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›2008年04月07日

JCBホールのプロレスこけら落としで、田中将斗が早くもバルコニーダイブ!

Posted by TEAM-angle at 01:00 / Category: 【プ】ZERO1-MAX(ZERO-ONE) / 0 TrackBack

080406_Zero1Max-1.jpg 6日、MEETS PORT内JCBホールで行われたZERO1-MAX『WRESTLING&LIVE MUSIC ミラクルロケット2008~2nd Impact~』。東京ドームの目の前に完成したMEETS PORT内にある“第2後楽園ホール”ことJCBホールをプロレスで初めて使用した今大会。最大3000人超の観客を収容する会場なだけに、ZERO1は好評展開中の新日本プロレスとの対抗戦をズラリとラインナップ! その結果、超満員の観客を動員!
 メインには田中将斗の持つ世界ヘビー級王座に、この対抗戦でZERO1勢を次々に撃破してきた中西が挑戦。ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けた田中は、中西を場外に連れ出すとアリーナ後方に設置されていた記者席に連れ出し、テーブルをセット。セコンドの崔が中西をテーブルの上にセットすると、田中は階段を駆け上がって何と1階バルコニー席からダイブ!
 中西もろともテーブルは真っ二つ。田中はJCBホールのこけら落としで、いきなり“バルコニーダイブ”を行ってみせた! しかしリングに戻ってからは中西のパワーが爆発。いくら田中が突進していっても、中西は正面から受け止めると、チョップやベアハッグなどで反撃。さらに試合が進むにつれ、両団体のセコンド陣もヒートアップ! そんな中、中西がヘラクレスカッターを狙った際に田中の足がレフェリーに誤爆。
 レフェリーが失神したことで試合が混沌とし、何と中西までもがテーブルをリング内に持ち込み、ハードコアスタイルに挑む。しかし、テーブルを活かすことは出来ず、逆に雪崩式DDTでテーブルに叩き付けられてしまった。そして最後は田中が後ろから前からスライディングDを叩き込んで3カウントを奪った。

080406_Zero1Max-2.jpg 試合中の乱闘でも1人際立った殺気でZERO1勢をボコボコにしていた金本が、4・13新日本後楽園大会での一騎打ちが決定している田中に詰め寄り、「今日の試合見たか! お前も日高と一緒や。覚悟しておけ!」とドスの効いた声で宣戦布告。田中も「中西の次はお前とやるの決まっとんやから黙っとけ! 中西が負けたんやから、お前ら早く引き下がれ!」と金本をはじめ、新日本勢を一喝!
 最後は宇宙戦隊NOIZのメンバーやPPVの解説を務めた大谷、そしてZERO1のメンバーと共に「3、2、1、ゼロワン、ウ~、マックス!」の大合唱で大会を締めた。その後、バックステージに戻ってきた田中は熱戦を繰り広げた中西に対し「新日本でもう1回価値を上げて来い! それまで俺がベルト守っといたる。今日の中西は輝いてたやろ。大森だけにやらせるにはもったいないよ。中西とはまたやりたい」と高評価した。
 その上で「雑草の俺、エリートの中西かもしれん。でも雑草は生命力強いねん。実力で勝ったのかは分からんけど、気持ちでは絶対に負けてへん! 俺は新日本プロレスというエリート集団の中に、世界に1つしかない雑草の芽を植え付けたるから。1度根を張ったら強いよ」と、vs新日本に対して改めて雑草魂を燃やした。
 そして「さぁ追い詰めたよ。新日本さんは(4・13で)メインのリングを用意してくれるんでしょ? 俺が必ず新日本のリングでこうして両腕を上げたるから。金本浩二との闘いにベルトなんて関係ないねん! (金本がベルトを)懸けたきゃ懸けてもええねん。話題にもなるだろうし。でもベルトとかどうでもええねん! 1vs1の勝負やねん」と、“対抗戦男”金本と金本のホームである新日本のリングで対戦できることに喜びと興奮を感じている様子でまくし立てた。

080406_Zero1Max-3.jpg その金本はこの日、「(金本は)いま世界で一番闘いたい相手」と語る日高と対戦。煽りVで「この対抗戦によって若い頃に戻った気がする」と語っていた金本は、若い頃に使用していた入場テーマ『ジャンクション』で入場。新日本の応援団もだいぶ駆けつけていたが、さすがにZERO1の会場だけに人気者・金本にも大ブーイングが飛ぶ。
 しかし金本はそのブーイングを煽るように何度も勝利を確信したようなポーズをしながら、日高を見るからに厳しいヒザ蹴りで追い込んでいく。しかし、日高も金本のヒザを攻撃していき、ついに必殺のショーンキャプチャーで捕獲! だが、金本は逆に日高の足を取っていきアンクルホールドへ。
 もの凄い角度まで日高の足首をひん曲げていった金本だが、日高は辛うじてロープにエスケープ。しかし最後は両者意地を剥き出しにバチバチと殴り、蹴り合った中で、ヒザをついた日高に対し、金本が顔面キック(バゾソーキック)2連発を叩き込んでからのタイガースープレックスで勝利! 試合後も日高を引きずり起こして強烈なエルボーを叩き込んでいった金本。対抗戦だと金本の怖さ・厳しさが俄然光る!

080406_Zero1Max-4.jpg この日はJCBホールのプロレスこけら落とし&ZERO1-MAX初のPPVということで、“銀河系バンド”の宇宙戦隊NOIZとコラボレーション。NOIZはリング後ろのステージでミニライブを行い、会場に詰めかけたNOIZファンも大熱狂! さらにそのNOIZから遺志を受け継ぐ戦士、その名も“NOIZ”というマスクマンがデビュー。
 いきなりデビュー戦でTHE★ZESTの持つWWA世界ジュニアライトヘビー級王座に挑戦したNOIZ。NOIZの生演奏による入場テーマで入場して来たNOIZに、奇襲攻撃を仕掛けたZEST。しかしバンドのNOIZファンからの声援を受けたNOIZは、ノータッチトペコンやブレイジングアローを披露。最後はミラクルロケットG5(=ムーンサルトからのセントーン)で勝利。見事にタイトル奪取に成功し、バンドのNOIZと共に記念撮影に応じた。
 また、TNAのアレックス・シェリー&クリス・セイビンと、インターコンチネンタルタッグ&インターナショナルライトタッグのダブルタイトル戦を行った藤田&菅原組は、何と相手チームの国歌吹奏の際に奇襲攻撃を仕掛けるという前代未聞のことをやってのけ、大苦戦の末に最後はブラックボックス攻撃からのスクールボーイで辛くも勝利。見事タッグ二冠王となった。

080406_Zero1Max-5.jpg この日のZERO1vs新日本の対抗戦は3勝3敗に終わった。長州は試合後、解説席の大谷に向かって「蝶野からの伝言を伝えてやる。5月5日、後楽園に来い! 蝶野からいいプレゼントがあるらしいぞ」と、蝶野プロデュース興行『PREMIUM』へ誘いをかけた。
 GBHの真壁&矢野は、義人&関本と対戦し凶器攻撃を駆使して流血に追い込み勝利した。しかし全試合終了後、田中は「今日、メインで中西学が負けたことが3勝3敗に終わったことより大きいと思うよ」と、事実上の大将戦を制したZERO1側がインパクトという点で勝利したことを強調した。
 なおJCBホールは、MEETS PORTSの入り口から入り、地下3階がアリーナとなる。この日は宇宙戦隊NOIZがミニライブをやるため、ステージ上に楽器をセッティング。そのためリングは3方向からしか見られなかったが、3階層のバルコニー席はどこからでもリング上が見やすい。ただしアリーナは傾斜がないため、グラウンドの展開になると、スクリーンでリングの様子を映し出すという工夫がされていた。
 事前の報道通り、客席のイスは連結式で固定されているため、場外乱闘の際に客席からイスを奪って攻撃ということは出来ず。そういうこともあって「プロレス向きではない」と言われていたJCBホールだが、場外乱闘もあったし、早速バルコニーダイブもあったことを考えると、“大人しいプロレス”になるようなことはなかった。
 また、さすがは最新鋭の音響システムを導入した上、音の反響を吸収する吸音板をホール内壁に採用しているだけあって、マイクアピールもNOIZのライブも非常に聞きやすかった。後楽園ホールでは音が割れてしまい、選手のマイクアピールが聞き取りにくいことが多々あるが、今回ZERO1が音楽とのコラボレーションをしてくれたお陰で、音の良さが非常に実感できた。さらにレーザー光線やスモークによる演出も、会場全体が適度な高さと広さがあるのでよく栄えていた。

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