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›2007年09月14日

サイダルはWWEへ。NEW HAZARDの助っ人は飯伏! スト市には試練の連続

Posted by TEAM-angle at 23:10 / Category: 【プ】DRAGON GATE・武勇伝 / 0 TrackBack

 14日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『STORM GATE』。今月22日に“東のビッグマッチ”大田区体育館大会を控えているだけに、大きな動きのあったこの大会の全試合の詳細は、バトル三昧でお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
 ドラゲーの常連外国人だったマット・サイダルがこの日を最後にドラゲーマットを離れ、WWEに入団することになった。メインはサイダルの壮行試合として行われ、同じTyphoonのCIMA、横須賀、キッドとタッグを組み、マッスル・アウトローズの土井、吉野、岸和田、ドクターと対戦。大田区大会でCIMAのドリームゲートに挑戦する土井は、終始CIMAを挑発。CIMAも土井がサイダルに大暴走で突進したところへ、横から土井にぶつかっていき、サイダルとの連携技で攻撃。しかし土井も吉野との連携で真っ向勝負。
 キッドが連携を忘れて1人で暴走したり、コーナーからコケたりと、珍しく失敗の連続だったが、終盤でドクターを捕まえたTyphoonは、横須賀のジャンボの勝ち!で吹っ飛ばし、CIMAがシュバインで叩き付けたところへ、サイダルがトドメのシューティング・サイダル・プレスを決めて勝利。自ら勝利で壮行試合を締めくくった。

 試合後、土井がサイダルに対して「お前がWWEに行こうが、どこに行こうが、俺や吉野はどこまでも追いかけるからな。今日が最後ちゃうからな! また試合しようぜ!」と、粋なマイクアピールをすると、CIMAは「セカンドの男にしては、なかなかいいマイクができるようになったじゃないか。お前がファーストに昇格しようが、このドラゴンゲートの4番でピッチャーは俺だ! 俺を超えられるものなら、超えてみぃ!」と言い放った。
 その後、Typhoonのメンバーが片言の英語でサイダルにメッセージを送り、度重なるミスをみんなから慰められながらキッドがサイダルと熱い抱擁を交わし、最後にCIMAが「アイ、ラブ、ユー」と言うと、花束を持った岡村社長ほかNEW HAZARD、戸澤塾、無所属の選手たちがサイダルを送り出すためにリングの周りに集結。
 するとサイダルはWWEに行く自分の代わりに360°シューティングスター・プレスをやってのけるPACを、Typhoonの新メンバーに推薦。メンバーたちもこれを承諾すると、サイダルは満面の笑みでファンに「アイシテル、タイフーン! アイシテル、ジャパーン! アリガトウ!」とメッセージを送り、何とも名残惜しそうに各選手やファンと握手をしていた。とにかくハードだし、入れ替わりも激しいWWEだが、サイダルにはドラゲーファンを沸かせた華麗な飛び技で、WWEファンも沸かせてほしいところだ。

070914_Ibushi.jpg パートナーが「X」とされていた鷹木が1人で入場してくると、望月が「お約束だが、Xはどうしたぁー」と言い放つ。すると、ハルクのテーマ曲が流れて、客席にハルクとYAMATOが登場。しかし、2人とも私服姿。まだケガが完治していないという2人は来月の後楽園大会で復帰すると語り、その代わりに強力な助っ人「X」を呼び込む。
 そこに現れたのは、DDTの飯伏幸太! インディペンデントワールド・ジュニアのベルトを手に入場してきた飯伏は、昨年大晦日の『インディーサミット』ではタッグを組んだ望月、そして曲者のフジイと対戦。望月の蹴りとフジイのパワーには、飯伏の蹴り+飛び技と鷹木のパワー+勢いで対抗。
 しかし大田区大会でNEW HAZARDの挑戦を受けるトライアングルゲート王者の望月組は、鷹木のラストファルコニーと飯伏のフェニックス・スプラッシュを食らってもカウント2でクリア。だが、この日サイバーがK-ness.に敗れているだけに後がないNEW HAZARDは飯伏のハイキックと鷹木のパンピングボンバーのサンドイッチ攻撃を見舞うと、最後は鷹木がラスト・ファルコンニーを決めて勝利。
 悔しさを露わにする無所属ベテラン組に対し、助っ人の飯伏、セコンドについたサイバー、ハルク、YAMATOの前に立った鷹木は「NEW HAZARDはビッグカムバックするからな! 新世代の俺たちがドラゴンゲート、プロレス界を面白くしてやるからな!」と高らかに叫んだ。NEW HAZARDhドラゲーでデビューした“闘龍門を知らない世代”の集まり。そこに“ゴールデンスター”と呼ばれ、現在インディペンデントワールド・ジュニア王者の飯伏が加わったことで、ドラゲーだけでなくまさにプロレス界の次世代のエース候補がズラリと並んだ印象。
 老舗・新日本プロレスではベテラン選手が徒党を組み、レジェンド軍として快進撃を続けているが、その反対に次世代の選手たちが手を組むというのは、いかにもドラゲーらしい。今後、このNEW HAZARDがほかの団体にも影響を及ぼすことがあるのか注目したい。

 また、大田区大会では菊タローの挑戦を受けることが決まっている、お笑いゲート王者の“ハリウッド”ストーカー市川は、この日しゃちほこマシーンの挑戦を受けた。試合の勝敗関係なく、面白いほうが勝ちというルールのお笑いゲート。
 八木レフェリーにもしゃちほこマスクを被せ、観客の笑いでも優位に立つしゃちほこ。一方のスト市は得意の735が何度やっても決まらない。するとしゃちほこがその原因を「離婚したからだー!」とズバリ斬り捨て、そこからパワーボムの体勢に。スト市は「俺の735(奈美子)は永遠だぁー!」と叫んでウラカンで切り替えそうとしたが、あえなく失敗して頭から落下。そのまま押さえ込まれて負けてしまい、さらにどちらが面白いかを観客に問われても惨敗!
 だが、スト市は“泣きの10回券”という魔法の券を持っており、この券を行使してこの日も見事王座防衛に成功。そして改めてファンにネタでも何でもなく、離婚をしたことを報告していると、何と大田区大会を前にして菊タローが乱入!
 スタナーでスト市をKOした菊タローは写メで菊タローを撮影すると、スト市の虎の子である“泣きの10回券”が残り5枚あったのにも関わらずその場で破り捨ててしまった。なお、この券は再発行されないという。離婚に加え、大田区大会では王座転落が確定したといってもいいスト市。さらに菊タローは王座奪取した際には、岡村社長にレギュラー参戦を直談判するという。その“お笑い枠”という座まで菊タローに奪われてしまいそうなスト市の明日はどっちだ!

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