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›2008年04月30日

若手だけによる入場料無料の『若武者』。でら名古屋の入江が全力デビュー!

Posted by TEAM-angle at 22:59 / Category: 【プ】サミットシリーズ・合同興行 / 0 TrackBack

080430_Wakamusya-1.jpg 30日、新木場1stRINGで行われた『若武者~プロレスサミットへの道』。今回はデビュー3年以内の選手を対象とし、観客アンケートにて上位の選手は年末開催予定の『プロレスサミット』に出場できるというコンセプト。全試合の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 より多くの方に見てもらいたいという思いで、今大会は何と“入場無料”とされたが、GWど真ん中の平日、ほとんどの出場選手が無名に近い選手ということもあってか、超満員とはならなかったが、どの試合も若手らしい熱い展開となった。
 中でも地元密着のプロレス団体“でら名古屋”の入江茂弘は、何とこの一戦がデビュー戦! それだけに入江のセコンドにはでら名古屋の仲間のほかに、高木三四郎監督もつく。相手は若手とはいえ、キングスロードやZERO1・MAXで揉まれてきた高西翔太。
 エルボー合戦では倒され、ストンピングを浴び、何度立ち上がってもマットに叩き付けられていった入江だが、リング下から高木監督以下でら名古屋の選手たちがマットを叩きながら檄を飛ばす。徐々に観客も入江に声援を送るようになり、入江もその声に応えるように歯を食いしばりながら立ち上がる。
 そしてタックルで吹っ飛ばした入江はゴリラクラッチを披露! しかし、どうにか逃れた高西は体全体を浴びせるようなエルボーを叩き込むと、片逆エビ固め、さらにキャメルクラッチで絞り上げ入江からギブアップを奪った。試合後、高木監督や対戦相手の高西からも健闘を称えられた入江は、高木監督の肩に担がれて引き上げていった。

080430_Wakamusya-2.jpg この日観客に何度も驚きの声を挙げさせてたのが、バトラーツの矢野啓太。バトラーツというと、どうしても石川や澤のイメージが強く、殴る蹴るのいわゆる“バチバチ”のイメージが強いが、アイスリボンにも定期参戦している吉川は、ケンドー・カシンを目標としているだけあって独創的なサブミッションを使うのが特徴。
 クロス式リバース・スピニング・トーホールドといった感じの技やスライディング式横十字など、見たこともないような技を次から次に繰り出していき、実は桜庭和志が開発した幻の技・ゆりかもめも披露! しかも飛び付き式回転エビ固めから、流れるようにゆりかもめに移行してみせたのだ。
 対戦相手のSTYLE-Eの竹田誠志と大阪プロレスのタダスケは、矢野のサブミッションに苦しめられたものの、最後は竹田が矢野にオリンピックスラムの連発でフォール。しかし矢野は後ろ髪を捕まれた状態でフォールされたと抗議し、試合後両チームは大乱闘を展開。バトラーツとSTYLE-Eだけに、この続きは近いうちどこかのリングで行われそうだ。

080430_Wakamusya-3.jpg 全日本プロレスからも駿河一が出場。大日本の石川晋也とタッグを組んだ駿河は、ElDoradoの豪&IWAジャパンの小部卓真と対戦。
 小部を捕まえて代わる代わる攻撃していった駿河&石川組。駿河はニーリフトや蹴り、さらに長身を活かしたバックブリーカーなどで攻撃していくと、コーナーから豪が「メジャーに負けるな!」と檄を飛ばす。口から血を流しながらも、ようやく反撃に出た小部は石川を相手コーナーに叩き付けると、コーナーの駿河に「出てこい!」と挑発。駿河が応じると、小部はPK式サッカーボールキックからのドロップキックで場外に追いやると、トペコンを発射。
 豪も石川に対して体重を乗せたラリアットからのフィッシャーマンバスターを決めていくと、場内からは石川コール。場外で駿河と小部がやり合っている間に、豪がラリアットからジャンピング・パワーボムで叩き付け、最後は逆エビ固めでギブアップを奪った。

080430_Wakamusya-4.jpg メインを務めたのは、アパッチプロレスの小幡優作&みちのくプロレスの清水義泰vs大阪プロレスの原田大輔&DDTの安部行洋のタッグマッチ。
 163cm、75kgと小兵の清水だが、白いタイツということもあって往年の山本小鉄を彷彿させる。ファイトスタイルも小鉄スタイルというか、ガッツ溢れる玉砕戦法。原田のパワー、安部のスピードにことごとくやられた清水だが、場内の清水コールを受けて清水はブレーンバスターからのフロッグスプラッシュで反撃! しかし安部が串刺しドロップキックを連打で清水に叩き込んでいくと、インプラントDDTからバックを取る。ここで小幡が入ってきて清水を救出すると、ダブルドロップキック。
 清水は原田とビンタ合戦を展開するが、これに打ち勝ったのは原田。原田はそこからフィッシャーマンバスターを決めるが、清水はカウント2で返す。しかし原田は間髪入れずジャーマンを決めて、粘る清水から3カウントを奪った。
 試合後、安部と共に清水の腕をあげて健闘を称えていった原田は、最後に選手を代表してマイクを取ると「自分らはまだまだ上の選手には敵いませんが、いつかは後楽園ホール、いや東京ドームでのプロレスサミットで、自分たちがメインが出来るように頑張ります!」と叫んだ。
 会場ではDDTの高木三四郎、アパッチの佐々木貴、大日本の関本、沼澤、登坂氏、そしてK-DOJOのTAKAみちのくが熱心に見守っていたが、「満員にならなかったのも厳しい。選手たちは無難というか、突出した選手がいなかった」と、やや厳しい評価。確かにズバ抜けて印象に残った「これはMVPだわ!」というような選手はいなかったが、この日出場した選手の中から、いずれ日本プロレス界を引っ張っていくようなスターが生まれることに期待したい。

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