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›2007年11月03日

G1タッグリーグを終え、新日本はTNAとの戦争へ。山本は壮行試合で玉砕!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 2日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH G1タッグリーグ戦(優勝決定戦)』。全試合の詳細はバトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。
 リーグ戦では4チームが同点で並んでしまったため、この日決勝トーナメントを行って優勝チームを決めることに。試合前に行われた抽選の結果、トーナメント1回戦はバーナード&トムコvs真壁&矢野、棚橋&金本vs後藤&ミラノとう組み合わせに決定した。
 IWGPタッグ王者チームのバーナード&トムコに対し、GBHは奇襲攻撃を仕掛けていったが矢野がバーナードに返り討ちにされて大流血。それでもラフを中心とした巧みな連携で食い下がったGBHだったが、最後は矢野がマジックキラーに沈んだ。
 一方の棚橋&金本vs後藤&ミラノは、11日の両国大会で激突する棚橋と後藤がやはりヒートアップ。激しいエルボー合戦を展開した両者。黒いロングタイツでちょい悪ナルシストキャラの棚橋に対し、後藤はあくまで無骨。棚橋のフライング・フォアアームを食らっても倒れず、金本の顔面ウォッシュにはカウンターのラリアットで対抗。さらに大胆にも金本に対してアンクルホールドを決めてみせた。
 後藤とミラノは終盤、棚橋を捕まえて集中攻撃を見舞い、ミラノが電光石火のミラノ固め!を決めていったが、惜しくもカウントは2.9。すると棚橋は最近得意にしているキャプチュードの体勢からの抱え込みファルコナローで叩き付けてからのハイフライフローで3カウント。2年連続で決勝進出を決めた。
 この結果、決勝はバーナード&トムコvs棚橋&金本となったが、試合後も後藤は棚橋に襲いかかっていき、腰に手を当てて「ベルトは俺のものだ!」と両国大会に向けてアピールした。

 また、新日本との契約を解除して自分の力だけで海外修行に挑むことをブチあげた山本尚史が、タッグを組むことが多かった永田と壮行試合を行った。ライオンマークのTシャツを着て、頭からタオルを被って入場してきた山本だが、そのタオルを取ると坊主頭に(正確に言うと茶髪のベリーショート)!
 「キラー永田を引き出す」と宣言していた山本に対し、永田は白目こそ剥かないが終始厳しい攻めを展開。エグイ蹴りや執拗なショルダーアームブーカーで山本を悶絶させる。何度も何度も倒れた山本だが、必死で立ち上がると必殺のバックドロップで叩き付けていき、蹴りを返していく。しかし、どっしりと構えて山本の攻めを受け止めた永田は、2度目のバックドロップを踏ん張ると蹴りからの垂直落下式ブレーンバスター。
 これはキックアウトした山本は、左右のショートエルボーを叩き込んでいくが、永田は渾身のミドルキックを叩き込むと、新日本プロレスの基本技とも言える逆エビ固め。腕立てで何とか逃れようとした山本だったが、永田がどっしりと腰を落としたところで無念のギブアップ。
 試合後、永田が山本に対して「退団なんて言葉に出すな! この悔しさをしっかり受け止めて、アメリカ行ってデッカクなってこい!」とエールを送った。これを聞いた山本は「現時点の俺は皆さんがご覧になった通りです。でも、必ず永田裕志にはリベンジします。あと中邑、後藤、田口、聞いているか? 俺がいない間に必ずトップを獲っていてくれ。俺が帰ってきたときにお前らとトップ争いがしたい! 帰ってくるときはライオンマークが一番似合う男になってきたいと思います。5年間、ありがとうございました!」と、トップレスラーとなって帰ってくることをファン、そしてライバルたちに約束した。
 山本が去ったあとに再びマイクを握った永田は、「東京ドームでのカート・アングル戦、いまここで俺が名乗りを挙げます。何なら棚橋ともう1回やってもいいぞ!」と1・4東京ドーム大会で現IWGPヘビー級王者の棚橋を差し置いて、IWGP3rd王者のアングルとのシングル戦に名乗り出た。
 すると、そこに11日の両国大会で復帰する中邑真輔が私服姿で登場。リングに上がった中邑は、両国大会で対戦する永田に向かって「ベルト、カート・アングル、その前に俺でしょ。新日本プロレスにしかない闘い、両国の続きをやりましょうよ」と言って手を差し出す。永田が握手で応えようとすると、中邑は張り手をお見舞い。ニヤリと笑った永田は、中邑に襲いかかっていくが、中邑はコーナーで永田を踏み付けていく。なおも両者は激しく殴り合うが、慌ててセコンド陣が両者を分けた。

 G1タッグリーグ決勝は体格で劣る棚橋&金本がクイックタッチとスピードで翻弄しようとするが、途中で棚橋が捕まってしまう。金本は何度も救出に入ってくるが、その度に蹴散らされてしまう。だが、バーナードのリバース・スプラッシュを足で防いだ棚橋は、ようやく金本にタッチ。
 すかさずトムコに顔面ウォッシュを決めていった金本だったが、バーナードが入ってきて2人がかりで攻撃を仕掛けようとする。しかし絶妙のタイミングで棚橋が入ってきてトムコにスリングブレイドを決めると、金本もバーナードにアンクルホールド。
 だが、これは惜しくもロープに逃げられてしまう。それでも棚橋のジャーマン→ハイフライフローから金本がムーンサルトを決めていったが、これもカウントは2。ここでうまく体勢を入れ替えたバーナードとトムコが同時ボルドーボムを決めていく。そこから棚橋がトムコに捕まってしまうが、金本は何とかバーナードをコーナーまで追い込んでコーナーニーパッド。だが、これをキャッチしたバーナードがバーナードボムを決めて3カウント。
 IWGPタッグ王者としてG1タッグリーグで優勝を果たしたバーナード&トムコは、「これだけのベストメンバーの中で優勝できて光栄だが、俺たちは日本に闘いに来ているんだ。日本でも、TNAでも、WWEでも、誰の挑戦でも受けてやるし、東京ドームに向かって闘っていく。俺たちがナンバー1だ、バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!」と日本流に万歳三唱で喜びを表した。
 上機嫌でバックステージに引き上げてきたバーナードとトムコは、祝福するプリンス・デヴィットに抱きついていき、そのまま3人で缶ビールを手に乾杯。そして「俺たちが最強のタッグチームだ。世界中、誰の挑戦でも受けてやる。誰がいる? ファンクスか? グラハム・ブラザーズか? スタイナー・ブラザースでもいいぞ!」と、なぜか往年の兄弟タッグの名を挙げた。

 この日の大会では11日の両国大会で行われるTNAとの対抗戦に向けて、両国大会に参戦するTNAレスラーズからビデオメッセージがスクリーンで流された。中でも稔&デヴィットと対戦するクリストファー・ダニエルズとセンシが「この対抗戦は戦争だ!」と発言するのを、リング上から見ていた稔は「戦争? 面白いじゃねぇか! 俺はめちゃくちゃテンションが上がっているからな。戦争に勝つのは新日ジュニアだ。いいか、両国に来るみんな、新日ジュニアに付いてこい!」と叫んで後楽園のファンを沸かせた。

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