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›2007年07月19日

これが世界最先端のプロレスか! Wrestle JAMのスピードに付いていけ!

Posted by TEAM-angle at 23:03 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

 19日、DRAGON GATE U.S.A Presents『Wrestle JAM ~2nd Serson~』の後楽園ホール大会が行われた。ROHなどからまだ見ぬ外国人選手が大挙参戦し、“世界最先端のプロレス”を見せるのがこのWrestle JAM。全試合の詳細はバトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 最近ケガ人が続出しているドラゲーだが、このWrestle JAMでも18日の横浜大会でターボマンが足を骨折するという大怪我を負ってしまった。それにより、この日はターボやんの助っ人として、ターボ星からターボness.なる青いターボマンと、縄梯子を使って2階バルコニー席から入場したルパン松ターボマンが緊急招集! ルパンは途中でターボ・マッスルにマスクを取られ、正体がルパン松谷であることがバレてしまったが、結局最後までターボやんやターボness.、果てはターボ・マッスルの正体は分からなかった……?
 さらにメキシコ時代のコーチであるホルヘ・リベラとタッグで激突することになった望月に対し、アラケンから「1つ要望がある。このメンバーを見たら、ハッキリ言って寄せ詰めだよ。ジャパン、アメリカ、メキシコ……望月、お前にルチャができるかな? お客さん、望月のルチャが見たいですよね?」とトンデモない要求が突きつけられた!

 序盤こそ「絶対に嫌だ! 俺はルチャが嫌いなんだ!」と叫んでいた望月だが、岩佐からあまりに挑発されるため「これでいいのか!?」と言いながらフライング・クロスチョップを披露。さらには終盤になって、師匠ホルヘに対しコルバタにトライ。残念ながら最後まで回転する前にマットに頭を擦ってしまったが、それでも観客はヤンヤヤンヤの大歓声! すると望月は、何と場外に落ちたホルヘやそのほかの選手に対し、ラ・ケブラーダ! これが見事に決まった。久しぶりに飛び技を出した望月は、試合後ホルヘに一礼して握手をしていた。

 また、このシリーズで非常に評判がいいイギリスのレスラー、PAC。この日は斎了とのタッグで超神龍&奇行系マスクマンのデリリアスと対戦。デリリアスと斎了がコミカルな応酬を続ける中、ひとたびリングインしたPACはいきない驚異的なバネを披露。高さ・スピード・キレ、どれを取っても素晴らしい動きで超神龍を翻弄。
 途中デリリアスに捕まってしまったが、きりもみ式のケブラーダやハンドスプリング式ジャンピングキックなど、これまたバネのある攻撃で反撃。PACのその場跳びムーンサルト→斎了のダイビング・ボディプレスちつないだが、カウントは2。ならばと斎了が超神龍のバックに回ると、PACはコーナーからダイブ2人まとめて回転エビ固め。そしてコーナーに登って360°シューティングスタープレスという超ド級の飛び技を見せて勝利した。
 なお、このPACは好評につき、ドラゲー9月のシリーズにも参戦することが決定。若干20歳だというが、その飛び技センスはドラゴン・キッドやDDTの飯伏以上かもしれない。

 メインはJAM CUP 2007 $10,000争奪なにわ式イリミネーション8人タッグ3WAYマッチと、名前だけ見ても何だかワケ分からないような試合。ようは各チームの1番選手同士による3WAYマッチでスタートし、その後は90秒ごとに試合開始前の抽選で決まったTyhoon→マッスル・アウトローズ→NEW HAZARDの順に1選手ずつ試合に参加していき、イリミネーション・バトルロイヤル(オーバー・ザ・トップロープあり)となる。最後の12人目の選手が試合に参加した時点より、イリミネーション・タッグ3WAYマッチ(オーバー・ザ・トップロープなし)へと移行。最後まで勝ち残ったチームの優勝となり、優勝チームには10,000ドルの賞金が贈られるというもの。
 横須賀、ジミー、コングの3選手で始まり、90秒ごとに選手が投入されていく。途中何度かオーバー・ザ・トップロープになりそうなシーンはあったものの、結局最後まで失格者なしで12選手がリング上に。ハルクの欠場で4人目が「X」になっていたNEW HAZARDだが、そのXはSHINGO(鷹木信悟)! SHINGOはセミでオースチン・エイリースとシングルで17分弱の試合をしたのにも関わらず、何とメインにも連続出場!
 最後の鷹木がリングインした時点で、イリミネーション・タッグ3WAYマッチに移行。最後まで選手が残ったチームの勝ちとなる。3チームが入り乱れての試合、さらにマッスル・アウトローズのセコンドについていたGammaや堀口らもちょいちょい介入してきただけに、かなり目まぐるしい展開が続いた。
 しかし24分過ぎにCIMAがクロスファイアーでギャングの巨体を沈めると、怒濤のフォール合戦へ! 吉野がライトニング・スパイラルでジャックを押さえ、横須賀が無限でジミーをフォール。さらにSHINGOがパンピングボンバーで横須賀を沈め、吉野がスピード・スターでコングをフォール。ジェネリコとSHINGOが協力してCIMAを押さえ込めば、キッドがウルトラ・ウラカン・ラナでジェネリコをフォール。サイダルがダブルニーを叩き込んだ吉野をキッドが丸め込むと、SHINGOがラスト・ファルコンニーでキッドを沈める。
 そして土井がV9クラッチでSHINGOを押さえ込んだところで、NEW HAZARDは全滅。残ったのはTyhoonのサイダルとマッスル・アウトローズの土井。Gammaがエプロンからプロテインパウダー攻撃を見舞うが、これはサイダルがかわして土井に誤爆! サイダルはシューティング・サイダルプレスを決めるが、カウント2で返した土井は雪崩式バックドロップからバカタレスライディングキック。これをカウント2で返された土井は、ファイアーマンキャリーの体勢でサイダルを抱え上げてコーナーへ。ところが、ここでサイダルは逆にコーナーからサイダルスペシャル(=丸藤の不知火・改のように、相手と抱き合うカタチでコーナー最上段から一緒に後方大回転)を決めて、ついに3カウント! サイダルが2年連続でJAM CUPを制した。

 昨年に続いて2回目の開催となった『Wrestle JAM』。残念ながら超満員とまではいかなかったが、後楽園に集まったファンを十分に魅了し、また来年開催することを約束した。

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