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›2007年07月16日

ヒール小島が京平レフェリーにイス攻撃をする暴挙! TANAKA課長が大人気

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

070715_AllJapan-1.jpg 15日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2007 SUMMER ACTION SERIES』開幕戦。全試合の詳細はバトル三昧をご覧ください。
 メインは先シリーズでブードゥー・マーダーズ(以下VM)入りしてヒールターンした小島が、諏訪魔と組んで正規軍トップの武藤&健介といきなり対戦。茶髪だった髪を黒く染め、無精ひげを生やし、見た目もグッとヒールらしくなった小島だが、試合では健介のチョップの迫力のほうが上回っている感じ。劣勢に立った小島は急所攻撃や、セコンドのTARUや近藤にアシストされるシーンなんかもあって、観客からは「小島、中途半端だぞ!」という声まで飛んだ。
 すると小島は武藤のヒザのサポーターをズラし、何とロングタイツを破っていった! 爆弾のヒザが剥き出しになった武藤に対し、不適な笑みを浮かべながらイス攻撃。エプロンから武藤の足だけ場外に出した小島は、鉄柱と武藤のヒザをサンドイッチするようにイスで殴打すると、武藤が決死の覚悟でムーンサルトを狙ってコーナーに上がったときにはイスで殴打してカットとイスを多用。

 例えば同じヒールのレスラーでいえば、新日本プロレスの真壁が活躍中だが、真壁の場合はセコンドの乱入や凶器(イスやチェーン)も要所要所で使い、試合にいいスパイスとなっている。しかし、小島の場合はちょっとイスを多用し過ぎの感があり、しかも試合がメインだったため観客からも「ちゃんと試合はしろ!」といった野次が飛んだ。
 結局、試合は小島が徹底的に武藤のヒザを破壊したあとに、諏訪魔がアンクルホールドを極めて武藤からタップアウトを奪った。しかしヒール小島のこの日のハイライトは試合後。試合後も執拗に武藤にイス攻撃をする小島に対し、試合中も小島を「恥を知れ!」と一喝していた和田京平レフェリーが、小島の前に毅然と立ちはだかった。だが、京平レフェリーを突き飛ばした小島は、京平レフェリーの背中にイスを振り下ろしていった! さすがにこの行為には、観客も「そこまでやるか……」という雰囲気。
 その直後にケアとジョン・ドーリングが救出に入り、ドーリングが片っ端からVMを蹴散らしたことで、ファンは大歓声を送った。パンフレットに掲載されていたインタビューで「15~16年やってんだから、試合のスタイルはそう簡単に変わんねぇよ!」と言いながらも「キーワードは理不尽。それは今までの自分には最もイメージできなかった部分かもしれない」と“理不尽”になることを宣言していた小島。果たしてどんなヒールになるのだろうか?

070715_AllJapan-2.jpg 武藤をも破り、全日本制圧に成功した鈴木だが、この日8・16両国大会で三冠戦、世界タッグ戦、世界ジュニア戦の三大タイトルマッチが行われることが発表された。鈴木が誰を相手に防衛戦を行うかはまだ決まっていないが、この日は土方とシングルマッチ。
 この日も三冠のベルトを見せつけるようにアピールした鈴木に対し、土方は懸命に攻めていったが、鈴木の余裕はなかなか奪えない。唯一アキレス腱固めを極められているときん、ヘッドバットを叩き込んで脱出するシーンはあったが、結局惨々足蹴にされた末に武藤を破ってヒールホールドを食らってギブアップ。
 すると土方は突如鈴木に土下座をして「お願いします。力を返してください! 勝ち方を教えてください!」と鈴木に懇願。「何でこんな奴に協力しなくちゃいけないんだよ」と言う鈴木は、土方の土手っ腹を蹴り上げて去ってしまった。東京愚連隊に続いて、土方もみのる軍団入りか?

070715_AllJapan-3.jpg ハッスルのKUSHIDAではなく、今回はイチから出直すつもりというころで、本名の櫛田雄二郎として参戦してきた櫛田。客席から師匠のTAJIRIも見守る中、ミゲル・ハヤシJrとシングル戦を行った櫛田は、ルチャらしいトリッキーな動きを駆使してハヤシに対抗。
 客席から「プロレスうぃ教えてやれ!」という声も飛ぶ中、ハヤシの逆エビ固め地獄を必死に耐えた櫛田は、同じ高田道場出身の桜庭や佐野が得意技にしていたゆりかもめ風の絞め技に、TAJIRIの得意技であるタランチュラを加えるという独創的な技も披露。ファイナルカットも一度は切り返してみせたが、最後はツームストンパイル→ダイビング・ボディプレス→ファイナルカットで沈んだ。

070715_AllJapan-4.jpg また、ひと足早く夏休みを取ってメキシコに帰ってしまったというノサワ・メンドーサの代わりに、メキシコ・アミーゴスに加わった謎のマスクマン、エル・イホ・デ・アラヤーダ・セグンド。オープニングに登場した際は、レイ・ミステリオ風のマスクを被っていたが、いざ試合になるとブルーパンテル風のマスクにチェンジ。ただ、どちらのマスクも頭がデカ過ぎてキチンと被れていないのが特徴!
 ところが相手のMAZADAが連れてきた助っ人もなかなか強力だった。5月のシリーズで連れてきたYAMADAに続き、今回連れ来たのはTANAKA。上下スーツ姿に黒縁メガネ、さらに名刺交換しがら記念撮影するという典型的な日本人だが、その口調や顔つきはどう見てもメキシ……。
 このTANAKA、見た目は胡散臭いが、「全日本プロレス課長」という肩書きを持つだけあって、動きはなかなかのもの。コルバタで次々に投げ飛ばし、最後は酔っぱらいサラリーマンのようにネクタイをハチマキ代わりに頭に巻くと、TANAKAスペシャル(=新日本プロレスの稔が使うミノルスペシャルと同型の技。つまり飛び付き腕ひしぎ逆十字固め)でアラヤーダからギブアップを奪った。
 決め台詞は「ワタシハカチョウ~! 1、2、3、タナカ~!」。休憩時間に行われていたTシャツ購入者へのサイン会には長蛇の列が! 早くもTANAKAは全日本ファンのハートをゲットしたようだ。

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