プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2007年08月20日

三冠戦の前哨戦で健介の右腕を破壊した王者・鈴木が、専門誌を痛烈批判!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

070819_AllJapan-1.jpg 19日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『SUMMER IMPACT 2007』開幕戦。8・26両国国技館でのビッグマッチを控え、前哨戦となる試合が多かった今大会。全試合の詳細や試合後のコメントは、バトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 両国大会で三冠王座を賭けて激突する鈴木と健介。20年に渡るライバルストーリーがある両者だけに、前哨戦からかなり激しくやり合った。力ではさすがに健介に分があり、真っ向から張り合ったり、チョップ合戦を展開すると、やや健介が優勢。
 しかし、鈴木に弟子入りした土方も鈴木に檄を飛ばされながら健闘し、AKIRAからあと一歩3カウントというところまで追い込んだ。最後は結局雪崩式垂直落下式ブレーンバスターを決めた土方を、AKIRAがベテランらしく絶妙な丸め込みで切り返して3カウント!
 だが、そのAKIRAと土方が一進一退の攻防を展開している間、鈴木はロープ際で健介に延々腕ひしぎ逆十字固めを決めていた。試合が終わってもなかなか離さなかった鈴木は、観客に「折ってやった」とアピールすると三冠のベルトを手に高笑いして退場。苦痛の表情を浮かべる健介は、そのまま医務室に直行し、大会終了後は右腕を吊った状態で会場を後にした。

 試合後、健介の右腕を破壊したことでご機嫌な様子だった鈴木だが、突如某専門誌の名前を出すと「お前ら、俺の試合に点数つけてるよな? 金払ってもいねぇのに人の試合に点数つけんな! 俺の試合に点数つけていいのは、金払って見に来ている客だけなんだよ! アイツらは試合が面白ければ金払ってくれるし、つまらなかったら1円も出さねぇ。テメーらは金払ってもいねぇのに点数つけてんじゃねぇ! 点数つけたかったら金払って来い! 取材拒否はしねぇから、文句があるなら編集長でも何でも俺に言ってこい!」と言い放った。
 現在、週刊のプロレス専門誌は1誌しかない。それを考えると、その専門誌を公に批判するというのは、なかなか勇気のいること。「取材拒否はしない」というのは「本当は取材拒否にしたいくらいだが、業界全体のことを考えると、これ以上“負”になるようなことはしたくない」ということか? それとも「話し合おう」という前向きな考えの表れか?
 だが、鈴木の言い分は決して理不尽というわけではなく、体を張って試合をしているレスラー側からの意見としては納得できる部分もある。だからこそ「1誌しかないからといって、何をやってもいいわけでも、何をやっても許されるわけではないんだぞ!」というのを、ここらで言っておかなければという思いが鈴木の中にあったように思える。
 しかし、専門誌側としても残った最後の1誌として、プロレス界を盛り上げなくてはという思いは強いはずだし、「何とか面白い誌面を」という思いから生まれたのが「試合の採点」という企画のはず。それだけに今後の専門誌側がどういう対応をするのかも注目したいところ。そういう熱いやり取りによって、結果的に専門誌もリング上も、なによりプロレス界全体が活性化するのが一番である。

070819_AllJapan-2.jpg メインでは小島のヒールターンで勢いがさらに増しているブードゥー・マーダーズを成敗するため、武藤がドーリングと川田という強力な助っ人を従えて激突。
 話題の『白い恋人』の袋を手に入場してきたTARUは、川田に対して「そっちはデンジャラスKがいるらしいが、なんならソッチもうちのクラッシャーK(=小島)が潰したろうか?」と挑発していく。すると川田が奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。助っ人のドーリングと川田はいい働きをするものの、VMは武藤のヒザをイスでこれでもかというほど痛めつける。
 それでも武藤はドラスクを連発していき、ついにはイスも手にするが、これは京平レフェリーが厳格に制止。しかしVMは数にモノを言わせてレフェリーの制止を振り切って暴行を重ねる。最後もドーリングを小島がラリアットで沈めると、試合が終わったにも関わらずTARUが「おい、デンジャラスK! お前もケアみたいに鼻の骨を折ったろうかい!」と言って川田を取り囲む。
 しかし、そこに私服姿のケアが乱入! 鼻にプロテクターを付けたケアだが、VMを次々に蹴散らすと小島にTKOを決める。さらにイスで制裁しようとするが、これを京平レフェリーが制止している隙に、VMが逆にイス攻撃! さらに小島がラリアットを叩き込み、ケアは再び鼻から出血! 両国での世界タッグ防衛戦に黄色信号が点った。

070819_AllJapan-3.jpg TNAのX-ディヴィジョン殺法で、今年のジュニアリーグ戦で優勝したセイビンが、両国大会で中嶋の世界ジュニア王座に満を持して挑戦するが、この日はタッグマッチで前哨戦を行った。
 中嶋が重い上にキレのある蹴りでガンガンいけば、セイビンも激しく打ち返す互角の展開。この日のタッグはパートナーがハヤシとアトラスということで、キャリアで勝るハヤシをパートナーにつけた中嶋が勝利。しかしセイビンはX-ディビジョンスタイルをまだまだ全開にしておらず、必殺のクレイドルショックも封印したまま。両国では恐らく全開にしてくると思われるだけに、中嶋もジュニアリーグで優勝できなかった借りをそう簡単には返せないだろう。
 また、両国大会ではチームの解散を賭けて対戦するメキシコ・アミーゴスとサムライ・ジャパン。サムライ・ジャパンのYAMADAが越中ばりのヒップアタックを連発すれば、TANAKAがメキシコ軍以上のルチャ殺法で翻弄。そして「1、2、3、YAMADA~」「1、2、3、TANAKA~」を言い合い絶好調。
 対するメキシコ軍は夏休みを終えてメキシコから来日したノサワと、夏バテにより欠場した荒谷に代わってエル・なんでもいいですよ・アラヤーダ・セグンドが合流したが、どうもサムライ・ジャパンの勢いに押され気味で、最後もノサワがアッサリとYAMADAにフォール負け。せっかく新しいTシャツを作ったメキシコ軍だが、両国ではまるでメキシコ人みたいなYAMADAとTANAKA率いるサムライ・ジャパンに敗れ、解散してしまうのか?

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif