プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2008年03月13日

暴走気味のサムライにいきなり全日本Jrの洗礼!土方がシルバーに逆転勝利

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

080312_AllJapan-1.jpg 12日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『HOLD OUT TOUR 2008』開幕戦。ジュニア・タッグリーグ戦も開幕したこの大会の全試合の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 2・17後楽園大会でのカズvs近藤戦の試合中に乱入して試合をブチ壊した東京愚連隊。その愚連隊を蹴散らしてみせたのが、新日本プロレスを退団したばかりのエル・サムライだった。サムライはカズとのタッグでジュニア・タッグリーグにエントリーしたのだが、初戦でいきなり愚連隊と対戦。
 この試合から全日本本格参戦となるサムライは、全体的にドラゴンの模様があしらわれた新コスチュームで登場。対する愚連隊は、論外が大きく破れた初期型のサムライマスクを被って入場してくると、試合中も終始サムライをおちょくっていく。さらに代わる代わるサムライのマスクに手をかけ、紐をほどいてマスクを脱がせようとするが、サムライは必死にマスクを死守!
 この行為にサムライはブチ切れ、リングサイドの観客からイスを奪い取ると、そのイスで論外、さらに助けに入ってきたMAZADAも滅多打ちにしていく。あまりのサムライの暴走ぶりに和田京平レフェリーが激怒しながら止めに入るが、サムライは京平レフェリーの胸ぐらをつかみ、払いのけると再び愚連隊にイス攻撃。呆れた京平レフェリーはカズに止めるように指示するが、サムライはパートナーのカズまで突き飛ばしていった!

 その後、ようやく冷静さを取り戻したサムライはカズと合体攻撃(カズのファイナルカットとサムライのリバースDDT同時発射)などを繰り出していく。そして論外をWA4で叩き付けたカズは、サムライにフィニッシュを託して場外のKAZADAにトペ。
 サムライがフィニッシュを狙って論外のバックを取ったのだが、論外はサムソンクラッチで丸め込んで逆に3カウント! 何度もマットを叩いて悔しさを露わにしていたサムライを尻目に、リーグ戦白星スタートに意気揚々と引き上げてきた愚連隊は「楽勝だよ。アレ(=サムライ)全日本に上がるレベルじゃねぇぞ。岡崎のインディーレスラーはDEPとかEMMAとか華☆激とか、その辺りからやり直したほうがいいぞ! 元新日本ってだけで飯喰おうっていう浅さが今のアイツの状況だよ。そんなに甘くねーぞ、全日本マット」とサムライをこき下ろした。
 普段が控えめなこともあり、新日本時代は「キレたら恐い」というイメージを持たれていたサムライが、全日本本格参戦の初戦でいきなりブチ切れたわけだが、その割には強烈なインパクトを与えるまではいかなかった。右膝の負傷で昨年9月から欠場し、そのまま新日本を退団したため、この日が復帰戦だったこともあってか、全体的な動きも今ひとつ。フリーの大先輩である愚連隊から、新米フリーのサムライに対して「そんなコンディションでやれるほど甘くねぇぞ」という“全日本ジュニアの洗礼”を浴びせた格好となった。

080312_AllJapan-2.jpg また、3・2両国大会で中嶋勝彦との因縁対決を制し、世界ジュニア王座を奪取したシルバー・キングは負傷欠場中のYASSHIに代わり、近藤とタッグを組んでジュニア・タッグリーグにエントリー。こちらも初戦でシルバーと勝彦のチームげ激突!
 同じ全日本正規軍のカズに対し「去年の全日本ジュニアを引っ張ってきたのは、アンタじゃなくて俺と中嶋だ」と反旗を翻した土方は、久しぶりにレガースを着用して登場。ところがゴング前に近藤の串刺しキングコング・ラリアットを食らって早くも大の字に。
 その間孤軍奮闘していた勝彦もダブルインパクトを食らって場外でノックアウト。ようやく息を吹き返した土方だったが、その後も近藤&シルバーに捕まり続けてしまう。試合中盤から勝彦も戻ってきて、蹴りの合体で反撃に出る。しかし中嶋をみちドラ2で叩き付けたシルバーは土方にムーンサルト!
 これで決まったかと思われたがカウントは2。しかしシルバーは続けてデスバレーボムで叩き付ける。だが、これもカウント2.9! シルバーはダメ押しのデスバレーを狙って土方を担ぎ上げるが、その瞬間に土方が腕ひしぎ逆十字固めに切り返して、シルバーから大逆転のタップアウトを奪ってみせた!
 試合後、バックステージに戻った土方は「(勝彦の)足を引っ張らないように、それでいて俺自身も結果を出さなきゃて……」と感慨深げに語ったが、まさしく最高の結果をリーグ戦初戦にして出すことに成功。逆に前世界ジュニア王者の勝彦のほうが「力になれなくて」と恐縮するほどだった。

080312_AllJapan-3.jpg ジュニア・リーグ戦以外では、小島に三冠王座を防衛した健介に対し、TARUとのシングル戦でブードゥー・マーダーズに対してケジメをつけた諏訪魔が食ってかかっていった。この日は全日本本隊vs健介ファミリーの8人タッグで激突した両者だが、諏訪魔は終始健介を意識しているのに対し、健介は王者らしくドンと構えて受けて立つ。
 だが、諏訪魔がムキになって健介に対して強烈なビンタを叩き込んでいくと、ついに健介も試合そっちのけで諏訪魔を殴っていき、そのまま両者は場外へと雪崩れ込みながら大乱闘! その間リング上では平井が平井エンドで宮原を沈めたのだが、試合後も健介と諏訪魔は乱闘を止めない。どうにか健介が怒りを抑えて引き上げようとすると、諏訪魔は「健介! 三冠のベルトを粗末にするんじゃねぇよ!」と吐き捨てた。
 さらにケアが昨年鼻を折られたリベンジをしようと、ドーリングとタッグを組んで小島&TARUと対戦したのだが、試合早々の場外乱闘で首を痛めてしまう。何とかドーリングが頑張って試合の流れを取り戻し、ケアにタッチしたのだが小島のコジコジカッターを食らった瞬間、ピクリとも動かなくなりそのままアッサリと3カウント。
 あまりにもアッサリと決着がついてしまい、「なんや、もう終わりかよ! やっぱりお前らクソガイジンやったのぉ。ケア、大丈夫かよ? お前、いま負の空気が出てるよ。それもすべて武藤が悪いんや。全日本のせいや。何ならお前、ブードゥーに来たらどうや? まぁ俺は長いことかけてお前を口説いたるからよ。まぁそういうこっちゃ!」とTARUがケアに対して同情気味にブードゥーに勧誘するほど。しかし首に大きなダメージを負ってしまったケアは、足を痙攣させたまま担架に乗せて運ばれていった。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif