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›2007年07月10日

ハルクが試合中にアゴを骨折! 千載一遇のチャンスを手にした岩佐は……

Posted by TEAM-angle at 23:30 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

 10日、後楽園ホールで行われたドラゴンゲート『RAINBOW GATE』。関西でのビッグマッチ・神戸ワールド大会を終え、次は関東でのビッグマッチ(9・22大田区体育館大会)に向けた後楽園大会一発目なだけに、様々な“事件”が起こった。全試合の詳細はバトル三昧をご覧ください。
 この日の目玉は神戸ワールド大会でライガーを下してドリームゲート奪回に成功したCIMAに対し、次期挑戦者を決めるため、4ユニットから代表者1名が出場して行われるワンナイト・トーナメント。試合開始前に行われた抽選の結果、1回戦の組み合わせは岩佐vs岸和田、ハルクvs斎了に決定。
 岸和田が岩佐を下してまず決勝進出を決めると、次の試合斎了vsハルクは壮絶な張り手合戦となった。斎了の挑発に対し、ハルクも歯を食いしばってガンガン張り返していったのだが、いつの間にかハルクの口からは真っ赤な血が溢れ出ていた! それでも斎了のプレミアムブリッジを踏ん張って逃れたハルクが、意地のE.V.O.3連発(変形バージョンを含む)で、斎了から勝利!
 新日本プロレスでのジュニアリーグ戦にも出場し、力強さが増したハルクが因縁の相手である岸和田と決勝で対戦することになったのだが……

 休憩明け、現場監督のK-ness.が登場し、ハルクが斎了戦でアゴを骨折したと発表! 血の量からいって口の中を切った程度では済まないと思われたが、まさかアゴの骨を折った状態で試合を続けていたとは……。当然ハルクの決勝出場は不可能となり、代わりに1回戦で敗れた岩佐と斎了が急遽対戦して、勝った者が決勝で岸和田と対戦することになった。
 まだハルク戦のダメージが抜けていない斎了は、早々に雪崩式フィッシャーマンバスターなどで勝負に出るが、千載一遇のチャンスを何とかモノにしたい岩佐が戸澤塾秘伝・豪腕(=ラリアット)からの戸澤塾最終奥義其の弐・熨斗紙で斎了から勝利! その結果、次期挑戦者決定トーナメントの決勝は、岸和田vs岩佐の再戦に決まった。

 メインの決勝では、すでにこの日2試合行っている岩佐に対し、岸和田が奇襲攻撃を仕掛けていきなりラストライド! さらにセコンドのマッスル・アウトローズのメンバーが場外にテーブルをセットすると、コーナーから岸和田がダイブしてテーブル折りプランチャ。大きなダメージを負った岩佐だが場外カウント19で何とかリングに生還。
 だが、岸和田は攻撃の手を緩めず、スリーパー地獄から故冬木弘道ばりの地団駄ラリアット。岩佐も何とかラリアットを返していくが、セコンドのGammaが竹刀攻撃で加勢。さらに岸和田が脳天にイスを振り下ろしてからダイビング・ボディプレスを決めていったが、岩佐はカウント2で返す!
 終盤、またもGammaが加勢し、プロテインパウダー攻撃を見舞っていったが、これは岩佐がかわして岸和田に誤爆! 岩佐にチャンス到来かと思いきや、Gammaはなおも背後から竹刀攻撃を見舞っていき、今度こそプロテインパウダー攻撃を見舞う。岸和田が岩佐に近づき、誰もがもうダメだと思った瞬間、岩佐が首固めで丸め込んで3カウント! 岩佐が戸澤塾の仲間や観客からの後押しを受け、奇跡の大逆転勝利を納めた!
 試合後、CIMAに挑戦者の証である鍵をアピールした岩佐。無言で去ろうとしたCIMAを呼び止めた岩佐は、「僕はこんなこと言うべきじゃないかもしれませんけど、五体満足と言えない状態で生まれてきました。親からの遺伝だったから、ずっと親に迷惑かけないように強がってきて、諦めた人生でした。でも、たまたま友達に誘われて見たプロレスでCIMAさんを見て……同い年の人間が、自由自在にカラダを動かすのを見て激しく嫉妬しました。妬みというか、少しでもCIMAに近づきたいと思ったのが闘龍門を選んだ理由でした。タイトルマッチとか、ハルクがケガしたとか、そんなの関係ないです! 僕が今まで生きてきた道程とかそういうもの全部、激情をぶつけてあなたに挑みます! 絶対恥ずかしくない試合をするので、応援よろしくお願いします!」と魂の叫び。
 思わぬ岩佐の告白に、会場は感動と戸惑いに包まれたが、今まで岩佐軍団、フロリダ・ブラザーズ、戸澤塾と“イロモノ路線”のレスラー人生だった岩佐だけに、CIMAと一世一代の大勝負を後押しする拍手が送られた。

 また、セミではYAMATOに続き、ハルクまで戦線離脱してしまったNEW HAZARDと、ユニットには無所属のベテラン勢が対戦。現在ドラゲーHP内の書き込みで言い争いをしている望月と鷹木は、開始早々からバチバチとやり合う。さらに神戸ワールドで堀口を下し、ブレイブゲートを奪取して完全復活した神田も、コングやジャック相手に真っ向勝負。
 だが、体調不良により第一線から一歩引いているK-ness.はさすがに捕まるシーンが多い。それでも何とか切り返し技や久しぶりのTABで反撃に出るが、鷹木やコングにはパワーでアッサリと弾き飛ばされてしまう。だが、コングに昇龍脚を叩き込んだK-ness.は青き光に。これもパワーで弾き返されると、K-ness.は回転エビ固めへ。これもコングが返そうとすると、何とK-ness.はその体勢のままローリングクレイドルのように横回転して連続フォール。何度もカウント2で返したコングだが、K-ness.はエンドレスでフォールし続け、ついに3カウント!
 見事な頭脳作戦で勝利したK-ness.はマイクを掴むと、鷹木やコングに向かって「お前ら俺たちをポンコツだの、ケガ人だの、ロートルだの惨々バカにしてきたが、これで分かっただろ。プロレスは力だけじゃないんだ。お前らが俺たちをナメてるから、こうなるんだ。1つだけ言っておいてやる。プロレスは強い奴が勝つんじゃない。勝った者が強いんだ!」と言い放った。このK-ness.の説得力溢れるマイクアピールに、観客はどっと沸く。
 さらにK-ness.は「今日試合見て分かるように、だいぶ調子いいよ。第一線戻ってもいいかな?」と言うと、次期シリーズで開催されることが発表された『サマーアドベンチャータッグリーグ戦』で、唯一パートナーが決まっていなかったフジイのパートナーに立候補。K-ness.の試合ぶりとマイクアピールに「感動した!」と叫んだフジイもこれを承諾し、K-ness.はタッグリーグ戦から再びトップ戦線の選手たちと闘っていくことになった。

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