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›2008年02月03日

本人もマジでビックリ!? 城戸がMAX日本トーナメント優勝で、借金一括返済!

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

080202_K1MAX-1.jpg 2日、日本武道館で行われた『K-1 WORLD MAX 2008~日本代表決定トーナメント~』。全試合の詳細と試合後のコメント、大会総括などはバトル三昧で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧下さい。
 魔裟斗、小比類巻、佐藤という歴代王者が誰も出場していないため、誰が優勝しても初優勝となる今年の日本トーナメント。2年連続準優勝だったTATSUJIがいきなり1回戦で、前田宏行のパンチのラッシュの前に秒殺KOで敗れるという波乱が起こる中、決勝に駒を進めたのは、この日のヒーロー・前田に一度はダウンを奪われたものの、蹴りでヒジを破壊したことで辛くも勝ち上がったHAYATOと、下馬評では一番の優勝候補と言われていたアンディ・オロゴンを下した城戸康裕。
 1日3試合というのは、やはり相当なダメージなようで、決勝戦は開始早々激しい打ち合いに。上背で勝る城戸は、まだ前田戦のダメージが抜けていないHAYATOから、いきなり2連続ダウンを奪う。しかし、あと1回のダウンで負けとなるHYATOもパンチでダウンを奪い返す。しかし、HAYATOの反撃もここまで。直後に城戸が3度目のダウンを奪って見事初優勝となった。

 表彰台に登り、谷川EPが認定書を読み上げている際、思わず男泣きした城戸だが、腰にベルトが巻かれ優勝賞金500万円の小切手が手渡されると大喜び! 観客に中から友人たちを見つけると、何度もガッツポーズを作って「マジで、ヤバイでしょ!」と連呼。自分自身でも優勝が信じられない様子だった。
 インタビュースペースに現れた際も「本当に優勝できるなんて思っていなかった。1回戦のことしか考えていなかった」と語っていたほど。何と翌日からは大好きなスノボーに行く予定を早々に立てていたそうなので、本当に優勝するとは思っていなかったのだろう。
 日本トーナメントで優勝し、世界トーナメント開幕戦の出場権を得たことよりも、優勝賞金で借金(大学の奨学金)を一気に全額返済できることのほうが嬉しそうだったのが、何とも印象的だった。「僕なんてまだまだ。憧れの魔裟斗さんに『お前にMAXは任せる』と言ってもらえるように頑張らないと」と謙虚に語っていた城戸だが、世界レベルでどこまでやれるか要注目だ。

080202_K1MAX-2.jpg 大会終了後、谷川EPはMAX日本トーナメントよりも日本(前田JAPAN)がオランダに3-0で勝利したワールドユースを絶賛。嶋田翔太の試合をこの日のベストバウトに挙げ、「日本人が頼もしく見えた。オランダの選手も決して弱い選手じゃないんですよ! 今日は嶋田君と前田選手がMVPですね。いまこそユースの大会を増やして、経験を積ませたいし、階級にこだわらず人材もどんどん発掘したい。早く独立させたイベントでやりたい」と語った。
 そんなワールドユース勢への勝利者賞プレゼンターとしてリングに上がった魔裟斗。佐藤vsブアカーオや日本トーナメント決勝戦などもリングサイドから観戦してたが、どういう感想を持っただろうか。

080202_K1MAX-3.jpg 当初は小比類巻と日本人サバイバルマッチを行う予定だった佐藤は、ブアカーオと2度目の対戦。ほとんど何もさせてもらえなかった前回とは違い、佐藤も世界トーナメントに出場したりと成長をしている。それだけに佐藤は試合前、「この試合で勝って魔裟斗選手にその場で対決を申し込む」と宣言。
 試合後、「日本が寒かったので、そのせいで動きが遅かった」と明かしたブアカーオ。確かに序盤の動きはイマイチで、佐藤は得意のローキックとパンチのコンビネーションで攻めるシーンが目立った。2、3Rになると徐々にブアカーオもエンジンがかかっていったが、佐藤も食らいつき互角の展開に。
 その結果、3Rまで闘って判定はドローとなり延長Rに突入。試合後「3Rが終わった時点で勝ったと思っていた」と言っていたブアカーオだけに、延長Rでは一気にラッシュ。ボディへのパンチに苦しんだ佐藤だが、残り時間10秒のところでカウンターの左フックをヒットさせる。さすがのブアカーオもやや後退。すかさず佐藤は追い込んでいき、一瞬ブアカーオが片膝をつくシーンがあったが、惜しくもこれはダウンとは取られず、そのまま延長R終了のゴング。判定の結果、2-1の僅差でブアカーオが辛くも勝利した。
 試合後、佐藤は「作戦通りにはいけました。K-1に来てから力が出し切れず終わる試合が多かったけど、力を出し切るコツが分かったので、今回は持っているものが出し切れた。それだけに“結果”がほしかった」と語り、ブアカーオ相手に確かな手応えを掴んだ充実感と、僅差で敗れた悔しさが入り交じった複雑な表情を浮かべていた。

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