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›2008年01月22日

「反則とも反則でないとも取れるが、疑わしきは罰する」三崎vs秋山は無効試合

Posted by JS at 18:25 / Category: 【格】PRIDE・やれんのか! / 0 TrackBack

 昨年大晦日、さいたまスーパーアリーナで開催された『やれんのか!大晦日!2007』の第5試合で行われた三崎和雄vs秋山成勲の一戦だが、やれんのか!大晦日!2007実行委員会より、裁定が「三崎のKO勝ち」から「ノーコンテスト」に変更されることが発表された。
 試合後、秋山サイドがフィニッシュシーンに関して、『やれんのか!オフィシャルルール』にある「四点ポイント状態において、グラウンドポジションのファイターへのスタンドポジションのファイターによる、腰からしたの足部での顔面・頭部への蹴り及び踏みつけ等の攻撃は一切禁止とする」という部分に抵触するのではないかと抗議したことで、島田裕二ルールディレクターを中心に、やれんのか!競技陣が改めて検証・審議を重ねたという。
 その結果、島田ルールディレクターは「三崎選手の蹴りは一連の攻撃の流れで起きた行為のため、反則とも反則でないとも取れる。しかし、ルール会議において“本イベントは旧PRIDEルールとは全く違う禁止行為のあるルールですので必ず気をつけてください。疑わしきは罰します”と通達していました。そういう意味において、選手サイドのルールの把握の乏しさも認識され、三崎選手の明らかに四点ポジションにいる選手を蹴りに行く行為自体は、ルールに抵触していると判断せざるえません。よって今回はノーコンテストが適切ではないか、というのが競技側の判断です」といったような見解を発表した。

 ただ、試合結果こそ変更されたが、
(1)当試合を裁いた野口レフェリーの「流れの中でのフィニッシュ」という判断事態は、その時点の判断としては何ら問題ないので、処分もない。
(2)『やれんのか!』は継続的なイベントではないので、この結果を受けて再試合を組む約束はない。
 という2点が付け加えられていた。

 格闘技・プロレス併せて様々なイベント・試合が組まれた昨年大晦日だが、その中でも抜群の注目度を集め、その期待に応えるような劇的な内容となった三崎vs秋山戦だったが、公式な試合結果は“ノーコンテスト”という残念なものになってしまった。
 これで秋山は、2006年大晦日の桜庭戦に続いて、2年連続大晦日の試合がノーコンテストに。ただ、桜庭vs秋山戦の場合は調査の結果、秋山の行為は“明らかな反則”だったことが発覚したが、三崎vs秋山戦の場合は、調査しても三崎の行為は反則とも反則でないとも言い切れない“仕方のないこと”という結論。ただし疑わしきは罰するということなのでノーコンテストになっただけで、同じノーコンテストでも中身はまったく違う。
 恐らく三崎選手も秋山選手もどちらも納得いかないだろうし、ここはひとつ再試合をするのがベストなのではないだろうか? 『やれんのか!』がひとまず“継続的なイベントではない”と言っているので、そのリングは秋山のホームリングのHERO'Sか? それとも三崎が参戦を発表した戦極か? どこのリングでもいいので、ぜひともやれんのか!ルールでキッチリ再試合を行ってほしい。

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