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›2007年08月12日

越中、惜しくもG1準決勝進出ならず! 蝶野が長州らとレジェンド軍団結成へ

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 1 TrackBack

 11日、両国国技館で行われた新日本プロレス『G1 CLIMAX 2007 ~Winner Take All~』第5戦。準決勝に進出する4選手が決まる大事な大会だが、試合後のコメントも含め全試合の詳細はバトル三昧でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
 圧倒的な人気でG1に参戦してきた越中は、この日メインで棚橋と激突。棚橋は戦前から「どうせ両国の越中戦はヒールにされる」と語っていた棚橋は、黒いロングタイツに黒いシューズ姿で登場。一方の越中は大声援を浴びながら新撰組風の羽織袴姿で登場! さらにケンコバのモノマネですっかりお馴染みになった、ロープを揺さぶりながら体をブルブルといわせる“越中ムーヴ”を見せると、早くも場内は大盛り上がり。
 さらに越中はハチマキを巻いたままゴングと同時に突進! 棚橋を場外に放り投げた越中は、エプロンからヒップアタックを発射! 完全に掴んだ越中に対し、棚橋も挑発的なポーズや珍しい顔面掻きむしりなど、“ヒールっぽい”動きを繰り出す。さらには越中に対し、掟破りの逆ヒップバット&ヒップアタック。これには場内から大ブーイングが飛び、越中コールが巻き起こる。
 お客を味方につけた越中は、本家ヒップバット&ヒップアタック、足4の字固めにノータッチヘッドバット、後方回転エビ固めなどで棚橋を追い込んでいき、最後は渾身の侍パワーボムを完璧に決めてみせた。しかし、棚橋はカウント3寸前でキックアウト。それでも越中はコーナーからダイビング・ヒップアタックを放っていったが、これをかわしてダルマ式ジャーマンで投げていった棚橋は、そこから一気にハイフライフローを決め、ガッチリと押さえ込んで3カウント! 試合後もヒールだからなのか、ナルシスト風コメントを連発した棚橋が準決勝進出を決め、越中のG1制覇という夢はここで潰えてしまった……

 棚橋はBブロック2位で準決勝進出を決めたが、1位はライバルの中邑。中邑はこの日、矢野と対戦。矢野のラフ攻撃に惨々苦しめられた上、WEW王者となった矢野はあと一歩まで中邑を追い込んでいき、トドメに鬼殺しを決めていった。しかし、中邑はマットに叩き付けられた直後にスタンド式腕ひしぎ逆十字固めを決めて辛くも勝利した。
 一方のAブロックは、現IWGPヘビー級王者の永田が負けたら予選敗退という崖っぷちの状態で、強敵バーナードと激突。バーナードのパワーに惨々苦しめられた上、アームブリーカーからの腕固めというキラー永田フルコースを決めたものの、白目を剥く前にロープに逃げられてしまう。しかし、バーナードのパワーボムを辛くも逃れた永田は、奥の手であるナガタロック4を決めて何とかギブアップを奪ってみせた。この結果、予選敗退が決まったバーナードだが、試合後に拳をぶつけ合って準決勝進出を決めた永田に檄を飛ばした。
 そして“元祖・夏男”蝶野とG1でも代わらぬヒール道を突き進んでいる真壁が激突。蝶野が入場してくるところを急襲した真壁は、そのまま蝶野を連れてマス席を徘徊。さらにタイツに隠し持っていた凶器で蝶野を痛めつけ、思わず田山レフェリーもブチ切れるほど。
 これに怒った蝶野は真壁からイスを取り上げるが、田山レフェリーは必死に制止。だが、蝶野はレフェリーを突き飛ばして真壁にイス攻撃。さらにシャイニングケンカキックからフォールするが、レフェリーはノビたまま。その間に腕にチェーンを巻いた真壁が、蝶野にチェーンラリアットを叩き込み、コーナーからキングコングニー。蘇生していたレフェリーがそのまま3カウントを叩いて真壁が勝利!
 この結果、直接対決で永田に勝っている真壁がAブロック1位となり、12日の準決勝でBブロック2位の棚橋と対戦。Bブロック1位の中邑は、Aブロック2位の永田と対戦することが決まった。

 ちょっとした事件が起こったのは、真壁vs蝶野の試合後。真壁に敗れた蝶野が突然マイクを持ち、「オイ、お前ら今の新日本の試合を見てて面白いのか? オイ、この指に止まる奴が5人いる。長州、ライガー、マシン、アンド越中! カモン!」と叫ぶと、長州、マシン、ライガー、越中が次々にリングに上がり、蝶野と握手を交わしていく。
 すると蝶野は新日本の歴史はこの5人が刻んできたと語り、今後はこの5人が新日本マットのど真ん中で大黒柱を立てることを宣言。最後に「ここは俺ら5人の独壇場だ!」と叫んだ。つまりこの5選手は、ベテランらしく脇に回って若い選手をサポートするのではなく、堂々と新日本マットの中心でやっていくことを宣言したわけだ。ナウリーダーというかレジェンド軍団を結成した5選手が、GBHや本隊とどういう試合を見せてくれて、新日本マットに何を起こしてくれるのだろうか?

 また、朝青龍問題で揺れる両国に凱旋した、第64代横綱の曙はこの日“新・夏男”の天山と対戦。天山のセコンドについた本間がちょいちょいと介入してくる中、天山の攻撃を真正面から受け止めてもビクともしなかった曙は、本間もリングに入れて吹っ飛ばし、ボディプレスでKOすると、天山に雪崩式ジャパニーズ・ドロップを決めて完全勝利! 試合後はご機嫌にボノダンスも披露し、観客から大歓声を浴びた。
 残念ながらG1は予選敗退となったが、試合後に「プロレスが楽しい」と語った曙は、ここにきてようやく本領を発揮してきたような感じ。このままプロレスの世界で邁進してほしいところ。ただ、曙をブラック軍に誘った蝶野がレジェンド軍を結成したため、今後曙がどういうポジションでプロレスに取り組んでいくかも注目される。

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