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›2008年06月09日

吉田待望の勝利!藤田轟沈!第四陣に五味出陣&ライト級トーナメント開催へ

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】SRC・戦極 / 0 TrackBack

080608_Sengoku3-1.jpg 8日、さいたまスーパーアリーナで行われた『戦極~第三陣~』。全試合の詳細、煽りVの内容、試合後のコメントなどはナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 メインの吉田vsスミス戦の煽りVは「問う、吉田秀彦とは誰だ」というナレーションで始まり、五輪金メダリスト、小川との巌流島決戦の勝者など様々な“Answer”が提示されていく。瀧本や中村の見解を挟み、旗揚げ戦でジョシュに敗れたことで“エースになれなかった男”という酷なAnswerまで。そして最後に、改めて「吉田とは誰だ?」と問われると、吉田自身は「結構楽しい奴ですよ」というAnswerを出した。
 入場テーマ曲をPRIDE時代に愛用していた『The Srcret』に戻した吉田。対するスミスは腹回りこそ若干太くなったが、試合序盤から鋭いローをヒットさせていく。牽制のハイキックこそ出した吉田だが、予告していた殴り合いという展開にいくことなく、コーナー際でヘッドロックで組み付くと、そのまま押し倒して一気に袈裟固め。柔道家にガッチリ袈裟固めを決められたスミスは為す術なくタップアウト。
 念願の勝利を収めた吉田はセコンドとハイタッチして喜びを表すと、「しばらく勝ちがなかったんで、今日はどんなセコい手を使ってでも勝とうと思っていました。こんなオヤジですけど、まだまだ頑張りますので、これからも戦極を応援してください!」とマイクアピール。さらにオープンフィングローブを客席に投げてプレゼント!

080608_Sengoku3-2.jpg 旗揚げ戦ではスピニングチョークを初公開し、“生まれ変わった野獣”をアピールした藤田は、今回の試合前「近々開催されるヘビー級トーナメントの1回戦のつもりで試合をする」と語っていた。また、中尾KISSから挑戦を申し込まれていることに関して、煽りVでは「いつでも逃げませんし、いつでも挑戦者の立場で」と答え、最後に「藤田、お前は何を見せる」というナレーションに対しては「闘魂」と答えた。
 そしてカシンがセコンドにつく中、『炎のファイター~オーケストラバージョン~』で入場してきた藤田は、タックルにいくフェイントからフックの連打で攻勢に出る。だが、コーナーに追い込んだところでビューが放った左ジャブが藤田のアゴにヒットしダウン! そのままビューが覆い被さって鉄槌を落としたところで、レフェリーがストップ。
 ヘビー級トーナメント前にまさかの敗退を喫した藤田。試合後も呆然とした様子で、カシンの肩を借りて無言で退場。一方のビューは「ワタシは格闘技を始める前からフジタ選手を尊敬していたので、対戦できたことを光栄に思う」と藤田をリスペクトしている様子でマイクアピール。

080608_Sengoku3-3.jpg 休憩明けには、グルジアのレスリングと柔道の五輪メダリストと、かつて三崎に勝ったフランク・トリッグの戦極参戦が決定したことが告げられた。さらに8・24『第四陣』たまアリ大会からライト級トーナメントを開催することも発表され(12月の第六陣で準決勝&決勝を開催予定)、出場が決まったドゥエイン・ラドウィック、ホドリゴ・ダム、横田一則、光岡映二、北岡悟がリング上に登場。
 光岡が「1回戦はガイジンvs日本人でやりましょう」と提案すると、北岡は「こにいるメンバーで行うトーナメントは、五味選手の挑戦者を決めるに相応しいトーナメントにきっとなると思います」と挨拶。すると、同じく8・24第四陣への出撃が決まった五味も登場し、「ハタチでプロのリングに上がらせてもらってから、20代最後の試合になります(※9月で30歳)。残念ながら独身です。あの~、試合までしっかり練習して、自分の試合で戦極をUFCにも負けない世界一のリングにしようと思います」と挨拶し、声援を浴びた。

080608_Sengoku3-4.jpg この日のベストバウトは第5試合のトンプソンvsコスタ。今時なぜか「カトちゃんペッ」がお気に入りのコスタは、ハット&サスペンダー姿で独特の踊りを踊りながら入場。一方のトンプソンは昭和のアメリカンレスラーが愛用していたことで有名なゼブラ柄のバギーパンツを穿いて入場。前日会見では額がくっつくほどの睨み合いを展開し、あわや乱闘寸前の一色触発ムードだったが、煽りVにはその時の映像が早くも使われていた。
 1R序盤で早くも上になったコスタだが、トンプソンから下から腕十字狙い。これは何とか逃れたコスタだが、トンプソンは長い手足を利用したラバーガードでコスタを捕獲。これもどうにか脱出して立ち上がったコスタはシュートボクセ仕込みの踏み付け攻撃!
 2Rに入り、変則のソバットなど蹴りを積極的に出していったコスタは、当たらないと見るやパンチに切り替えて長身のトンプソンの顔面にパンチを伸ばしていく。下から顔面に伸びてくるパンチに苦しめられたトンプソンは、ついに顔面にストレートをもらってダウン! すかさずパウンドを放っていったコスタは、トンプソンが防御に入ると、オモプラッタを極めようとする。
 しかしトンプソンはうまく脱出して上になると、逆にアームロックを極めていき見事勝利。見応えのある試合を制したトンプソンは、試合直後にまたバギーパンツを穿き、特別プレゼンターのボクシングWBC世界フライ級王者の内藤大助選手からトロフィーを受け取った。そして成り行きでマイクを渡されたしまった内藤選手は、「何て言ったらいいか……当然こういうね。え~と、内藤です。こんにちは。お客さんいいなぁって。僕の試合もこれくらい入ればなぁあって。以上です(笑)」とオドオドした様子で挨拶し、観客から大喝采を浴びていた。

 なお、この日の演出だが、第二陣で話題になった「残り10秒」を告げる「シャキーン」という音はなく、アナウンスのみ。オープニングは第一陣の和風とも、第二陣のユーロビートとも違い、ロック調の激しいギター音に乗せて、モノクロ写真に赤い血しぶきという、若干PRIDEのテイストを彷彿させるオープニングV。煽りVは第二陣のような“ウケ狙い”的な部分がほぼなくなり、第一陣に近い感じになった。
 エンディングでは、締めを任された菊田に対して客席から戦極ポーズをリクエストする声も飛んだが、菊田は笑いながら「いやいやいや」と軽~く拒否すると、「戦極のこのリングはファンの皆さんの夢と希望を叶えていくリングだと思うんですけど、選手の夢も叶えてくれるリングだと思っていますので、1コ1コ今から連戦していきますので、グレイシーの選手とか寝技の強い選手とかとやって(みたいので対戦を)実現してもらいたいと思いますので、よろしくお願いします」と、辿々しいながらも何とか締めてみせた。
 大会終了後、WVRの木下代表は「回を重ねるごとに一番最高の試合を見せられた」と絶賛し、國保広報は菊田と三崎がケガを押して試合に出たことを明かし、「戦極の歴史を刻めた。ライト級トーナメントにはもう1人日本人、海外から2人入れる予定。ここで勝った選手が五味選手と戦う。戦極がお届けするストリーを作り上げていきたい」と語った。

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