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›2007年08月27日

健介が宿敵・鈴木を下し、新弟子時代から憧れていた三本のベルトを奪取! 

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

070626_AllJapan-1.jpg 26日、両国国技館で行われた全日本プロレス『2007 プロレスLOVE in 両国 vol.3』。全試合の詳細、試合後のコメントなどはバトル三昧でお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 メインで42分にも及ぶ激闘を制し、宿敵・鈴木みのるから三冠ヘビー級王座を奪取した健介。しかし健介は「鈴木に勝った」ということよりも、新弟子時代から憧れていた「PWFヘビー、インターヘビー、UNヘビーの3本のベルトを手に入れた」ということのほうが大きいようだった。
 「俺のプロレスラーとしての戦いの始まりがこのベルトや、このベルトを持っていた先輩への憧れだったので。何かうまく言えないけど、素直に嬉しいです。まだ冷静になれないです。このベルトが夢じゃなければという気持ちですね」と語った健介は、目の前に並べられた3本のベルトを試合後のインタビュー中何度も何度も眺めていた。
 ジャパンプロレス唯一の新弟子として、長州らと共に全日本プロレスに参戦していた健介。そのジャパン時代からの友であり、ライバルである馳浩PWF会長から、試合後に一本ずつベルトを手渡された。全日本→新日本→フリーという長い道のりを辿った末、いま憧れのベルトを3本いっぺんに手にれた健介は、乾杯をしたあとに勝彦にPWFヘビーのベルトを腰に巻いてもらい、インターとUNのベルトを両肩にかけると、「うわぁ、やっぱりコレいいなぁ」と言って満面の笑みを浮かべた。

070626_AllJapan-2.jpg 序盤こそ小橋建太ばりに健介が執拗なヘッドロックで攻め込んでいたが、ピンチと思ったのか鈴木は突如前哨戦で破壊しておいた健介の右腕を蹴り上げる。そこからは永田ばりの腕固めやストンピング、さらに腕ひしぎ逆十字固めからのvs健介戦用の秘密兵器・キングフィンガーロックと、徹底的な右腕殺し。キングフィンガーロックがガッチリ決まると、思わず勝彦や渕がエプロンまで駆け上がってきて、Tシャツをタオル代わりに投入しようとする。
 しかし、健介は悶絶しながらも、これを断固拒否。さらに鈴木は亡きカール・ゴッチさんに捧げるように天を指さしてからゴッチ式パイルドライバー(一度目は失敗したが、二度目は完璧に決まった)。それでも健介は踏ん張り、ことごとくかわされて腕攻めを食らいながらも、あくまでもラリアットにこだわり続けた。何度ラリアットを叩き込んでも倒れない鈴木に対し、試合時間40分を超してもラリアットを叩き込み続けた健介がついに3カウント!
 この日は“ビッグマッチ用”の白装束ではなく、いつも通りのスタイルで健介と戦った鈴木だが、最後は両肩を担がれて退場するほどのダメージを負った。全日本マットを制圧した鈴木だが、全日本にとっては最強の助っ人であり、自身にとっては宿敵でもある健介についにストップをかけられた。

070626_AllJapan-3.jpg その健介のセコンドにもついていた勝彦は、今年のジュニアリーグ戦で優勝したセイビンの挑戦を受けて世界ジュニア王座防衛戦に挑んだ。
 セイビンのXディビジョン殺法に散々苦しめられた勝彦。雪崩式クレイドルショックを食らい、もうダメかと思われた直後、正調クレイドルショックまで食らってしまい絶体絶命。それでもカウント2で返してソバットからの必殺ジャーマンを決めてみせたが、セイビンもカウント2で返す。追い込まれた勝彦だが、ここで秘密兵器デスロール(=後頭部へのR15)をズバリと決めて3カウント。この日、全日本のシングルタイトルが健介ファミリーにすべて集まってしまった。

070626_AllJapan-4.jpg プエルトリコ遠征で「パイレーツ」という謎のメッセージを残したムタは、この日『パイレーツ・オブ・カリビアン』を彷彿させるような骸骨海賊仮面姿で入場。一方諏訪魔もあのスコット・スタイナーをブードゥー・マーダーズにスカウトしてタッグを結成。
 久しぶりい日本のマットを踏んだスコットは、その自慢の力こぶを何度もアピール。さらに雪崩式ながら本家フランケンシュタイナーも披露した。スコットの圧倒的なパワーに押され気味だったムタ&TAJIRIだが、スコット&諏訪魔がダブルインパクトを狙った瞬間、TAJIRIがグリーンミストを噴射。すかさずムタがスコットに閃光魔術を決め、さらに視界を奪われた諏訪魔にムタが月面水爆を決めて3カウントを奪った。

 VMによって両アゴ骨折という重傷を負ったケア。後楽園大会でも川田救出に入ってきた際、小島のラリアットを食らって鼻から大出血してしまった。無理を押して出場してきたケアを、川田も何とかフォローしようとマイクアピール中のTARUを急襲。さらにフロントキックからのストレッチプラムを決めてVMをガンガン追い込んでいく。
 しかし、ケアの顔面プロテクターを外した小島とTARUは容赦ない顔面攻撃。さらにはケアのアゴを叩き割ったイス攻撃まで繰り出し、場内からは大ブーイング。それでも川田が必死にカットに入り、ケアも何とか小島に借りを返そうとTKOや波乗りスープレックスを繰り出していく。
 しかしTARUが川田を場外に連れ出している間に、小島がケアの顔面にラリアットを叩き込んで3カウント。VMに世界タッグのベルトが渡ってしまった。試合後、TARUが「おい、川田、ケア。どないだ、俺たちに負ける気持ちは? それから、ここに来てる……」と言ったところで、川田がまたしても襲撃。リング下に非難したTARUが「それでこそ川田利明やな。まぁ、ブードゥーに喧嘩売ったって……」と続けたところで、川田がしつこく襲撃。仕方なくTARUは「まぁ誰でもええわ。ベルト獲りに来いや。ま、そういうこっちゃ!」と吐き捨てて早々に引き上げていった。

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