プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2007年09月13日

笑いより闘いを見せたカスイチ7。鈴木組vs関本組、健介組vs高山組が実現!

Posted by TEAM-angle at 23:33 / Category: 【プ】ElDorado(dragondoor)・カスイチ / 0 TrackBack

070913_Kasuichi7-1.jpg 13日、でソウル・コネクションによる『月刊カス野郎プロレス・カスイチVOL.7(カスイチセブン)』が行われた。全試合の詳細はバトル三昧でご覧ください。
 オープニングで前回のカスイチシックスを振り返った“プロレスの神様”カス男さんは、ディーノと鈴木みのるの禁断の絡みなどを見て「色モンやんか! メインがあれではなぁ。だから今回はプロレスの闘いを見せてもらう! プロレスといえばタッグマッチやろ。だからカスイチでしか見られないタッグマッチを見せてもらう!」と言って、夢のタッグマッチを行うことに。予め出場が発表されていた健介、勝彦、近藤、YASSHI、菅原、鈴木をリング上に呼び出し、対戦相手とパートナーを決める抽選会を行う。
 鈴木は抽選会をボイコットしたため、代わりに藤永代表が抽選に参加。その結果、勝彦のパートナーは澤に決まり、パートナーが谷嵜に決まった近藤組と対戦。さらに大日本の関本という強力なパートナーを獲得したYASSHIと、大鷲と異色タッグを組むことになった鈴木が対戦することに。メインではパートナー「X」を引いた菅原と、東郷とタッグを組む健介が対戦することに。
 そして、メインの入場時に発覚した菅原のパートナーXは、何と高山善廣! 長期欠場することになった試合で対戦し、復帰戦ではタッグを組んだ健介と久しぶりに対戦することになった高山。健介は高山と対峙して気合い満点の逆水平チョップを叩き込む。すると高山も「効かねぇよ!」と叫びながらエルボーを返していく。この突然実現した“武道館級のカード”対決を目の当たりにした、新宿FACEの観客は一気に沸き上がった!

 健介と高山は小細工なしに真っ向からぶつかり合った。とくに高山は、タックルにきた健介にボディアタックを見舞ったり、コーナーに振ってのジャンピングニーからのダブルアームを決め、直後に健介からトルネードボムで叩き付けられても立ち上がるなど、かなり動きもよかった。
 この健介と高山の攻防以外では、高山のパートナーである菅原が捕まってしまうシーンが目立った。健介のパワー、東郷のテクニックに苦しめられた菅原を再三高山も救出したのだが、東郷は果敢にも高山に対してシルバーブレッドからペディグリーの体勢に。これは逃げられたが、東郷は必殺のダイビング・セントーンを決めることに成功。
 そして高山を蹴散らした健介に対し、菅原が突進していくが、ラリアットを受け止めてみせた健介が逆にラリアットで菅原を吹っ飛ばしてフォール勝ち。武道館クラスのカードが見られた観客は、かあり満足した様子だった。

070913_Kasuichi7-2.jpg また、最近は新日本プロレスの中西との対決が話題になった関本が、前三冠ヘビー級王者の鈴木と対戦するという興味深いカードも実現。ところが試合前、関本のパートナーのYASSHIが鈴木に向かって「俺な、8月に総合格闘技の試合に出たんだけど、ダテにそういう試合に出たり、いまでも練習しているわけやないねん! ファーストコンタクトで鈴木、お前が出てこいよ! この前、健介に負けたみたいやし、俺でも勝てるかもな!」と大胆な挑発をしていく。
 だが、鈴木はYASSHIを完全に無視して関本とやり合い、関本の逆水平チョップを胸を張って受け止めてみせる。これに怒り爆発のYASHIは再三鈴木を挑発。それでも無視を続けた鈴木だが、ついに堪忍袋の緒が切れてYASSHIをボッコボコにすると、ご自慢のドレッドヘアを鉄柱に巻き付けて動けなくしてしまう。
 怒りの矛先はパートナーの大鷲にも向けられ、タッチする際に「行けよ、チャンコ番!」と吐き捨てる。だが、大鷲も「チャンコ番じゃなくて、チャンコ屋だ!」と言い返し、さらに鈴木に合体技を指示。「どうするんだよ?」と戸惑う鈴木に対し、「来い、みのるちゃん!」と叫んだ大鷲はうまく鈴木をリードして合体ブレーンバスターを決めてみせた。
 ボッコボコにされたYASSHIも何とか食らいついていき、コーナーに登った大鷲を追いかけると、関本を呼び込んで大鷲に雪崩式ブレーンバスターを決めたYASSHIごと、関本がジャーマンで投げるという荒技を見せた。しかし、その直後関本が場外に出た大鷲にトペを浴びせるのと、入れ替わるように鈴木がリングインしてYASSHIに腕ひしぎ逆十字固めを決めて勝利。
 敗れたYASSHIは「今日は神さんが何となく組んだタッグマッチだったけど、俺は俺なりにテーマもってやったんや。いつも負けてるけど、今日の負けは何か違うんや。“brother”YASSHIってこんなキャラやけど、強さを目指したらアカンのかな? 神さん、俺強くなったらアカンのかな?」とカス男さんに問いかけていく。するとカス男さんはYASSHIに修行の場を与えることを約束し、「ほかのレスラーを見返すようにひと回りもふた回りも強くなって帰ってこいや」とエールを送った。

070913_Kasuichi7-3.jpg 休憩時間後には、今年3月のSUWA自主興行で国内引退試合を行い、その後メキシコで引退試合を行ったSUWA改め、諏訪高広さんのスペシャルトークショーが行われた。
 スーツにメガネ姿で現れ、まるで海外での日本人観光客のように笑顔でカメラをパシャパシャさせながら現れた諏訪さん。「いろいろ就職活動をしたんですけど、俺はやるべきじゃないな」と言ってメガネを取った諏訪さんは、10月1日から念願だった世界一周の旅に出ることを発表した。
 バックパッカーのように世界を周るという諏訪さんは、「自分が襲われるようなところにも行くつもり」と語った。さらには「これからは今までの償いというか、いいことをしたいですね」とも語り、旅の様子は随時公式ブログ『SUWA'S WORLD』で報告していくとのことなので、ファンの方は要チェックだろう。
 司会を務めた藤永氏から「カスイチのファイナルには帰ってきてくださいよ」と言われた諏訪さんだが、「2月でしょ? まだ行ったばかりだしなぁ。でも面白くなかったらすぐ帰ってくるかもしれないし、カスイチも最後くらい見たいんですけどねぇ」と、微妙な答えを返した。だが、諏訪さん曰く旅に出ることや、ブログで報告していくことを、こうやってファンに伝えたのは飽き性な自分を敢えて追い込むためだそうだ。

070913_Kasuichi7-4.jpg また、カスイチのエースと言ってもいいTARUだが、この日の大会はオープニングでカス男さんから「お前はカスイチではベビーフェイスやるっている約束なのに全然守らへん! ここでしか見られないことをやらないと意味がないんやから、今日はお前の試合は組まんから、代わりに売店に立って、ファンと握手や記念撮影をしろ!」というペナルティが与えられる。
 当然TARUは「ヒールがそんなことできるか!」と突っぱねたが、カス男さんは「そんなことしたら、アノ日の夜のことをお客さんに言うぞ! 言っていいのか? お前の弱味を俺は握ってんねん。売店やらんのなら、お前のブログのコメント欄に書き込むぞ!」とTARUを脅迫。
 カス男さんのただらなぬ雰囲気に、TARUは仕方なく売店で売り子をやることを承諾。ご自慢のTARU水を1人3本ずつ強引に売りつけ……いや、見事なセールストークでみるみるうちに売っていき、購入したお客さんには笑顔でサインや記念撮影に応じるという、全日本マットでは到底見られない光景が見られた。
 だが、エンディングでついに不満を爆発させ、スクリーンに“静止画”で乱入したTARUは、スクリーンからカス男さんを追い出すと、「次は俺がプロデュースしたろうかい。全世界のマーダーを連れてきてケンカさせたろかい。次回のカスイチエイトではお前らがビックリするような奴らを連れて来たるからよ! まぁ、そういうこっちゃ!」と不気味な予告をして、スクリーンから消えていった。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif