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›2007年06月29日

一夜明け会見で“挑戦者”魔裟斗が、決勝T1回戦の相手にブアカーオを指名!

Posted by TEAM-angle at 13:37 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

070629_K1MAX-1.jpg 29日、都内のホテルで『K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント開幕戦~』の一夜明け会見が行われた。会見に出席した決勝トーナメント進出を決めた7選手のコメントなどは、バトル三昧をご覧ください。
 自分の試合の準備などで、なかなかほかの選手の試合は見ていない選手が多かったが、見た選手は全員ザンビディスvsドラゴをベストバウトとして挙げていた。谷川EPもこの高評価を受けて、「残り1枠はやっぱりドラゴかな。ドラゴならクラウスやサワーを倒せる力を持っているし、魔裟斗だって危ない。小比類巻でもいいかと思ったけど、日本人とかで選ぶよりも評価の高い人が出た方がいい」と、推薦枠の最有力候補にドラゴの名前を挙げた。
 また、10月の決勝トーナメントは決勝戦まで駒を進めると、1日3試合やることになるのだが、1回戦でやりたい選手を訪ねられた魔裟斗は「一番盛り上がる相手がいいと思うので、チャンピオンで」と、いきなり“絶対王者”ブアカーオを指名! 予想外の指名に戸惑いを隠せないブアカーオは「お互いに努力して決勝で対戦できればいい。でも、決められたカードなら、どんなカードでもお引き受けします」と、若干顔をこわばらせながら答えた。

070629_K1MAX-2.jpg 会見終了後にブアカーオを指名した理由を尋ねられた魔裟斗は「挑戦者だからね。それにトーナメントは3回勝たないと意味がない。優勝できないなら最初に負けたほういいんだから、1回戦で一番強い奴とやりたい。挑戦するっていうのが、今年の俺の気持ちですから。昨日の(ブアカーオの)試合も見たけど、確かに強いけど絶対に勝てない相手ではない。俺もレベルアップしているし、穴もある。決勝でやったほうが不利だよ。ブアカーオは若いしタフだからね」と、今年掲げたテーマの“挑戦”に基づいた上、自身が優勝するための“戦略”でもあるようだ。
 谷川EPは「ブアカーオとベストな状態でやってみたいという気持ちは分かりますね。魔裟斗だけでなく、サワーもクラウスも同じ理由でブアカーオと1回戦でやりたいんじゃないですか。でも(いきなり1回戦で魔裟斗vsブアカーオは)もったいないしなぁ。でも、いつかはお互いに無傷同士でやらせる気はあるんですよ。魔裟斗君にはMAXで優勝するのと、ブアカーオを倒すっていう2つの目標があるでしょうね。それは全選手にあると思いますよ」と、いきなり魔裟斗vsブアカーオをやらせるかどうか即答は避けた。

 カルバン戦ではリスクを冒してでも、真正面から殴り合って会場を沸かせた魔裟斗。その甲斐あってか、決勝大会のチケット先行発売では過去最高の売り上げを記録したという。「意識は変わった。全日本キックを辞めた当時の俺(の意識)ですよ。そういう試合(=面白い試合)をしないと価値がないですよ。あの時は団体にも属してなかったから、試合で魅せないと(次の)試合が出来ないし。必要とされなければ、仕事がなくなるっていう環境だった。その辺がいまと一緒。でも、そういうときの俺のほうが強い。攻めているときの俺の方が強いんだ。歴代王者4人の顔ぶれが変わらない中、いい加減飽きられてもいいのに、(決勝のチケットの)売り上げが過去最高だったっていうのは嬉しいですよ。(開幕戦の)試合内容がよかったってことでしょ。結局は内容なんですよ。試合が面白くなければファンは絶対に見に来ないですし、話題だけなら続かないですよ。(そういった中でメインを務める)重圧っていうのは、だいぶ前から俺はそういうところに身を置いているんでね。全日本キック辞めた頃は凄い重圧でしたけど、いまは馴れましたよ」と語った。
 また、右手に心夫人から指輪のお返しにプレゼントされたというジェイコブの時計が輝いていたのだが、何でも自称「時計バカ」だそうで、こういう高級時計を買うことが練習や試合に取り組むためのモチベーションになっているという。「俺がいま28(歳)で伸び続けているっていうのは、ほかのキックの選手と何が違うって、俺にはモチベーションがあるからですよ。ほかのキックの選手って、年を取ってくるとやっぱり練習しなくなるし、モチベーションがなくなってくるんですよ。俺はそれがありますよ。勝って稼ぐっていうね。だからその代わり一番辛い道を進むことにしたんですよ。
 だから昨日の試合前も、どういう試合にするか考えたんでうよ。やっぱり真っ向勝負って、ちょっと怖いじゃないですか。リスクもあるし。あの飛びヒザ蹴りも攻めているときに(カウンターで)顔面にもらったら折れちゃうんだろうなって思うし。逃げたいけど、一番辛い道を進むのが、一番成功への近道だと思ったんですよ。そうやって今まで来たから。だから、そういう試合を昨日もしたし。辛い道を行くから、その分リターンもあるし。
 チャレンジャーだから、挑戦者だから、(1回戦でブアカーオを指名)もできるんですよ。そのほうが挑戦者っぽいし、そういうことをやることで挑戦者の気持ちになれるし。こういうんが全部自分の経験からです。自分で感じて、キックの選手をやってきて学んだことです。逃げ出したいkとなんt、すごいいっぱいありましたからね。試合前とか、ちょっとおかしくなりそうなこともあったし。でも、そういうとき逃げていたら、いまの俺は絶対にないし。俺、高校出てないから、これ(=キック)をやっていなかったら嫌だなというか、大変だったなと思いますね。ここで逃げていたら、何もなくなっちゃう」と、なかなか熱っぽく語ってくれた。

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