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›2007年07月02日

白の鈴木が武藤をヒールホールド葬! 大将の首を獲り、全日本制圧を宣言

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

070701_AllJapan-1.jpg 1日、横浜文化体育館で行われた全日本プロレス『CROSS OVER 2007』最終戦。全試合の詳細や試合後のコメントはバトル三昧で、全試合写真付きでお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
 昨年3月の全日本大田区体育館大会に、鈴木が乗り込んで全日本を参戦を宣言して以来、鈴木は正規軍、ヒール問わず次々に全日本の選手を倒していった。そして、この日今年のチャンカー優勝者にして社長、つまり全日本の総大将である武藤敬司とシングル初対決を迎えた。全日本としては最後の砦である武藤が、何としてでも至宝を取り戻さなければならない。
 この大一番に武藤が白いロングガウンを着てくれば、鈴木はここ一番のときしか着用しない白いコスチューム姿。しかも入場時はタオルで隠されていたが、髪は金髪になっていた(鈴木曰く「朝起きたらこうなっていた」らしい)。嫌が負うにもボルテージが上がる一戦は、序盤武藤の柔道テクニックに、鈴木が得意のグラウンドテクニックで対抗するという展開に。
 そして武藤はアキレス腱固めで鈴木の足を痛めつけると、ロープ越し、ロープの下とエプロンの間、鉄柵越しの各種ドラゴンスクリューでヒザを破壊。トドメにドラスク→足4の字固めを決めると、さすがの鈴木も苦悶の表情でロープへ。この攻撃に耐え抜いた鈴木は、コーナーでの卍固め、ゴッチ式パイル、スリーパーで攻め込んでいくが、勝負時と見た武藤はシャイニング・ウィザードを連発!
 さらに奥の手ムーンサルト・プレスも繰り出すが、カウントは2。ここで鈴木が“秘密兵器”2連発! 掟破りのドラスクから、パンクラスでは“禁じ手”となっているヒールホールド! ヒザもまとめて捻られた武藤は、ついにタップアウト! 三冠のベルトを再び手にした鈴木は「おい、全日本! お前らの宝は俺の手の中にある。そして今日、お前らの大将の首、俺がもらったぞ。全日本! このケンカ、俺の勝ちだ!」と全日本制圧を高らかに宣言した。

070701_AllJapan-2.jpg リング上で「おい、横浜! これから中華街で打ち上げだ。もちろん、全日本プロレスの奢りでな!」と叫び、横浜っ子を熱狂させた鈴木は、インタビュースペースで「(06年3月10日の)大田区体育館で宣戦布告して始まった闘いに決着がついたよ。俺の勝ちだ。まぁ俺の知らねぇところでいろいろ始まっているけど、関係ねぇよ。30過ぎてグレちゃった小島君とか、40過ぎて好感度上げようとしる健ちゃん(健介)とかさ。雑魚は雑魚同士、勝手にやってろ! 俺は先に行くぞ。誰も辿り着けない、誰も追いつけないところに行ってやる。去年もプロレス界に“風”が吹いたけど、今年も鈴木みのるの風が吹き荒れるぞ!」と言うと、打ち上げの予約がしてあるからと言って、地元横浜の街へと消えていった(ただし「全日本はなんでこんな中途半端な時間(=大会開始16時、メイン終了が19時過ぎ)にやるんだよ」と愚痴りながら)。
 3本のベルトを目の前に置いて、座り込みながらインタビューに応えた鈴木だったが、武藤戦の試合内容に満足したのか、全日本を制圧したからなのか終始満足げな表情。時折笑顔もこぼしていた。

070701_AllJapan-3.jpg 6・24後楽園大会でまさかのブードゥー・マーダーズ(以下VM)入りを表明した小島は、この大会から“VMの小島”を本格的に始動。VMカラーの黒と赤を基調とした新コスチューム姿に、鉄パイプを手に入場した小島は、いきなり真田をイスでボコボコにしてあっという間に反則負け。
 これに納得いかない健介が渕に再試合を直訴。その結果、再試合が行われることになり、健介とケアが怒りを爆発させる。しかし、真田が戦線離脱状態だったため、2vs3のハンデ戦状態に。終盤になり、ようやく真田が蘇生してカットに入ったが、小島が健介を鉄パイプで攻撃すると、TARUと諏訪魔がイスで健介を固定。その姿をあざけ笑った小島は、健介の目の前で真田をラリアットで沈めてみせた。
 場内からは大ブーイング。すると小島は「おい、健介! いいか? 誰が何と言おうと、俺たちが正義の味方だ。分かったか、横浜の諸君。分かったか? 返事はどうした? うっせー、バカヤロウ、テメェ!」とマイクアピール。VMの小島となった初戦は、なかなかのインパクトを残した試合となった。

070701_AllJapan-4.jpg 現世界ジュニア王者の勝彦を差し置き、“ジュニア版チャンカー”であるジュニアリーグ戦の決勝に進出したのは、前世界ジュニア王者の近藤と、TNAでX-ディビジョン王座に4度も輝いているセイビン。
 セイビンの首に狙いを定めた近藤は、パワー全開で首を集中攻撃。さらにザ☆オリジナル、ランサルセ、首投げといった得意技で追い込み、両国での勝彦戦で見せた垂直落下式カナディアンバスターも出していく。それでもセイビンは間一髪のところでキックアウトし、キングコング・ラリアットをかわし、2度目のザ☆オリジナルをリバースフランケンで切り返し、さらには近藤が雪崩式DDTを狙っていったところお、逆に雪崩式クレイドルショックで切り返してみせた。
 しかし、ついに近藤の必殺技キングコング・ラリアットがセイビンを捕らえる。近藤はすかさずトドメのもう一発を狙ったのだが、セイビンはこれをかわして投げ捨てドラゴンスープレックス。そしてトラースキックから必殺のクレイドルショックを決めて3カウント! 初出場にして、いきなり大本命の近藤を下し、ジュニアリーグ戦で優勝してみせた。

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