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›2008年02月13日

HERO'S+やれんのか!=DREAM誕生! 桜庭やミルコが再びあの世界観へ

Posted by TEAM-angle at 21:47 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

080213_Dream-1.jpg 13日、都内のホテルでHERO'S+やれんのか!の格闘技大連立が仕掛ける総合格闘技新イベント『DREAM』の発足記者会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 昨年大晦日にPRIDEにケジメをつけるために開催された『やれんのか!大晦日!2007』。そのエンディングで「桜の咲く頃、夢の続きを」というメッセージが出され、年明け後もFEGの谷川代表が「大連立を途切れさせてはいけない」と事あるごとに発言。大連立に続きとなる新イベントの発表が待たれていたが、ついに発表された。
 このDREAMはHERO'Sに替わる新イベントだが、主催はそのままFEG&TBSで、TBSによる地上波中継も継続。ただイベントの中身に関しては、谷川代表が撤退し(K-1のプロデューサーに専念)、演出からマッチメークに至るまでトータルで旧やれんのか!制作チームが請け負う形となる。
 参加選手もHERO'S勢にやれんのか!に出場した選手の多くが合流する形となり、さらにはミルコ・クロコップの参戦も決定! M-1グローバルのヒョードルやホイス・グレイシーからのメッセージも紹介された。

080213_Dream-2.jpg この会見は多くのファンにも見てもらおうと公開で行われたが、選手が登場する前にスクリーンでは早速“煽りV”が流された。
 VはPRIDE名物だった島田ルールディレクターへのブーイングで始まると、桜庭和志が「仲良くしましょうよ」「さいたま、いいっすねぇ~」などとインタビューに応えているシーンが映し出され、やれんのか!の映像に立木文彦氏の「あんな程度で……終われるか!」というナレーションが被さる。
 そしてDREAMに参戦する選手が次々に紹介される。途中で、昨年のDynamite!!で話題になった前田スーパーバイザーが、田村潔司にトロフィーを投げ渡すシーンや、青いオープンフィンガーグローブを付けている谷川代表に「さらば黒魔術。安らかに」というナレーションが付いたシーンを挟む辺りはいかにも。最後は「なんで喧嘩してたんですかね?」という桜庭の問いに、インタビュアーが「桜庭さんのせいじゃないかなぁって?」と冗談っぽく応えると、桜庭が「えー!」と叫ぶと、「お見せしよう。極上、熱狂のLIVE SHOW! あの夢の続きが始まる」というナレーションで終了。会見を見に来たファンのテンションも一気に上がった。
 すると『Guerrilla Radio』に乗って、次々に選手たちが会見場に登場。秋山成勲が登場すると一部のファンからはブーイングが飛ぶ一方、「秋山、頑張れ!」という声も。そして秋山と同じ空間に桜庭も登場。各選手が意気込みを語る中、この大連立の立役者でもる桜庭は「また第1回のDynamite!(=2002年8月28日、国立競技場)のときのように、DREAMという名前でまた皆さんに夢を与えるように、選手・スタッフとも一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします」と語った。

080213_Dream-3.jpg 年間スケジュールや階級も発表され、ルールに関してはやれんのか!の島田ルールディレクターらと、HERO'Sの磯野ルールディレクターらが合体し、新たな審判団を設立した上で、PRIDEとHERO'Sの間を取るようなDREAMルールが新設される予定とのこと。
 各階級のGPを3年周期で行う予定で、今年は3月からライト級GP、4月からミドル級GPが開催される。3・15旗揚げ戦『DREAM.1』で青木真也vsJ.Z.カルバンが行われることが、まず決定! このGPでそれぞれの階級の初代王者が決定するが、そのほかの階級に関しては、ファンや関係者が納得する選手同士のワンマッチで初代王者を決定する予定とのこと。また、山本KIDがエースとなる60kg級の階級も今後設立される。
 ヘビー級の看板選手を探していたという旧やれんのか!制作チームは、その中でミルコと接触。「UFCでは前回残念な結果となったが、逃げてきたわけではない。いずれはUFCに戻りたい。ただ、ずっと日本で試合がしたいと思っていたし、このDREAMというイベントは自分の格闘技キャリアでも重要なものになると思ったので参戦を決めた。正直、ケージ(金網)ファイトはまり向いていないし、日本で試合をするのが自分には合っている」と語り、DREAM参戦を決めた理由を語ったミルコ。UFCとの契約も問題はないようだ。

080213_Dream-4.jpg 会見終了後、谷川代表から「前田(日明)さんに関してはスーパーバイザーという肩書きはないが、喧嘩したわけではない。前田さんはHERO'Sではやりたいことがやれてないように思えた。近々会見などを開くと思うが、新しくやることをFEGとしてはお手伝いしていきたい」と、今後は前田のやりたいこと(リングス?)にFEGとして協力するという形で関係は継続すると説明。同様に、高田延彦に対しても“DREAM総括本部長”という肩書きはつかないとのこと(高田がDREAMに携わるかどうかは不明)。
 「別に私がFEGに入社したわけじゃないですよ(苦笑)」と語った笹原プロデューサーは、「あくまでもFEGから旧やれんのか!制作チームが、DREAMのイベントプロデュース業務を請け負った形」だと説明。いずれはこの制作チームを会社組織にしていきたいそうで、「今年の大晦日にも何かはやりたいが、ゆくゆくは桜庭選手が言っていたように、1回目の国立(競技場)でやったような夢のイベントをやりたい」というDREAM(夢)を語った。
 また、演出面を担当するという話もあった『戦極』に関しては「我々はトータルで請け負ってこそ力が発揮できる。レニーさんのコールだけとか、佐藤大輔さんの映像だけとかの切り売りでは、熱のある世界観は作れない。話をする中で、その辺のコンセプトが合わなかった」と説明し、3・5の戦極旗揚げ戦に関して、旧やれんのか!制作チームが何かを手伝うようなことはないという。
 加えて秋山成勲との再戦問題でこじれていた三崎和雄に関しては、「谷川さんがああいった形で会見を開いて、いろいろな反響が私のところにも届いた。でも、あの時点で僕らの立場は何も決まっていない状態だったので、キチンと決まってからファンの方に説明したかった」と説明が遅れた理由を語り、この件に関しては三崎本人と話って、「確かに行き違いはあったが、誤解は解けている」と説明。
 どうも『やれんのか!』はあくまでも昨年大晦日一度だけのイベントだったが、具体的なことが決まっていないのに「桜の咲く頃に」という“次の何か”を臭わせるようなことをしたことや、様々な人間があいだに入ったことで、これだけ大きな問題になってしまったようだ。「2試合やるのが前提だった」「秋山との再戦」うんぬんなど、契約の中身に関しては「個人的には表に出すべきではないと思っているので」と、あまり詳しくは語らなかった笹原氏だが、「三崎選手は戦極で頑張ってもらいたいが、機会があればDREAMにも上がってもらいたい」と、ひとまず三崎サイドとはお互いにそれぞれの道で頑張りましょうということで決着がつき、谷川&秋山サイドにも納得してもらっているそうだ。

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