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›2007年07月07日

札止めの後楽園がまたも熱狂! 永田vs真壁のIWGP戦は壮絶な大流血戦に

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 6日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NEW JAPAN SOUL C.T.U FAREWELL TOUR』開幕戦。IWGPヘビー、ジュニア、ジュニアタッグの三大タイトルマッチが行われた今大会。全試合の詳細はバトル三昧でお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 メインは再三再四タイトル挑戦をアピールしてきた真壁が、ついに永田の持つIWGPヘビー級王座へ挑戦する一戦。煽りVTRでは真壁へのインタビュー映像と共に、真壁が同期の藤田和之と比べてまさしく“雑草”として扱われたきた10年を振り返る。“エリート”永田に対して「アイツの試合を見て、客はアイツこそが真のチャンピオンと思うかよ!」と吠えた真壁。そんな真壁を後押しする刀義コールと、いつものブーイングが交差する中、GBHのメンバーと共に客席中段から入場してきた真壁は何とも憎々しい表情。
 一方、重厚な前奏を新たに加えたテーマ曲で入場した永田を、多くの観客が永田ボードを掲げて応援する。しかし、試合はIWGPの権威をブチ壊すかのように真壁が大暴れ! 客席まで永田を引きずり回すと、ハサミを持ち出して髪を切ると思いきや、何と永田の額に突き刺して流血させる! さらにセコンドの石井や矢野に袋叩きにさせると、最後はチェーンを巻き付けた手でパンチ!
 この暴挙にブチ切れた永田がエルボーで真壁の額を叩き割ると、真壁は永田以上に大流血! それでも雑草・真壁は再びチェーンを持ち出して、エプロンで永田を絞死刑に。これで永田がついに“キラー永田”と化し、あの白目を剥いての腕固めを見せる。さらに真壁の執拗なチェーン攻撃やイス攻撃に、ついには海野レフェリーまでブチ切れて真壁からイスを取り上げて猛抗議!
 仕方なく真壁からコーナーからキングコングニーを落としていくが、これをかわし永田はローキック、ビッグブーツ、シャイニング・ウィザード、バックドロップと怒濤の攻撃。それでも真壁は倒れず、永田に殴りかかる。すると永田は頭部へのハイキックからもう一度バックドロップで叩き付け、ようやく真壁を沈めた。

 試合後、ベルトを腰に巻いた永田は観客に向かって「新日本プロレスもようやく足場が固まってきた感じがします。この試合をキッカケに、このベルトを持って、みんなで両国、そして東京ドームに行きましょう!」と叫んだ。すると場内からは大永田コールから、シンニッポンコールまで起こった。越中とのIWGP戦でも後楽園ホールに超満員の観客を集めた上、そのファンを熱狂させた新日本。永田の言う通りこの勢いは確かに本物! 夏の祭典G1クライマックスでは両国を沸かすことになりそうだが、その先に東京ドーム復活は見えてくるか?

 セミでは稔の持つIWGPヘビー王座に、稔と同じく今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで準決勝進出止まりだった田口が挑戦。この両者はサムライジムの看板を賭けて長く抗争を続けてきたが、CTUも解散を控えているためこの日が決着戦となる。
 稔は田口の左ヒジ、田口は稔の左肩をお互いに狙った攻撃が続く。終盤の攻防はもう一進一退。コーナーに登った田口を稔が追いかけていくと、それを叩き落とした田口がミサイルキック。しかし稔も下からドロップキックで迎撃し、田口をコーナーに押し上げると雪崩式リストクラッチ式フィッシャーマンバスター。稔はテレマエ・485、迷子の子猫ちゃんと必殺技で追い込むが、田口も串刺しドロップキック、雪崩式ブレーンバスター、スワンダイブ式ミサイルキックで応戦。ポイントとなったのが、稔のミノルスペシャルを切り返した田口がクロスアーム式ジャーマンからのタイガースプレックスでラッシュ。稔は秘密兵器のグラウンドコブラも見せるが、田口どどん→ジャーマン→どどんの波状攻撃でついに稔を沈めた。
 稔から割れたサムライジムの看板を受け取り、腰にベルトを巻いた田口は歓喜のタグダンス。なお田口はこの日を最後にダンス封印を宣言。一方、満身創痍の稔は素直に完敗を認めると、タイトル戦線から身を引くという弱気な発言を残した。

 ジュニアタッグ選手権は新木場での『NOSAWA BOM-BA-YE』のオファーを蹴って出場した王者チーム・東郷&TAKAに、新日本ジュニアから金本兄貴&ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア準優勝の井上が挑戦。
 金本&井上が同時にアンクルホールドを決めれば、東郷&TAKAがクロスフェースとジャストフェースロックで切り返すなど、一進一退の攻防が続いた末、井上がTAKAにスタガリンブローからトライアングル・ランサーを決めてみせる。しかし、これをカットした東郷が井上にダイビング・セントーンを落とすと、TAKAがみちドラ2を決めて勝利。王者チームが初防衛に成功した。

5287bb77.jpg また、この日ケガで欠場していた蝶野と棚橋、邪道が復帰(邪道はドラゲー7・1神戸ワールド大会に出場しているので、正確には新日本復帰戦)。蝶野はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで優勝したミラノ、さらにオーランド・ブラウンとタッグを組んでGBHと対戦。棚橋は8日の岐阜大会でタッグを組んでIWGPタッグ王座に挑戦する山本、そして中西とタッグを組んでブラック軍と対戦。どちらもまだ試運転の段階ながら、キレのある動きを見せ、G1にはまったく不安はない様子。
 7・29LOCK UP後楽園大会で中西とのシングルマッチが決まった大日本の関本が、リング上から中西戦の意気込みを語り、中西の試合をリングサイドから観戦。試合後、早速中西が食ってかかり場外乱闘を繰り広げた。
 そして後楽園ホールの入り口には、先日亡くなったクリス・ベノワさんの遺影と花束が飾られていた。

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