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›2007年12月13日

これぞ格闘技大連立! やれんのか!の煽りVで魔裟斗が合同会見に登場!

Posted by TEAM-angle at 15:40 / Category: 【格】PRIDE・やれんのか! / 0 TrackBack

071213_Dairenritsu-1.jpg 13日、都内のホテルで『K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!』(31日、京セラドーム大阪)と、『やれんのか!大晦日!2007』(31日、さいたまスーパーアリーナ)の格闘技大連立合同記者会見が行われた。発表された対戦カードや会見の様子などはナイガイモバイル☆バトルで詳しくお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 旧PRIDEスタッフによって、PRIDEにピリオドを打つために開催されることになった『やれんのか!』だが、そこに『Dynamite!!』を主催するFEGが協力することを発表。そして誕生したのが格闘技大連立だが、この日発表された『やれんのか!』の追加決定カードが2つともFEG絡みのカードだったため、急遽合同記者会見が行われることに。しかも単にカードを発表するだけの会見に止まらず、両イベントに出場が決定している選手が一堂に会し、「大連立で大晦日は大興奮だ。」をアピールした。
 こういう機会は滅多にないだけに、当初はファンを招いての公開会見も検討されたが、急遽決まった会見だった上、選手のスケジュールの都合などもあり残念ながら公開は見送られた。また、桜庭と所は体調不良、KIDは合宿中ということで会見は欠席となった。

071213_Dairenritsu-2.jpg 注目されていた第2代PRIDEヘビー級王者・ヒョードルの対戦相手は、当初から噂のあったチェ・ホンマンに決定。K-1ワールドGP3連覇のシュルトとの対戦も期待されたが、シュルト側が「ヒョードルとやるのなら準備期間がほしい」と主張。そこで今年6月の『Dynamite!! USA』で、当初ブロック・レスナーと総合ルールで対戦するはずだったホンマンに白羽の矢が立った。
 結局レスナー戦は実現しなかったため、ホンマンの総合ルールの試合は昨年『Dynamite!!』でのボビー・オロゴン戦のみ。いまだ総合ルールでのホンマンの実力は未知数な上、総合2戦目でいきなりヒョードルと対戦というのはかなり過酷と思われるが、ホンマン本人は「ヒョードルと聞いて驚いたが、こういうチャンスは滅多にないと思ったので受けることにした。ヒョードルは寝技が強い。私に勝算があるとしたら、シルムで鍛えた腰で倒されないことだ」と語った。ホンマンとしては、今こそレスナー戦消滅時の鬱憤をぶつけて、一気に大物食いを狙うしかない。

 さらに、昨年の『Dynamite!!』では桜庭相手に“ヌルヌル事件”を起こした秋山成勲は、今年は桜庭の出場が決定している『Dynamite!!』には出場せず、『やれんのか!』に派遣されることになった。当初は吉田秀彦との“柔道対決”が検討されたが、残念ながら実現には至らず。だが、秋山が韓国での復帰戦で対戦し、秒殺KO勝ちをしたデニス・カーンと対戦した経験を持ち、なおかつそのカーンに勝ってPRIDE GP 2006 ウェルター級トーナメントで優勝した三崎和雄と“王者対決”が実現することになった。
 「今まで応援してくれたファンや支えてくれた人たちの思いを背負って、チャンピオンである誇りを持って試合に挑みたい」と、“PRIDE”という言葉こそ出さなかったが、まさにPRIDEの看板を背負って挑むことを感じさせる発言をした三崎に対し、秋山は「自分では自分をチャンピオンだとは思っていません。応援してくれる人たちのためだけに闘うつもり」と謙虚な発言に止まった。

071213_Dairenritsu-3.jpg 冒頭でも触れたが、この会見には大連立をアピールするために、新たにカードが決定した選手以外にも、すでに出場が決定した選手も大挙出席。中でもFEGの谷川代表が「総合格闘技だけではなく、K-1として、日本の格闘技として大連立して世界に向かって行かなくてはいけない」と語るように、“K-1の顔”でもある魔裟斗が出席したのは大きかった。
 しかも魔裟斗は、K-1やHERO'Sの試合映像とヒョードルらの表情を映した映像と共に、「集結セヨ。」のフレーズを立木文彦氏が連呼。最後は「魔裟斗挨拶!」という文字の上から「やれんのか!」のナレーションが付いた、恐らく“煽りVアーティスト”の佐藤大輔氏制作と思われる会見限定の煽りVに乗って登場。この瞬間こそが、最も大連立を感じさせる場面だった。魔裟斗は「2~3年前に比べると、明らかに格闘技界ってちょっと衰退しているかなと思う。このままじゃマズイと思うので、選手もプロモーターも一丸となって格闘技界を盛り上げていきたいなと思っています」と挨拶した。

 また、『Dynamite!!』の追加カードとしては、ボブ・サップvsボビー・オロゴンという、いかにも“Dynamite!!らしい”カードが決定。大晦日は昼間にたまアリで開催される『ハッスル祭り』出場の可能性もあったサップだが、FEGから「曙戦とボビー戦のどちらがいい?」というオファーがあったという。サップは「曙とは一度対戦しているし、ボビーはTVタレントで格闘技に真剣に取り組んでいるとは思えないので」という理由から一度は断ったそうだが、ボビーから「真剣に取り組んでいるし、いい試合をしたい」と聞き、ボビー戦を承諾。
 会見の席で相対しながらも、必死に視線を反らしたボビーだが、「誰かのように試合の直前にバックれたりしないようにしたいです」とカマしてみせる。だがサップは「曙戦やハッスルの試合とは違うので、キチンと練習をして、年末を締めくくるような素晴らしい試合をしたい。ボビーはタレントとしては面白いが、試合ではそういうものを一切排除して真剣に試合をしたい」と、あくまでも真剣にガチンコでやることを強調。今度ばかりはドタキャンも無気力ファイトもなさそうだが……。

071213_Dairenritsu-4.jpg 『やれんのか!』の笹原実行委員は「やれんのか!はピリオドを打つ大会だが、ただ単にピリオドを打つのではなく、格闘技界に何かを残したい。大連立という追い風を受けながらも、どこを切っても我々らしい大会にしたい」と語り、対抗戦カードが中心になったものの、イベントの中身はあくまでもPRIDE的雰囲気・空間になることを強調。
 注目される五味隆典の参戦に関しては「進展はないです。ただ、いま発表されているカードは全部ではないので、あと1~2試合は追加される予定ですが」と、可能性は0ではないが、具体的な話が進んでいるわけではないことを明かした。
 また、PRIDE FCワールドワイドとの契約が解消されて、大晦日に試合をすることが可能になった藤田和之に関しては、谷川代表が「昨日、(契約解消の)リリースを見て『出ない?』ってオファーしました。埼玉、大阪限らずですけどね。対戦相手が難しいんですけどね」と、FEGからオファーは出しているが、『やれんのか!』に派遣する可能性も含めて交渉する模様。さらに田村潔司とは『Dynamite!!』出場に向けて交渉をしていくそうだ。
 最後に谷川代表は「毎年大晦日は疲れますが、今年はいい意味での疲れというか、ファンのために(ややこしい問題は)一切考えずに。日本の格闘技はあれだけのファンがいるんですから」と、横に座った笹原実行委員に語りかけるように呟いた。

 なお、大連立誕生会見の際「やれんのか!のスポンサーも見つけてきます!」と発言していた谷川代表だが、その言葉通りに『Dynamite!!』の特別協賛でもあるフィールズ株式会社が、谷川代表の紹介により『やれんのか!』にも特別協賛としてつくことが決定。たまアリでは昼間、京楽がスポンサーについているハッスルがイベントを行うが、これで大晦日のたまアリは文字通り1日中“フィーバー”することになりそうだ。

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