12日、日本武道館で行われたWWE日本公演『RAW ROYAL RUMBLE TOUR』2日目。全試合の詳細や試合写真はバトル三昧でご覧下さい。
日本公演2日目を締めたのは、やはりトリプルH。初日はHBKとのDXだったが、この日は“THE GAME”として、日本にも馴染み深いレスラーであるウマガとのシングルに出陣。トリプルHがエプロンで両手を広げ、天高く水を噴射するお馴染みのシーンにファンは大熱狂!
しかも試合はノーDQマッチで行われたため、リング上に持ち込まれたゴミ箱やテーブルを使いながら、トリプルHとウマガは肉弾戦を展開。ウマガのサモアン・スパイク(=地獄突き)に苦しめられたトリプルHだが、ナックルパートで応戦。すると、両者は客席のほうにも雪崩れ込み、殴り合いをしながら武道館のアリーナを半周。さらに入場ステージのほうにも移動し、トリプルHはペディグリーの体勢に!
惜しくもこれはリバースで切り返されたが、リングに戻ったトリプルHはテーブルにウマガを誤爆させると、リング下からハンマーを持ち出して一撃! そこから必殺のペディグリーを決めて勝利。試合後はハンマー片手にコーナーに登ってキメポーズ。さらに大歓声に応えて入場ゲートでもポーズを決め、見事に日本公演を締めた。
この日は第1試合でオートンの持つWWEヘビー級王座への挑戦権を賭けた、16人参加のバトルロイヤルが行われた。リーガルがリングアナを買って出ると、いきなりDXの2人が登場! その後次々にバトルロイヤル参加者がリングに上がっていき、いきなりリング上にスーパースターが勢揃い。
ショーンのスウィート・チン・ミュージックをキッカケに、それぞれが一気にリング上で暴れ回る。中でもウマガがショーンやジェリコ、トリプルHといった人気選手を次々に放り投げ、オーバー・ザ・トップロープに追い込もうとするが、各選手何とかエプロンで踏ん張ってみせ、観客をヤキモキさせた。
次々に選手が退場となっていく中、最後に残ったのはトリプルH、HBK、スニツキー、ウマガの4選手。トリプルHが着ていたTシャツを脱ぎ捨てやる気を見せると、ショーンがウマガにスウィート・チン・ミュージック。しかし、ウマガはこれをキャッチすると、クローズラインで逆にショーンを場外に蹴落とす。すかさずトリプルHがクローズラインで逆襲しウマガを蹴落とすと、続いてスニツキーをペディグリーの体勢に捕らえる。
だが、退場になったはずのウマガがエプロンに上がってきて、トリプルHにサモアン・スパイク! これでスニツキーがトリプルHをオーバー・ザ・トップロープに追いやって優勝かと思われたが、実は退場になっておらず静観していたジェフがスニツキーに攻撃。スニツキーもビッグブートで反撃するが、これをかわしたジェフがスニツキーを場外に蹴落とすことに成功した。
このバトルロイヤルを制したジェフは、この日のセミでオートンの持つWWEヘビー級王座に挑戦。ジェフは観客からの大声援を受けて果敢に攻めていくが、スワンダイブ式の技をドロップキックで迎撃されてたり、ウィスパー・イン・ザ・ウィンドをかわされたりと苦戦が続く。
ダメージの大きいジェフにジリジリと近づいていったオートンは、ジェフが立ち上がった瞬間にRKOを狙う。しかし、これを素早くかわしたジェフはエクストリーム・ツイスト・オブ・フェイトで切り返そうとする。これで一発逆転かと思われたが、オートンはさらにこれをかわし、今度こそRKOを決めて勝利。オートンは日本公演でジェリコとジェフ相手に防衛戦を行い、好勝負の末に王座防衛に成功した。
“Y2J”ジェリコはこの日、Mr.ケネディと対戦。序盤、おちょくるような態度を見せるケネディに対し、ジェリコはフ●ックユーポーズを作って挑発したり、コーナーでお昼寝ポーズ。ところが中盤から試合はヒートアップ。ボディアタックの相打ちという珍しいシーンもあったが、ジェリコのライオンサルトをケネディがヒザを立てて防御すると、グリーンベイ・プランジからの雪崩式ブレーンバスター。
しかし、ジェリコはこれもカウント2で返す。ケネディはコードブレイカーをはたき落とし、ウォールズ・オブ・ジェリコも首固めで切り返すが、そこからエビ固めで丸め返したジェリコは、起き上がりざまに今度こそウォールズ・オブ・ジェリコを決めて勝利。日本のファンに勝利するところを見せられたジェリコは、Y2Jポーズで大声援に応えた。
また、「負けたら即引退」のフレアーは、この日リーガルと対戦。リーガルはフレアーが傷めている左膝を集中攻撃していき、さすがのフレアーも悲鳴を上げる。だが、場外に降りたフレアーにリング上からリーガルが近づいた瞬間、下からリーガルの足をすくっていったフレアーはリーガルの足を鉄柱にぶつけていく。
逆足殺しを見舞っていったフレアーは、リングに戻ってニークラッシャーを決めると、伝家の宝刀・フィギュア・4・レッグロックを決め、リーガルからギブアップを奪った。日本のファンの前で引退する姿を見せることはなかったネイチャー・ボーイは、名残惜しそうにファンの声援に投げキッスで応えていた。フレアーの試合を日本で見られるのも今回が最後か……