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›2007年11月12日

TNAとの戦争が開戦する中、後藤を下した棚橋は首を破壊されて意識朦朧!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 11日、両国国技館で行われた新日本プロレス『DESTRUCTION '07』。TNAとの対抗戦開戦、中邑の復帰戦、棚橋と後藤のIWGP戦など見所の多かった今大会の詳細は、バトル三昧でお伝えしているのでぜひご覧ください。
 10・9両国大会で永田を破ってIWGPヘビー級王座を獲得した棚橋に、同じ大会で大流血戦の末に天山を下した後藤が挑戦。大会ポスターをピンで飾り、会社からもファンからも期待されている後藤に試合前から大きな声援が飛ぶ。その期待に応えるようにいきなりエンジン全開の後藤に対し、“チャラい”と言われた棚橋はロープでの離れ際で張り手を見舞ったり、レフェリーのブラインドをついて急所を蹴り上げたり、鉄柱攻撃を繰り出したりと、細かいラフでブーイングを浴びる。しかし、これもインサイドワークの1つであり、基本的には終始後藤の足を一点集中攻撃と、まるで往年のNWA世界王者のような闘い方。
 さらに棚橋が最近多用しているサマーソルトドロップを様々な形で繰り出していけば、かつてジュニア戦士だった後藤も三角飛びトペコンやジュニア時代の必殺技である回天(=スペル・ラナ)を雪崩式で見舞っていった。
 終盤、連続の丸め込みを繰り出していった棚橋がフォール・イン・ラブ(=高角度前方回転エビ固め)を狙うと、後藤は力で押し潰してみせ、ドラゲーの土井がCIMAを病院送りにしたマスキュラー・ボムのような体勢で棚橋の首をマットに突き刺していく。これで棚橋は首を押さえて悶絶! 後藤は一気に牛殺しや首筋へのエルボードロップを繰り出し、必殺の昇天で勝負に出たが棚橋は土壇場で昇天をスリングブレイドで切り返し、抱え込み式ファルコンアローで叩き付けると、散々痛めつけていった後藤の足にハイフライフロー。そして、この試合でやたらとこだわったテキサスクローバーホールドを決め、ガッチリと腰を落として後藤からギブアップを奪ってみせた。

 試合後、王座防衛に成功した棚橋に向かって、この日の復帰戦で中西から飛び付き腕十字で勝利を奪った中邑が、早速「オイ、棚橋! 次はこの俺と闘え!」と挑戦を名乗り出た。しかし、続いて真壁がそのマイクを奪い取り、中邑に向かって「病み上がりで挑戦できるほどIWGPは甘くねぇんだよ! 次は俺だ! テメーは顔じゃねぇんだよ!」と言い放つ。
 カート・アングルから3rdIWGPを取り戻す前に倒さなければいけない相手が多い棚橋だが、首のダメージがあまりにも大きく、勝利者インタビューのマイクを向けられても「ひとことだけ……ありがとうございました」と言うのが精一杯。お決まりの「愛してま~す」と言う余裕もなく控え室へと引き上げていった。
 試合後の控え室も騒然。長州の「タオル持ってこい!」という声が響く中、海野レフェリーが報道陣に向かって「棚橋のコメントは無理です」と告げたため、マスコミは一旦控え室から出て行ったのだが、直後に棚橋がフラフラになりながらもカメラの前に登場。改めてテレ朝のアナウンサーが棚橋にマイクを向けるが、時々白目を剥きながら棚橋は「後藤洋央紀は強かった。でもこのベルトは誰にも渡さない。新日本のチャンプは俺……」とつぶやくと、フラリと立ち上がりまるで夢遊病者のように倒れ込みながら奥へと消えていった。難敵・後藤を退けた棚橋だが、その代償はあまりも大きかったようだ。

 また、この日新日本とTNAの全面戦争が開戦されたが、いきなりタイガーマスクと対戦予定だったロン“ザ・トゥルース”キリングスが、国際線には搭乗しちたものの、いざ日本に向かう国際線にはなぜか搭乗せず来日していないというアクシデントが発生! 試合前に渉外担当のタイガー服部レフェリーは「敵前逃亡と判断する」と断罪した。
 その分を補うかのように対抗戦第1戦の稔&デヴィットvsセンシ&ダニエルズは、予想以上の好勝負に。かつてロウ・キーの名で日本マットでも活躍したセンシは、相変わらずトリッキーかち独創的な攻撃でファンを沸かし、トリッキーさでは新日本ジュニアの中でも1、2を争う稔とデヴィットを翻弄。
 さらにダニエルズのXディヴィジョンらしい動きを随所で見せていき、最後はダニエルズがデヴィットをアルゼンチンに捕らえたところで、センシがそのデヴィットを踏み台にしてのダイビング・ボディプレスで稔から3カウントをゲット。新日本にとっては手痛い一敗となった。
 続く矢野vsライノも矢野がラフ殺法でうまくライノの突進力を押さえ込み、優位に試合を進めていたが、自らリング上に設置したテーブルにライノのゴア(スピア)を食らって叩き付けられて敗退。この日2戦行われた対抗戦はTNAの2連勝となった。

 また、前王者である邪道&外道相手にIWGPジュニアタッグの防衛戦に挑んだTAKAみちのくとディック東郷。脇腹を痛めている東郷は、集中攻撃を浴びて大ピンチに陥ったが、この日はTAKAが絶妙なタイミングにカットに入り、最後はTAKAのみちドラ2から東郷のダイビング・セントーンで辛くも勝利。
 最近になり、このジュニアタッグ王座にはレジェンドのライガー&AKIRAも挑戦を表明しているが、試合後のインタビュースペースにK-DOJOの円華が乱入。最近円華はDDTの飯伏との“雰囲気ハンサムコンビ”で同タッグ王座への挑戦を表明していたが、その場で王者チームに挑戦を直談判。飯伏を連れてくることを条件に、TAKAが12・1K-DOJO新宿FACE大会で挑戦を受けることを受諾。これにより、他団体のリングでIWGPジュニアタッグ選手権が行われることになった。

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