽く投げ飛ばせたことに合宿を含めたトレーニングでパワーアップしたことを実感したという魔裟斗は、10月の決勝トーナメントに向けて8月あたりにまた合宿をする予定だという。決勝トーナメントで決勝までいくと、1日3試合することになるが「今年はやる気だけは十分なんで。今年頑張るために、現役続行することにしたんで」と、悲願の世界王者奪還に向けて気力体力ともに充実している様子だった。

070628_K1MAX-3.jpg 魔裟斗をはじめ、昨年の王者ブアカーオもまったく危なげなく勝利。前日の計量で1kgオーバーしてしまい調整不足を露呈してしまったサワーも、いざ試合をしてみたら曲者ローセンに圧勝と、歴代王者は絶好調の様子。唯一最近黒星が重なっていて、一時はトーナメント出場すら危ぶまれた初代王者のクラウスもこの日は最近メキメキと実力を上げているカラコダ相手に、真っ向から打ち合いを展開。
 これまでの不調がウソのように、初代王者に輝いた頃の鋭いパンチが蘇ったクラウスは、ボクシングを得意としているカラコダの顔面をパンチで捕らえ、見事3-0の判定勝ちを収めた。4人の歴代王者が全員絶好調のなか、鮮やかなKO勝ちをしてみせた新鋭キシェンコ、難敵ドラゴを判定で下したザンビディス、得意のローとヒザで堅実な勝利を収めた佐藤の7選手が決勝進出を決めた。
 残りの1枠はファン投票を踏まえた主催者推薦となるが、大会終了後に谷川イベント・プロデューサーは「個人的な考えではドラゴ、小比類巻、カラコダの順番かな」と語っていた。

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