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›2007年12月09日

15周年のK-1でシュルトが3連覇達成! 立川は大応援団の前で秒殺KO勝ち

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】K-1 / 0 TrackBack

071208_K1WGP-1.jpg 8日、横浜アリーナで行われた『K-1 WORLD GP 2007 FINAL』。15周年を迎えたK-1ワールドGP決勝だが、地上波中継では見られなかった部分までナイガイモバイル☆バトルでは完全網羅しているので、ぜひご覧ください。
 GP一番のテーマは何と言っても“ストップ・ザ・シュルト”。シュルト以外の7選手としては、シュルトの3連覇を防ぐことこそがそのまま優勝への道となる。準々決勝でいきなりグラウベが変則ハイキック(ブラジリアンキック)をシュルトの顔面にヒットさせ、あの大巨人シュルトの腰がガクッと崩れるシーンが見られたのだから、俄然観客の期待は高まった! このシーンの瞬間は客席はもちろん、プレスルームも大いに沸いた。
 惜しくもグラウベは敗れたが、「誰かがシュルトを止めるのでは」「さすがに3連覇は難しいだろう」そういった雰囲気はこの時点ではあった。しかし……終わってみれば、準々決勝でダウン寸前まで追い込まれながらもグラウベを下し、準決勝では気合いで棄権寸前だった2Rも出てきたバンナを退け、決勝では昨年同様アーツを返り討ちにし、シュルトが前人未踏の3連覇を達成していた。

 準々決勝では“K-1新世代”と呼ばれているバダ・ハリ、澤屋敷、そしてホンマンが常連組のベテラン選手に挑む試合が見られた。若さと勢いで壁をブチ破ろうとベテランに挑んでいった新世代だったが、ホンマンは初優勝を目指すバンナの気迫の前に敗れ、バダ・ハリは憎き相手であるレミーの放つ強烈なローキックに敗れた。そして澤屋敷に至っては、速攻で潰しにきたアーツの前に何もできないうちに敗れてしまった。
 結局準決勝に駒を進めたのは、バンナ、シュルト、レミー、アーツという常連組。準々決勝の時点では15年目で新しい流れを生むかと思われたK-1だったが、ベテランの意地とテクニックが新世代を上回った。しかしその反面、常連組には1日に何試合もやるというのはやはり過酷なことで、バンナは準決勝で古傷のヒザを痛めてタオル投入。アーツは決勝で踏ん張った際に足を痛めてTKO負けと、“ケガ”での敗退という部分も目立った。

071208_K1WGP-2.jpg この日、GP以外で注目を集めていたのが、オープニングファイトで行われた“闘う4番打者”立川隆史の試合。今年8月にK-1デビューした元ロッテ・マリーンズの立川だが、第2戦でいきなり横浜アリーナのしかもワールドGP決勝大会のオープニングという大舞台で試合を行うことになった。しかも、この日は開場時間が大幅に遅れたことでオープニングファイト開始時間も遅れたが、立川の出場する第3試合はほかのオープニングファイト2試合とは違い、ちゃんとお客さんがキチンと入ってから行われ、扱いとしては本戦とほとんど変わらなかった。それだけK-1側が立川に期待をしているということだろう。
 最近では阪神タイガース時代の先輩である下柳投手の紹介で、桜庭和志にもパンチを教わったりと“格闘家”としてのスキルを上げてきている立川。入場時はさすがに表情も硬かったが、いざ試合が始まってみると積極的にローキックを出していったり、ガムシャラに突進してくる相手に対して、まずはパンチで動きを止めておいてから、狙い澄ましたローキックを出していくといったように、デビュー戦のときと比べるとずいぶんとK-1ファイターらしい闘い方になっていた。

071208_K1WGP-3.jpg その結果、立川は1R1分21秒でKO勝ち! 入場時から横断幕や鳴り物で大声援を送っていた500人もの大応援団にとっては、思わぬ秒殺KO決着となったかもしれないが、試合後立川が応援団に向かって拳を突き上げるとドッと沸いた。いつの間にかアパッチプロレスやナガタロックとのコラボTシャツでお馴染みのCRAZONさんとコラボTシャツなんかも作っちゃってた立川だが、やはりこれだけの大応援団が大声援を送ってくれるというのは心強いだろう。
 インタビュースペースではずいぶんと興奮していたことを明かしたが、デビュー2戦目で早くも初KO勝利をあげたのだからそれも致し方ないだろう。ちなみに、KOはサヨナラホームランと同じくらいの快感があったそうだ。次戦は……大晦日なのか?

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