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›2007年12月13日

DRAGON CUPは吉江が藤波を圧殺して優勝! そして「無我」という名を封印

Posted by TEAM-angle at 23:21 / Category: 【プ】DRADITION(無我ワールド) / 0 TrackBack

071213_Muga-1.jpg 13日、後楽園ホールで行われた無我ワールドプロレスの『FINAL MUGA~飛龍継承~DRAGON CUP』。DRAGON CUP クルーグリット杯トーナメントの準決勝&決勝が行われた大会にして、「無我」という名称を使った最後の大会となった今大会の模様は、ナイガイモバイル☆バトルで詳しくお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 DRAGON CUPの決勝は団体の長である藤波と、この団体の現エースである吉江の激突となった。両者ともに相手の足に狙いを定め、藤波はベテランらしく様々なテクニックを駆使しての足殺しを展開。一方の吉江は150kgの体重を活かした攻撃で藤波の足を破壊。その中で両者ともにドラスク&足4の字でトドメを刺しにいったが、共に耐え凌いだ。
 そこで藤波はスリーパーに移行したが、吉江は後方のコーナーに叩き付けて脱出。そこからバックブロー、ドラスク、ラリアット、ボディプレスで一気に攻め込んだ吉江は、必殺のダイビング・ボディプレスで藤波を圧殺。昨年は1回戦で長井に敗れた吉江だったが、無我としては最後となるDRAGON CUPの優勝者に輝いた。

 試合後、マイクを向けられた吉江は「プロレス界に入って初のシングルのタイトルだと思います。だから俺はここを選んで間違いなかった! 今年、俺たちはいろいろな問題や騒動を抱えていたけど、俺が優勝したから大丈夫。俺がこの団体を引っ張っていきます。そして必ず成功させます!」と、名称が変わってもエースとして引っ張っていくことを宣言。
 続いて藤波が、この日の大会に参戦した他団体の選手に感謝の言葉を述べてから、「12年間続けてきました無我も今日で終わりとなります。でも僕たちが終わるわけではなりません。来年から新たな旅立ちをします。まだ名前は決まっておりませんが、今後もご支援をよろしくお願い致します」と挨拶をすると、1人試合用コスチューム姿のまま出入り口に立ち、帰るお客さん1人1人と握手をしたり、記念撮影に応じたりしていた。

071213_Muga-2.jpg DRAGON CUPには昨年同様、ノアから潮崎、ハッスルからTAJIRIが参戦。両者とも準決勝まで残り、TAJIRIは藤波、潮崎は吉江と対戦した。
 潮崎は巨漢の吉江相手に真っ向から勝負を挑み、師匠・小橋譲りの逆水平チョップをガンガン叩き込んでいく。さらに雪崩式ブレーンバスターを狙った吉江に対し、投げられる前にマットに着地した潮崎は、吉江の巨体をターンバックル・パワーボムで叩き付けると、ムーンサルト・プレスを決めてみせた。
 しかし、これでも吉江から3カウントは奪えず、袈裟斬りチョップからのブレーンバスターも体重で潰され、アバランシュホールドやボディプレスで追い込まれる。それでもラリアットで反撃を試みた潮崎だったが、吉江hバックブローとラリアットで対抗。最後は20分を越す熱戦の末、必殺のダイビング・ボディプレスで粘る潮崎を退けた。試合後、握手を求めていった吉江だったが、悔しさを表情に滲ませた潮崎はこれを拒否して意地を見せた。
 また、藤波もTAJIRIのミステリアス殺法に苦戦し、グリーンミストからのバズソーキックを食らい絶体絶命だったが、レフェリーが失神していたためセーフ。そんなレフェリーに抗議していたTAJIRIに背後からドラゴンスリーパーを決めて逆転勝利した。

071213_Muga-3.jpg 「何があっても無我を辞めない」と宣言していた、昨年のDRAGON CUP優勝者である長井はグラン浜田とタッグを組んで、ヒロ斉藤&ZERO1・MAXの高岩と対戦。
 高岩が試合前から長井を挑発していったため、両者の激突はなかなか激しいものに。連携では上をいっていた長井&浜田はクイックタッチで高岩を攻め込む。長井の裏アキレスyキャプチュードで追い込むと、浜田が浜ちゃんカッターや雪崩式フランケンで追撃。
 勝利まであと一歩だったが、長井がヒロと場外でやり合っている間に、浜田のウラカンを返した高岩が浜田の腕を取っての腕固めで逆転勝利。試合後、お互いにシングルでの決着戦を主張して握手をした長井と高岩。両者の対決は新名称での再出発後も続くことになりそうだ。

 この日の大会にはノアから潮崎、ハッスルからTAJIRI、ZERO1・MAXから高岩、闘龍門からウルティモ・ドラゴンと南野、華☆激からアステカ、フリーとして浜田と、様々な団体から選手が参戦。西村や後藤が離脱した穴を埋めるかのように、各選手ともに熱戦を展開した。来年から新名称で再出発するこの団体だが、無我というイメージや呪縛から解き放たれ、どんなカラーを打ち出してくるかが楽しみだ。

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