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›2007年09月11日

HERO'Sヘビー級のエースとしてハリトーノフが参戦! 秋山復帰問題も進展!?

Posted by TEAM-angle at 15:06 / Category: 【格】HERO'S(ROMANEX) / 0 TrackBack

070911_HEROS-1.jpg 11日、都内ホテルで『HERO'S 2007 ミドル級世界最強王者決定トーナメント決勝戦』(17日、横浜アリーナ)に関する記者会見が行われた。追加発表された対戦カードや会見の模様は、バトル三昧で詳しくお伝えしているので、そちらをご覧ください。
 来年から本格的に始動する予定というHERO'Sのヘビー級戦線。前田スーパーバイザーは「日本のHERO'Sは年4大会でいっぱいいっぱいなので、世界戦略としてK-1、HERO'S、リングス関係なく、日本の格闘技団体のどこかがアメリカのPPVを引き寄せてこないとどうしようもない。それに協力するためにもヘビー級の優秀な人材を集めて、ヘビー級やスーパーヘビー級の大きなトーナメントをアメリカでやりたい」と語り、まずその第1弾として自身のリングス・ネットワークの中からロシアのセルゲイ・ハリトーノフを招聘した。
 ハリトーノフは言わずと知れた元PRIDEトップファイターの一人だが、現在はリングス・ロシア内にあのヴォルク・ハンが新たに作ったチーム“CLUB VOLK HAN”に所属。PRIDEとの契約も終了し、何と立ち技・K-1への挑戦も視野に入れて、HERO'S参戦を決めたという。当日、イリューヒン・ミーシャと共にセコンドにつくというハンからは「ミスターマエダの要請を受け、うちのチームからまずはハリトーノフを送り込みます。いずれはHERO'Sをロシア勢が支配します」というビデオメッセージが送られてきた。

070911_HEROS-2.jpg PRIDE後期はケガのため思うような試合ができなかったハリトーノフだが、ケガも完治して柔道やサンボの世界王者クラスがゴロゴロいるハンのチームでかなり充実した練習ができているという。さらに一時は軍人を辞めようかとも考えたそうだが、最終的には“現役ロシア軍人”のままファイターを続け、その上でK-1にも挑戦するというのだから貪欲だ。
 オランダのゴールデン・グローリーに立ち技のトレーニングを積みに行っているというハリトーノフだが(そのため一部で「ハリトーノフ、ゴールデン・グローリーに移籍」という報道があったようだ)、谷川FEG代表は「グラウンドだったけど、あのシュルトをボコボコにしたパンチ力が、K-1でどこまで通じるのか楽しみ。来年の春くらいにデビューさせたいし、大事に育てていきたい」とK-1戦線でも強力な起爆剤になることを期待。前田SVもK-1でも十分通用するはずと太鼓判を押した。
 また、谷川代表は「HERO'Sのヘビー級はボブ・サップでやろうと思っていたけど、去年あたりにやっとそれがダメだということに気付きました(苦笑)。本格派のハリトーノフが入ってきたので、これから選手を集めて来年には階級をキッチリ考えたい。ヘビー級はやりたいですね」と難航していたヘビー級戦線を、大幅に方向転換して本格的に行うことを宣言。
 その上で「UFCでミルコやダンヘンが負けていくのは、日本のファンにとってはよくないこと。(HERO'Sのヘビー級で)核になる選手を考えると、ヒョードルとかミルコは(契約金が)高すぎるのと同時に、もう次の世代だと思う。その点でハリトーノフが一番いい。これからハリトーノフのライバルを作らなきゃいけないが、ロシアでもブラジルでも入れ替わりが激しいのですぐに出てくると思う。僕はソクジュとか、UFCに行った中ではショーグンとかのほうが興味がありますね」と語った。

070911_HEROS-3.jpg また、現在無期限出場停止処分中の秋山成勲が、先週谷川代表宛に謝罪と試合がしたいという心境を綴った手紙を送っていたことが明らかになたが、秋山は同じような内容の手紙をTBS、スポンサー、HERO'S審判団にも送っていたという。
 いわゆる“ヌルヌル問題”に関しては、見抜けなかったという落ち度があったHERO'S審判団だが、その後ルールやチェック体勢の改善んどが行われている。そこで磯野ルールディレクターをはじめとする審判団は手紙を受け取ったことをキッカケにして、今月10日の夜に秋山と直接会って話し合いの場をもったという。
 だが、HERO'S審判団はプロモーターからの依頼により、外部の人間が集まってできている組織。それだけに、秋山には「謝罪の言葉を受け取ったところで、復帰に向けた後押しなどができるわけでもなく、その逆に復帰を拒否することもない」と伝えたそうだ。また、審判団として当時下せる処分は“ノーコンテストにする”というものだけであり、そもそもサスペンドという概念がなかった(現在は改正されている)。つまり“無期限出場停止”という処分を加えたのはプロモーターサイドであるため、秋山が復帰するかどうかはあくまでもプロモーターの判断となる。
 ただ、磯野ルールディレクターは「審判団としては仮に秋山選手が復帰してきても、受け入れる体勢はできています」と語り、少なくとも審判団的には秋山復帰に問題がないことを主張。谷川代表も「個人的には9月の大会に出したかったが、いまは最終調整しています」と語っており、もはや秋山の復帰の時間の問題か?

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