プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2008年02月18日

永田が緊急欠場! IWGPを統一した中邑は“強いプロレス”を守っていく宣言

Posted by TEAM-angle at 00:01 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 17日、両国国技館で行われた新日本プロレス『NEW JAPAN ISM IN 両国』。全試合の詳細や試合後の選手のコメントなどは、バトル三昧をご覧下さい。
 開場前、会場のスタッフにカードが一部変更になることがアナウンスされた。何でも永田裕志が試合前のアップ(準備体操)のときに「頭が痛い」と訴え、林リングドクターが診断したところ、左手の痺れや軽い歩行障害があるということで、急遽病院へ行って検査をすることになったという。永田はそのまま神妙な面持ちでタクシーに乗り込んで病院へ向かい、第5試合で予定していた永田vs後藤を中止することが決定された。
 永田の容態も気になるが、前日のIGF有明大会に突如出場したトムコが「今後はIGFに上がる」と言って、IWGPタッグのベルトを投げ捨てたのも気になるところ。しかしフタを開けてみると、新日本側はそんなことがなかったかのように、普通にタイトルマッチが行われた。
 しかし、多くの観客はそういった状況が分かっていたようで、トムコには終始ブーイングが飛び、試合もGBHのが悪の連携を駆使したものの勝利してトムコは王座から転落。試合後、トムコは「時間を置いてゆっくり考え、また作戦を立て直す。いずれニュージャパンに戻ってくる!」と、ひとまず新日本から離れるものの、いずれは戻ってくるという発言を残した。

 稔&デヴィットのプリンス・プリンス、略してプリプリの持つIWGPジュニアタッグに挑戦したライガー&AKIRA。ビッグマッチらしく久しぶりに蜘蛛の糸も披露したAKIRA。しかしプリプリつぃてはようやく獲得したベルトの初防衛戦なだけに、ここで負けるわけにはいかない。デヴィットがいい動きを見せ、ライガーとAKIRAを追い込んでいくが、後楽園大会でライガーが「俺たちにはお前らにはないキャリアがある」と言っていた通り、「ここで負けるか!」という意地で、デヴィットのフィニッシュ技を食らっても、何とかキックアウトしてみせる。
 プリプリはシャイニング・インパクトを決めてから、デヴィットがダイビング・フットスタンプからのプリンスズスロウンを決め、誰もが勝ったと思ったが、この大ピンチを辛うじて逃れたライガ-が怒濤の反撃。パートナーのAKIRAも絶妙のアシストで、稔を捕獲しえカットに入らせない。そして最後は雪崩式垂直落下式ブレーンバスターを決めてライガーが勝利!
 セコンドについていたマシンと共に抱き合って喜んだレジェンド。試合後、AKIRAが「40代の諸君! これから俺たちと一緒に夢を見ていきましょう!」とノリノリで言うと、ライガーは「(ワイルド)ペガサス(=クリス・ベノワ)、エディ(ゲレロ)、橋本真也が、このベルトを獲ったのを一番喜んでくれると思うよ」と感慨深げに語った。

 メインは第2代IWGPベルトを保持する中邑と、第3代IWGPベルトを持ち逃げしたレスナーからベルトを譲り受けたアングルが、ついにベルトの統一戦を行うことになった。タイトルマッチらしい重々しい雰囲気の中、試合が始めるとアングルはいきなりオーバーヘッド・スープレックスで中邑を場外にブン投げるという荒技を見せたら、あとは執拗なヘッドロックやスリーパーでじっくりと中邑を追い込んでいく。
 さらに雪崩式アングルスラムを決め、タイツのショルダーを外したアングルは、一気にアンクルロックへ。絶体絶命となった中邑だが、試合後「ドームでの永田戦が参考になった」と明かした通り、1・4ドーム大会で永田がアングルのアンクルロックをナガタロック2に切り返したように、胴絞めスリーパーに切り返し江みせた。
 それでもアングルはやはりアンクルロック狙い。ことごとく切り返していった中邑は、ついにランドスライドを決めたが、カウントは2。新技のダブルアーム式パイルドライバーもアンクルロックに切り返された中邑だが、何とかアンクルロック地獄から抜け出すと、すぐさま飛び付いていって腕ひしぎ逆十字固めへ。アングルのクラッチも外し、アングルの腕を完全に伸ばしていくとついにアングルがタップ!
 中邑がIWGPベルトを統一したその瞬間、会場は大きく盛り上がった。試合後、アングルも潔く中邑の勝利を称え、立会人の山本小鉄氏も涙ぐみながら中邑にベルトを渡すと、中邑は「正直、信じられない。でもこのIWGPに賭ける気持ちはカート・アングルよりも、どの選手にも負けない! このベルトには、俺たちだけじゃない、過去の偉大な先輩たちの思いがすべて詰まっている。統一戦、今日からが本当のIWGPです!」と力強く語った。
 そして最後は「一番スゲーのはプロレスなんだよ!」で締めた中邑は、控室に戻ってくると「正直、喉が渇きっぱなしだった。彼(=アングル)の強さは認めますよ。1回勝ったくらいじゃダメ。世界最高峰、世界トップクラスのレスラーだと改めて実感した。でもすべてを獲得するまで、達成するまではこの道を誰が来ようがまっすぐ進んでいきたいと思います。小鉄さんの涙は響きましたね。いま、プロレスがなんだかんだ、何だか分からないプロレスも存在してるんでね。先輩たちが胸を張ってOBだと言える、伝統ある強いプロレスを守って、伝えていかなきゃいけない!」と、もの凄いプレッシャーの中闘ったことを改めて吐露。その上、“強いプロレス”を守るために今後強いIWGPチャンピオンであることを宣言した。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif