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›2008年05月12日

一夜明け会見で川尻が宇野に謝罪。ミラーは憧れの桜庭をタップさせるのが夢

Posted by TEAM-angle at 13:27 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

080512_DREAM3-1.jpg 12日、都内のホテルで『DREAM.3 ライト級グランプリ 2nd ROUND』(11日、さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 会見には笹原圭一イベント・プロデューサーほか、ライト級GP準決勝進出を決めた宇野、アルバレス、川尻、そしてミドル級GP2回戦進出を決めたミラーの4選手が出席。まず笹原EPが「いろいろな方とお話して、『素晴らしい大会だった。やっぱり格闘技っていいよね』と聞いて、正直ホッとしたというか、責任感がちょっと果たせたかなと思っている。DREAMを立ち上げてから、常々“新しい価値観を”と言ってきたが、結局新しい価値観は元々のところにある“必ず相手を倒しにいく”、“絶対にコイツには負けたくない”という気持ちがなければ、新しいものは作れない。原点というか、先祖帰りというか、そこをどの試合からも感じたので、ああいう熱が生まれたと思う。とくにメインの宇野選手と石田選手の試合は、本当にお互いの意地も誇りも感じられたし、絶対に負けたくないという気持ちがぶつかりあった試合だったと思う。メインにしてよかったなと思った」と満足げな表情で語った。
 なお、準決勝の組み合わせに関しては、抽選にするのか、ファンから「この試合が見たい」というアンケートを集めるのか、まだ決めかねているとのこと。さらに1回戦・2回戦で敗れた選手の中から、リザーブファイトを組むことになるという。

080512_DREAM3-2.jpg また、メイン終了後、宇野に対戦要求をして詰め寄っていた川尻だが、会見冒頭で起立すると「個人的に熱くなってしまい、宇野選手と関係者、スタッフの皆さんにご迷惑をかけたことをお詫びします」と謝罪して頭を下げた。
 その上で改めて「宇野選手と対戦したい気持ちはあるか?」と聞かれた川尻は「僕の気持ち的には1ファイターとして宇野選手として戦いたい気持ちはあるが、トーナメントなので僕のワガママで決めるわけにはいかない。主催者、宇野選手の気持ち、ファンの声を聞いて、準決勝でも決勝でもいいんでね」と“宇野と戦いたい”という気持ちを必死に押さえ込むように答えた。
 一方の宇野は「昨日はメインの役割を果たせてホッとしています。DREAMのリングは楽しかったです」と、大役を務め終えた充実感で、まだ準決勝まで頭が切り替わっていない様子。また、ハンセンと名勝負を展開したアルバレスは「今朝目覚めてふと思ったが、ほかの3人の日本人選手と共に(ライト級GPベスト4に)残っているアメリカ人は自分1人だということ。ファイナルラウンドでの入場のとき、顔にトマトをぶつけられるんじゃないかと心配してる。ただ、アウェーでの戦いになるので相手は完全に極めないといけない。もしKOできなくても、完全に試合を支配していなければ勝てないと思う」と唯一残った外国人選手としての覚悟を語った。
 だが、「ほかの選手と比べて、ここだけは負けないという部分は?」という質問に対して、「自分にとってはここだけは負けないということが、試合にとって重要なことではない。やはり自分の試合を見ている人が感情移入できる試合をしたいと思っている。つまり負けなくないというよりは、観客の心を勝ち取りたい。試合で負けても仕方がないが、決して諦めることなく見る人の心を打つような試合をすることが大事なんだ」と、さすがは名勝負を生み出した選手らしいコメントを残した。

080512_DREAM3-3.jpg また、笹原EPから「6月のミドル級GPに向けて、(ミラーという)ニューカマーが現れて楽しみだなと。たった1試合でファンを鷲づかみにしたんじゃないかと思う。見た通り、ちょっと変わった方だと思うが、最初計算でやっていると思ったら、どうも計算じゃないようで(苦笑)。24時間こんな感じなので、この調子で2回戦もらしいファイトをしてもらって、ミドル級GPを掻き回してもらいたい。優勝できる実力もあると思う」と評価されたミラーは、「ドモ、アリガト~。本当に素晴らしい選手たちと参戦できたことは名誉なことだよ。どんな形でもDREAMに関われて嬉しいし、この変わり者を暖かく受け入れてくれた日本のファンに感謝してる。ミドル級GPは素晴らしい選手が集まっているが、サクラバは長い間ヒーローだったので、戦うチャンスがあることにワクワクする」と、さすがはモンゴリアンチョップを出しただけあって、桜庭ファンであることを公言。
 「サクラバは今まで1回もタップアウトしていないから、それを取るのが夢なんだ。サクラバと同じトーナメントに参加できているだけでハッピーだけど、誰かが自分より先にサクラバを倒すのを見るくらいなら、その前に自分がサクラバを倒したい!」と、桜庭に憧れていたからこそ、目の前でほかの選手に倒されるくらいなら、自分が初のタップアウトを取った上で勝ちたいというのは、なかなか面白い発想。
 もし対戦が実現すれば、桜庭にとってもかなりの強敵になると思われるが、どちらの選手もただ勝つことよりも、お客さんが喜ぶような試合をするのが信条なだけに、もの凄い試合になることは必至か!?

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