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›2008年01月28日

金本vs田中の対抗戦、プリプリのIWGPJrタッグ奪取に新日本ファンが熱狂!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 27日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Circuit 2008 NEW JAPAN ISM』開幕戦。2・17両国大会に向けたシリーズ開幕戦の全試合&試合後のコメントなどは、バトル三昧で詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧下さい。
 超満員の観客を熱くさせたのは、何と言っても新日本vsZERO1・MAXの対抗戦。しかも対抗戦には滅法強い“兄貴”金本と、“新・火祭り男”の田中がぶつかるとあれば熱くならないわけがない。ZERO1勢は入場するなり大ブーイング、一方新日本勢には大歓声。完全ホームの新日本だが、ZERO1勢が仕掛ける形で試合が開始し、いきなり激しい場外戦を展開。
 田中は金本の髪の毛を掴んで睨んでいくが、金本も激しい張り手や蹴りをガンガンブチ込んでいく。するとZERO1勢は内藤のヒザを鉄柱、鉄柵、イスを使って徹底攻撃。当然場内からは大ブーイングが飛び、大内藤コールが巻き起こる。その声援に応えるようにジャンピングエルボーを返した内藤は、満を持して金本にタッチ。
 日高のショーンキャプチャーをアンクルホールドに切り返した金本だったが、これでも決まらず。再び内藤が田中に向かっていき、うまくエルボーを日高に誤爆させて丸め込むがカウントは2。さらに田中のスーパーフライも自力でキックアウトしてみせたが、金本が日高と場外で激しくやり合っている間に、田中がスライディングDを叩き込んで内藤を沈めた。
 試合後も激しく田中とやり合った金本だが、田中と日高はセコンドの崔も交えて新日本ファンに対し、憎々しいまでい勝利をアピール。悔しさを露わにした金本は「オイ、みんな! 絶対落とし前つけたるからな! 任しておけ!」とファンに向かって叫んだ。

 セミでは東郷&TAKAが持つIWGPジュニアタッグにRISEの稔&デヴィットが挑戦。邪道&外道に連勝し、他団体のリングでも防衛戦を行った王者チームは、防衛戦以外は新日本マットに上がっていないが、さすがにキャリアもある試合巧者だけに稔&デヴィットのスピーディーな攻撃にも一歩も引かない。
 TAKAと稔がジャスト・フェースロックとミノルスペシャルの攻防を展開すれば、デヴィットの飛び技をヒザで防御した東郷がラ・マヒストラル→クリップラー・クロスフェースを流れるように決めていく。そして東郷はダイビング・セントーンを狙ったが、これは稔がカット。すると、場外の東郷に向かってデヴィットがコーナー最上段から場外に高さ十分のトペコンを発射。
 それでも王者チームはリングに戻ると、必勝パターンのTAKAのみちドラ2→東郷のダイビング・セントーンを決めるが、カウント2で稔がカット。東郷は奥の手、雪崩式ペディグリーを狙うが、背後から稔が東郷を肩車すると、デヴィットがスカイハイ・ミサイルキック。さらにデヴィットは東郷にダイビング・フットスタンプを落としTAKAのスーパーKを誤爆さえると、トドメのプリンスズスロウンを決め、そのままジャックナイフ式エビ固めで丸め込んで3カウント!
 激闘の末、王座奪取した稔は放送席に座っていたライガーとAKIRAに向かって「俺らのベルトに挑戦するのか? いまの試合を見てビビってやめるのか、いまここですぐ決めろ、このスットコドッコイ!」と詰め寄る。するとライガーはスピードや技のキレでは負けるが、「俺たちにはキャリアがある」と言って王座挑戦を表明。
 2・17両国大会で挑戦を受けることをファンに約束した稔は、この先もRISEについてくれば熱狂できるとファンに宣言。そしてバックステージでデヴィットとのタッグチームを、「プリンス・デヴィットの“プリンス”と、俺が腹黒“王子”と呼ばれているのを合わせて、プリンス・プリンス! 略してプリプリ!」と発表。なお、RISEは中邑のIWGPヘビー、バーナード&トムコのIWGPタッグと合わせて、これで3冠となった。

 メインは井上の持つIWGPジュニア王座に前王者の田口が挑戦。ZERO1との対抗戦、両国で激突する永田と後藤の前哨戦、IWGPジュニアタッグと熱戦が続いた中、メインを締めるのはかなりのプレッシャーだと思われるが、井上は序盤から田口のボディを集中攻撃。
 苦しい立ち上がりとなった田口だったが、低空ドロップキックの連発で徐々にペースを握り始め、場外での鉄柱攻撃で若干だが井上の額を叩き割る。ピンチに陥った井上だが、何と「どどん!」と叫んで田口の背後に回ると掟破りのどどんの体勢に。この屈辱的な攻撃だけは食らうまいと田口が踏ん張ると、井上は待ってましたとばかりにストマックバスターにチェンジ。
 しかし井上はそこから畳みかけることが出来ず、逆に田口の三角絞めに捕まってしまう。さらに田口は腕十字やブレーンバスター式フェースバスターで追い込み、本家どどんを決めてみせたがカウントは2。田口もここからさらに波状攻撃を続けることが出来ず、今度は井上がトライアングル・ランサーに捕らえる。
 そしてトドメのスタガリンブローを狙うが、田口も首固めに切り返す。だが、ダメージの大きさかプレッシャーからか、イマイチ観客が熱狂するような展開にならない。最後はその流れのまま、井上がオラシオンフレイムを決めて勝利。
 試合後、井上自身も「満足していない。もっと出来るはず。チャンピオンになってから満足できるチャンピオンに近づいていない」と語っていたが、同じジュニアの金本が対抗戦でファンを熱くさせ、稔とデヴィットがいい試合をした上でベルトを奪取しただけに、この2人にはそれを上回るような試合をして締めてほしかったと思った観客は多かっただろう。

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