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›2008年03月02日

ドリーが華々しく引退! 健介が小島に激勝! 棚橋がチャンカー参戦表明!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

080301_AllJapan-1.jpg 1日、両国国技館で行われた全日本プロレス『2008 プロレスLOVE in 両国 Vol.4』。全試合の詳細や試合後の選手のコメントは、バトル三昧をご覧下さい。
 この日、日本マット界でも長きに渡って活躍してきた“グレートテキサン”ドリー・ファンク・ジュニアが引退試合を行った。試合はドリーを日本に招聘した愛弟子・西村とタッグを組み、かつてドリーから教えを請うた天龍&渕との対戦となった。『スピニング・トーホールド』が鳴り響き、テンガロンハットを被ったドリーが入場するなり、場内は大歓声。
 これが引退試合であり、67歳であり、かつての師匠でもあるドリーに対しても、天龍は容赦なしに逆水平チョップ&グーパンチを放っていく。すると場内からはブーイング(そんな天龍も58歳だけど)。それでも天龍はドリー、さらに西村にも厳しい攻撃を続けていき、西村をテキサスクローバーに捕らえる。だが、これをカットしたドリーは西村との合体ブレーンバスターで天龍を投げ飛ばすと、渕にはダブルアームスープレックスを決め、伝家の宝刀であるスピニング・トーホールドに!
 1度は天龍にカットされたが、西村が入ってきて天龍を足4の字固めに捕らえると、ドリーは改めて渕にスピニング・トーホールド! 1回転、2回転、3回転と回転を増すごとに大歓声が上がる中、ついに渕がギブアップ。ドリーは引退試合を自らの勝利で飾った。

080301_AllJapan-2.jpg 試合後、改めてテンガロンハットを被ったドリーに各マスコミから記念品が贈呈される。中でも“ベテラン記者”の門馬忠雄氏が杖をつきながらリングに上がり、ドリーと嬉しそうに握手を交わしたシーンは感動的だった。さらにテレビ番組の企画で共演したという坂口憲二、現在PWF会長の馳浩、健介オフィスのマサ斎藤さん、武藤社長、マーティ夫人からも花束が贈られた。
 「ミナサン、メニーメニータイムス、マコトニアリガトウゴザイマシタ。アイラブ、ジャパン」と日本語で挨拶したドリーは静かに10カウントゴングを聞いた。リングアナから名前をコールされたドリーは腕を上げて歓声に応えると、最後は西村らが作った騎馬に乗ってリングを一周。レジェンドレスラーに相応しく、華やかでいい引退セレモニーだった。
 大会終了後にはファンや関係者が大勢参加しての引退記念パーティーも行われた。民主党の松原仁議員や藤田慶子さんも出席する中、「ドリーのスタイルを継承しながら、さらに新しいプロレスを築いていきます」と挨拶した武藤社長の音頭で乾杯すると、ドリーは何度も武藤全日本に感謝の言葉を述べながら、ファンたちとの交流を楽しんだ。

080301_AllJapan-3.jpg そんなドリー引退試合という両国大会のメインを飾ったのは、健介vs小島の三冠戦。ヒールに転向した小島は前哨戦でことごとく健介、並びに健介オフィス自体を挑発していった。健介の怒りも“どっか~ん”と爆発寸前となったところで、いざ一騎打ち。両者とは縁の深い馳会長の「2人の生き様を見せて下さい」という独特の選手権宣言から、試合開始。
 途中ブードゥー・マーダーズの面々が健介にちょっかいを出すと、北斗をはじめとする健介オフィスの面々と乱闘状態に。セコンド同士が揉めてる中、小島はイスを持ち出して攻撃していくが、健介は動じない。それだけに小島の反則行為は、このイス攻撃と急所蹴りくらい。あとは基本的に、この2人らしく真っ向からのぶつかり合いに。
 小島がエプロンでDDTを出せば、健介も場外で北斗ボムを決める。さらにお互いに腕をぶつけうラリアットの相打ちを何度も繰り返すという激しい展開となったが、小島は満を持してサポーターを外すと豪快なラリアットを叩き込む!
 この一発で相当なダメージを負った健介に対し、小島は掟破りの北斗ボムで追い込んでいく。だが、カウンターのラリアットを叩き込んだ健介は、タイガースープレックスからのキングバスター! この波状攻撃ですっかりグロッキーとなった小島に、健介はトドメのノーザンライトボムを決めて勝利!
 試合後、小島は担架で運ばれるほどのダメージ。一方の健介は難敵を退けての勝利に上機嫌で、乾杯用のビールを目の前に「飲みたい気分だよ!」と叫ぶが、北斗から帰りに車の運転をするからとビールを飲むことを禁じられてしまう。「なんだよぉ」と渋々スポーツドリンクで乾杯する健介の目の前で、敢えてビールで乾杯する北斗はやはり“鬼嫁”! 健介はベルトを獲られた勝彦に、逆水平チョップで気合いを注入していたが、飲めないジレンマか? はたまた北斗への腹いせか?

080301_AllJapan-4.jpg メイン終了後、健介と放送席に座っていた鈴木がチャンカー参戦を表明していると、川田、諏訪魔、ドーリング、ケア、西村と次々に選手たちがリングに来てチャンカー参戦を表明。そして武藤が自身のチャンカー参戦を表明後、「もう1人いる」と言って招き入れたのが、昨年度のG1覇者であり、前IWGPヘビー級王者の棚橋! 諏訪魔が棚橋に食ってかかっていくと、棚橋は「スーツが汚れるんでどいてくれませんか」と言ってのけっという。
 その棚橋はこの日武藤とタッグを組んで、川田&ケアの王道コンビと対戦。黒タイツ&ナルシストキャラになってからは初めての全日本参戦となった棚橋に対して、全日本ファンは歓声半分ブーイング半分といった感じ。だが、棚橋はそんな全日本マットを楽しむようにイキイキとファイト。
 ナルシストポーズで客を煽りつつ、ことごとく川田を挑発。ハッスルのモンスターKとはひと味違う“デンジャラスK”の川田は、この挑発に厳しい攻撃で応えていく。棚橋vs川田という新鮮な顔合わせがヒートするのに触発されケアも棚橋に厳しい攻撃を見せていくが、武藤が絶妙のアシスト。
 武藤の足4の字と棚橋のテキサスクローバーの競演が見られれば、ケアのコブラクラッチと川田のストレッチプラムの競演など、4者の持ち味が発揮された試合展開に。だが、川田を振り切って武藤のピンチを救った棚橋は、ケアを肩車。武藤とのシャイニング・インパクトが決まると、武藤がケアにシャイニング・ウィザードを連発! そして倒れたケアに棚橋がハイフライフローを決めると、武藤がトドメのシャイニング・ウィザードを決めて武藤&棚橋が勝利。
 全日本マットで新日本以上のノリノリな試合を見せた棚橋は、「新日本に限らず全日本を支配するのもいかな。ブーイングは僕には歓声にしか聞こえなかったですね」とvs全日本に対しても実に太々しいコメントを残した。棚橋が今年のチャンカーで台風の目になるのは間違いない!

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