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›2007年10月04日

トーナメント撤退を口にした魔裟斗に対し、谷川EPは「来年も必ず出します!」

Posted by TEAM-angle at 13:58 / Category: 【格】K-1 MAX / 1 TrackBack

071004_K1MAX-1.jpg 4日、都内のホテルで『K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント決勝戦~』の一夜明け会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 準々決勝でブアカーオに勝利した魔裟斗だが、この試合で負傷したにも関わらず、その後準決勝・決勝にも無理を押して出場。その代償はかなり大きく、試合後にはトーナメントからの撤退も口にしたほど。そのことを記者から伝え聞いた谷川EPは「出しますよ! 来年も必ず出します! あれだけ厳しい試合をしたのだから、試合後にもう出ないという気持ちは分かる。選手はみんなワンマッチでやりたいと思っているでしょう。ヘビー級は一発のパンチとかがあるので、運・不運がすごくある。確かにシュルトは強いが、場合によっては王者が変わりやすい。それと比べるとミドル級は実力ですよね。魔裟斗、サワー、ブアカーオ、クラウスの4人はやっぱり強いですよ。前日会見で『8人全員に優勝のチャンスがある』と言ったが、正確には4人ですね。佐藤君が5番手だと思うが、佐藤君でさえトーナメント2回戦(準決勝)は未知の領域ですから。でも、いまは(1日3試合のトーナメント形式を)変えるつもりはないです。確かに一発で倒れないだけに、ヘビー級以上にダメージがスゴイ。ヘビー級は一発のパンチでも、蹴りでもダメなときはダメになるが、ミドル級は(ダメージ)蓄積の階級。
 昨日の魔裟斗君は獣状態でしたよ。2回戦以降は獣になってた! 人間じゃ2回戦は無理ですよ。歩けなくなるほど足を痛めた上、拳も痛めてましたからね。ブアカーオ戦も感動しましたけど、決勝戦で2Rまで闘ったことに本当感動しましたね。準決勝も難しいくらいでしたから、あれは魔裟斗君にしかできないですよ。そりゃ選手にとっては(トーナメントは)シンドイですよね。そろそろ魔裟斗君の次というのも、日本人でも出てきてもらいたいが、(魔裟斗とは来年のトーナメント出場に向けて)ゆっくり話し合っていきます」と選手のダメージやしんどさは十分分かるが、ミドル級を面白くするためには1日3試合のトーナメントという形式と、魔裟斗の出場が欠かせないことを力説した。

071004_K1MAX-2.jpg 少ないラウンド数で決勝まで勝ち上がったのと、比較的自分は軽いダメージの一方で相手(クラウスと魔裟斗)が前の試合で重いダメージだったことが優勝できた要因と語ったサワー。そのため今月28日のシュートボクシング両国大会でのアンディ・オロゴン戦、さらに11月のシュートボクシング・オランダ大会でのニッキー・ホルツケン戦、そして大晦日のDynamite!!のすべてに出場するという。Dynamite!!では魔裟斗との再戦が組まれる可能性もあるが、「決まった試合を1つ1つ勝っていきたい」と王者として力強く語った。
 「MAX史上最高のイベントだった」と決勝大会を評した谷川EPは視聴率に関しても「20%取るかなと思っていた」と自信を持っていたようだが、実際の平均視聴率は11.8%と思ったよりも振るわず。だが、同時間帯では日テレの『ザ!世界仰天ニュースSP』に次いで2位だったようで、全体的に視聴率があまり良くなかったようだ。ただ谷川EPは「この間も言ったように、基本的にいまはあまり視聴率のことは考えていない。WORLD GP、MAX、HERO'Sの3つをしっかりやらないと。とにかく会場にお客さんを入れることと、いい試合をさせることが大事」と、さほど気にしていない様子。ただし例外的に「年末は数字を取りに行きますよ! もしかしたらタレントさんも出るかもしれない(笑)」と、大晦日だけは“視聴率戦争”を勝ち抜くためにも飛び道具の投入があることを示唆した。

071004_K1MAX-3.jpg タイでのキック修行の成果を十分見せたHIROYAに関して、谷川EPは早くも大晦日のDynamite!!出場に“当確”を出した。しかも「世界最強の高校生を決めるようなカードがいいと思う。オランダ、タイ、ブラジル、韓国辺りから優秀な選手を集めて(トーナメントを)やってもいいし、その中からワンマッチでやってもいいし。HIROYA君は強いと思いますし、勝てるんじゃないかっていう自信がありますね。高校の1年生と3年生じゃ骨格も筋力も全然違うので、HIROYA君にとっては相当なハンデになるし苦戦すると思うが、技術的には心配していない。サワーやブアカーオも高校生のときはきっと強かったと思う。そういう奴との対戦が見てみたい。やっぱり世界一、地上最強の高校生を日本人から出したいじゃないですか」と、高校野球ならぬ世界クラスで“高校K-1”を開催することを示唆。
 憧れの魔裟斗の激闘を目の辺りにして「すごく勝ちたいという気持ちが伝わってきたし、感動して涙が出そうになった。試合後、魔裟斗さんに『感動しました』と言ったら、『負けたけど、それが出来てよかった』と言ってくれた」と語ったHIROYAは、「去年のDynamite!!は普通に会場で見ていた。そのときはK-1に出ることすら決まっていなかったので、『5年先くらいに出られたらいいなぁ』と思っていたので、こんなに早く出場できるとは思わなかった。近い年代の一番になれるように練習を頑張りたい。もしトーナメントになったら、1日に何試合もやるのは相当キツイと思うけど頑張るしかない」と、大晦日という大舞台での高校K-1に対しても貪欲にトライする構え。
 谷川EPは「昨日のMAXを見て分かるように、HIROYA君が目指すMAXの頂点というのは、とてつもなく高いもの。この先チヤホヤされることもあると思うが、ぜひ高い志を持ってやってもらいたい。昨日、佐藤君を初めて褒めました。負けて泣いていたんですけど、結果に満足していないというのも褒めるポイント。クラウスもめっちゃ悔しがっていましたね。3位で満足していない。HIROYA君にもああいう気持ち、魔裟斗やブアカーオやサワーに勝たないといけないんだという志を持ってもらいたい」と、MAXの次世代を担うHIROYAに対して改めて期待を寄せた。

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