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›2007年07月30日

ゴツゴツ、血まみれ、乱闘、真っ向勝負……これぞLOCK UPのど真ん中!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】リキプロ・LOCK UP(WJ) / 0 TrackBack

 29日、後楽園ホールで行われた長州力プロデュース興行『LOCK UP』。全試合の詳細はバトル三昧でお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 LOCK UPらしいゴツゴツとした試合が多かった中、まさに“ど真ん中”と言えるのが長州と石井の師弟対決。新日本参戦当初は、「長州の弟子」というイメージだけだった石井だが、GBH入りしてからというもの、昇り調子の真壁や越中らをキッチリ脇でサポートすることで、「GBHの斬り込み隊長」という新たなポジションを確立。だが、近々GBHにはプロレスの巧さには定評のある、邪道&外道が正式加入してくることが予想されるだけに、石井としてはこの辺りでしっかりと存在感を示しておきたいところ。その点で師匠・長州相手に、その成長ぶりを見せられるかどうかが大事となる。
 気合いの入ったいい表情で入場してきた石井。遠慮する素振りも見せず、ラリアットを叩き込んでいく石井に対し、長州も「来い、智!」と叫びながら真っ向から受け止めてみせた。すると石井は、何と長州に対してサソリ固めを仕掛けていき、見事にステップオーバー。これには観客もドッと沸いた。
 しかし、石井が雪崩式ブレーンバスターを狙って長州をコーナー上まで押し上げた際、長州はコーナーに座り込んだ状態からラリアットで石井をはたき落とすと、一気にリキラリアット。2度立ち上がった石井だが、「智っ!」と叫びながらの3発目でついに撃沈。愛弟子をマットに沈めた長州は、足早に引き上げていったが、観客からは石井に健闘を称える拍手が贈られた。

 石井は沈んだもののCTU解散後に合流が予想される邪道&外道を加えた真壁と天山のGBHは、東郷を助っ人に加えたアパッチ軍と、45分3本勝負の8人タッグで激突。両軍入り乱れての乱闘が続いたが、試合巧者として定評のある邪道とGENTAROが中心になったことで、高レベルな攻防も見られた。
 1本目を邪道がGENからクロスフェース・オブ・JADOで奪うと、2本目はGENからタッチを受けた黒田が、マンモスのアシストを受けてのサムソンクラッチで、邪道から3カウントを奪ってイーブンに。3本目ではWEWの王座奪取&打倒真壁を掲げているマンモスが、真壁に食ってかかっていく。しかしベルトこそ失ったものの、対アパッチでは絶対的な強さを誇る真壁は不気味な笑みを浮かべながらのボディブローを叩き込む。
 それでもマンモスは、何とか真壁を追い込もうと必死。だが、この日は天山が好アシストを見せて、マンモスの背後からイスで襲撃! その間に腕にチェーンを巻いた真壁がラリアットを叩き込み、トドメのキングコングニーでフォール勝ち。大の字のマンモスを踏み付けた真壁は「オイ、クソガキ! テメェー、なんだ俺には負けないって? 現に負けてるだろうが、クソガキって!」と吐き捨てて引き上げようとする。すると、マンモスも倒れながらもマイクを掴み、「真壁! 何回負けても行くからな。最後に勝てばいいんや!」と言い返すのが精一杯だった。

 勢いに乗るGBHは、セミで矢野が金村の持つWEWヘビーのベルトに挑戦。やっとのことで真壁からアパッチの至宝を取り戻した金村だが、全身テーピングやら固定具やらで、見るからに満身創痍。金村は試合開始早々場外戦で矢野の額を叩き割っていくが、矢野も当然やり返して金村の額を叩き割る。
 両者ともに大流血する中、セコンドの介入やテーピングの首絞めという反則攻撃のオンパレードで攻め立てる矢野。金村もイスを使った攻撃やデスバレーボム、STF、ムーンサルトと多彩な攻撃で反撃。しかし、矢野はベリートゥベリーからのジャーマンというレスリングテクニックを突如解禁。
 これで追い込まれてしまった金村は、レフェリーを盾にして必死に矢野の勢いを止めようとするが、股間を蹴り上げた矢野は一気に鬼殺しで叩き付けて3カウント! GBHにまたしてもWEWのベルトを取り戻してみせた。「これが現実だ! バカヤロウ!」と吐き捨てた矢野に対し、マンモスがアパッチでのタイトル戦を要求した。

 この日のメインは新日本プロレスの中西と、大日本プロレスの関本のパワーファイター対決。関本はせっかく新日本道場まで乗り込んだのに、直後に欠場してしまい、トーンダウンしてしまった感のあった両者の激突だが、その遅れを取り戻すかのように早くもシングル戦が実現!
 力比べ、逆水平チョップ、ショルダータックルと、お互いに引くことなく真っ向からぶつかり合った両者。そして先にアルゼンチンで担ぎ上げてみせた関本は、一気に必殺のぶっこ抜きジャーマンで投げていったが、カウントは2。それでもラリアットを叩き込んでいく関本に対し、中西も腕を出して相打ちに持ち込むと、その後もド迫力なラリアットの相打ちが続く。そして、このラリアット合戦で最後に打ち勝ったのは中西のほう。そのまま中西がヘラクレスカッターを決めて勝利。
 勝った中西は試合後、マイクをつかんで「関本、これで終わりとちゃうからな。ここからまた続くから。関本大介、並みのレスラーちゃうよ。死にもの狂いで追いかけられるからこそ、中西学も並みじゃない!」と、何とも“らしい”発言をしていた。

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