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›2007年09月03日

大成功だった蝶野王国だが、プロデューサー蝶野は「60~55点」と自己採点

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

Chono-Kingdam.jpg 2日、千葉・幕張メッセ国際展示場 11ホールで開催された、蝶野正洋プロデュース『蝶野王国2007in幕張』。2日目は蝶野が所属する新日本プロレスの興行が行われる。その前には今年レスラー生活15周年を迎えた永田と中西をゲストに招き、レモンさんこと山本シュウが司会を務め、AIDS啓発をテーマにしたトークショーも行われた。アメリカの団体では当たり前となっているAIDSに関する講義も、日本では今回がはじめてだという。何と蝶野自ら山本シュウに電話を入れ、「AIDSの講義を行ってほしい」と依頼したとのこと。終始講義の“生徒”になっていた永田と中西は、控え室のほうを向いて他の選手に向かっても「ちゃんと聞いておけよ!」とアドバイス。
 そのほかにもこの日復帰戦を行う棚橋が、ちびっ子にプロレス教室を行うなど、なかなか珍しいイベントが次々に行われたのち、蝶野王国のトリを務める新日本プロレスの興行が開始。試合の詳細はバトル三昧でお伝えしているのd、ぜひご覧ください。

 先日ヘビー級となって凱旋帰国した後藤洋央紀。その凱旋試合で後藤に食ってかかっていった山本と、この日シングルで対戦。入場してくるなり奇襲攻撃を仕掛けていった山本だが、今の自信満々の後藤はそれぐらいではまったく引かない。
 山本も何とか食らいつき、蹴りを叩き込んでいくが、サイドに抱え上げた後藤はストマックバスターで山本を悶絶させ、後ろから前からラリアットを叩き込み、トドメの昇天で完全勝利。試合後、後藤は「ちょっとムカッとした部分はあったが、本気にさせてほしかった」と、山本への物足りなさを口にした。確かにいまの後藤はもっと上の選手との対戦が見てみたい!

 長州&越中&マシンのレジェンド軍(仮称)は、天山&石井&本間のGBHと対戦。レジェンド軍入りしてブラックから再びスーパー・ストロング・マシンに戻ったマシンは、懐かしのマシン軍団時代を彷彿させる赤いマシンマスクで登場。
 長州は2回もサソリ固めを繰り出し、越中とマシンも天山を挑発しながらイキイキと試合をする中、GBHの石井も越中に対してヒップバットを打っていったり、長州に対してサソリ固めを仕掛けるなど、なかなか大胆な試合ぶり。最後もマシンのラリアット、越中のヒップアタックを倒れずに受け止めてみせたのだが、長州のリキラリアット→マシンの魔神風車固めで健闘空しく敗れてしまった。

 バーナード&トムコの持つIWGPタッグ挑戦を控えている永田&中西を相手に復帰戦を行った棚橋。棚橋としては10月の両国大会で永田のIWGP王座に挑戦が決まっているだけに、欠場したことでG1優勝の勢いを止めたくないところ。
 復帰戦ということで、やはり棚橋の動きはイマイチ。永田は容赦なく攻撃を仕掛けていくが、棚橋はドラスクの連発からエプロンでの断崖ドラスクなどで、どうにか永田に右膝を攻撃。棚橋のパートナーの飯塚も絶妙なアシストを見せ、スリーパーで追い込んでいったが、最後は永田が新技の東金クラッチで丸め込んで勝利。
 永田は試合後、棚橋に向かって「10月のタイトルマッチで万全の状態で挑戦してこい!」と檄を飛ばすと、来週に控えている地元・東金大会で中西と共にタッグを組むZERO1・MAXの大谷の名前を出して「大谷、待ってるぞー!」と叫んだ。

 メインは今年3月の蝶野プロモート興行でもタッグを組んだ曙と再びコンビを組み、この日夜にアパッチ新木場大会にも出場するGBHの真壁&矢野と対戦。蝶野王国を自らキチンと締めたい蝶野だが、共にWEWヘビー級王座を獲得した真壁と矢野は勢いに乗っているだけにやりたい放題。コーナーのマットを外し、チェーンやイス、ヒモによる首絞め、セコンドの介入など反則攻撃のオンパレード。
 蝶野が反則攻撃にずいぶん追い込まれると、曙が勢いよく入ってきて次々に吹っ飛ばしていく。最後も蝶野が真壁の攻撃をかわしてケンカキックを叩き込んでいる間に、曙が矢野を吹っ飛ばし、返す刀で真壁にボノボンバーを決める。その直後に蝶野が真壁にシャイニングケンカキックを決めて勝利。
 だが、怒りの収まらない蝶野が試合後も真壁をイスで殴りつけると、天山や石井、本間らもリングに上がってきて蝶野を袋叩きにする。そこへイスを持った長州、越中、マシンのレジェンド軍が蝶野救出のため登場! イスを持った長州はかなり恐いだけに、さすがのGBHも早々に退散。最後は蝶野が「戻ってこい! 5vs5でやってやるよ! お前ら、俺のリングで何ができるんだ、オラ!」と叫び、観客が大盛り上がりになったところで蝶野王国終了。

 試合後、「俺らはプロレスを見せたいんだ! それなのに、アイツらふざけやがって!」とGBHに怒りを爆発させた蝶野だったが、しばらく経って落ち着いてから、プロデューサーとして「自分たちでもどれが合格点かは分からないけど、多くの人が見に来られる環境作りを自分たちはやっていきたい。(自己採点は)70点と言いたいところだけど、60点か55点くらいじゃないですか。(点数の足らない部分は)出店とかのブース関係に苦労した。でも、やっぱり今までにないことをやりたかったんで。今後はその辺が課題。全部を見たわけではないが、無我の選手たちも元気で頑張っていたし、対抗戦とかもその先に見えてくるだろう。みんなの協力がないとできないと実感した。選手としても、団体としても勉強していけない」と、初のプロデュース興行『蝶野王国』を振り返った。
 なお、第2弾大会は「早ければ年末か年明けにやりたい」と願望を語った。

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