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›2008年06月16日

左腕をもがれた桜庭、マヌーフの豪腕に散る。青木は永田を完封し、次は宇野

Posted by TEAM-angle at 03:00 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

080615_DREAM4-1.jpg 15日、横浜アリーナで行われた『DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND』。全試合の詳細、会場の雰囲気、煽りVの内容、試合後のコメントなどはナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 メインはミドル級GP二回戦、桜庭vsマヌーフ。煽りVは石原裕次郎の『我が人生悔いはない』を歌う桜庭から始まり、「死ぬ前の歌ですよね?」という質問に対し、「引退試合の時に使いたいなと思ってたんですよね」と何とも寂しいことを言う桜庭。だが、DREAMという新しいイベントを創るため、最後のひと踏ん張りをする桜庭は、「家から近いから」と理由で試合用コスチューム姿で、自宅からママチャリで横アリへ!?
 体中傷だらけになりながら横アリに到着した桜庭は、またしても通路を走りながら支度をし、白地のマシンマスクを被って入場。いざ試合が始まると、桜庭はガードを高くしてマヌーフの打撃を警戒。しかしパンチでロープ際に追い詰められると、マヌーフのハイキックが襲い掛かる。桜庭はガードしたように見えたが、その後すぐに押し倒され、パウンドを浴びまくる。何とか足を出して防御しようとしたが、マヌーフは桜庭の足を引っ張って手前に寄せると、桜庭の顔面に容赦ないパウンド&鉄槌の嵐! 桜庭完敗!

 試合後、マヌーフ自身が「サクラバはワタシにとってヒーローでした。今でもヒーローです。そして伝説的な選手です。でも誰かが“伝説を叩き潰すときは徹底的にやれ”と言われたので、今日はそれをしてしまいました」と語るように、まさに完膚無きまでに叩き潰されてしまった桜庭。引退を臭わせるような煽りVのあとだっただけに、この圧倒的な結末はあまりにもショッキング……
 さらにインタビュースペースで桜庭が左腕尺骨骨折の疑いで病院に直行したことが明かされる。あのハイキックをガードした際か? 奇しくも煽りVの通り、桜庭の肉体はより一層ボロボロに。この日のオープニングVで掲げられたテーマは、まだ0年しか歴史がないDREAMに対し、「DREAM、創ろう!」だったが、そのためにもまだ“桜庭にしか出来ない”ことがあると思えるのだが……

080615_DREAM4-2.jpg 同じくミドル級GP二回戦では、予想通りジャカレイvsメイヘムは好勝負となった。ジャカレイのヒールホールドを笑いながら脱出したり、マウントを取られてもクルっと体勢を入れ替えたりと、メイヘムはらしさを存分に発揮。しかし試合全体を通して、積極的に攻撃していたジャカレイが辛くも判定勝ち。攻守が目まぐるしく入れ替わる試合で、観客はどよめきの連続だった。
 試合後、メイヘムは「本当に自分はバカだ。自分にガッカリした。みんなに謝りたい」と言いながら、マイクで自分の頭でガンガン殴りながら反省しきり。一方、勝者のジャカレイも「自分はもう少し巧くならないといけない。反省点が多く、総合的にアップしなければと思う」と、こちらも終始反省。この向上心こそが、両者も持ち味のひとつかもしれない。

080615_DREAM4-3.jpg この日の第1試合では、唯一消化されていなかったライト級GP二回戦・青木vs永田が行われた。煽りVでは父親との無骨な交流を描いた青木に対し、兄・裕志との微笑ましい会話をフィーチャーした永田。DREAM.2では第1試合でカルバンに勝利し、一気に場内のボルテージを上げた青木は、この日も入場時からリングサイドから観戦していた父親に拳を突き出し、テンションを上げる。
 そして試合が始まると、すぐにタックルでテークダウンを奪った青木は、マウントを取ってパンチを打ち込みながらその長い足を永田の首回りに絡ませていき、そこから必殺のフットチョークへ! 結局、永田は何も出来ぬままタップアウト。ほぼ無傷で勝利した青木は「DREAMの大黒柱になります!」と絶叫してから、休憩明けに行われた公開組み合わせて抽選会に出席。
 同じく決勝ROUNDに進出した川尻、宇野、そしてエディの代理人として笹原EPと共にクジを引いた結果、エディvs川尻、青木vs宇野という組み合わせに決定。川尻は熱望していた宇野との対戦とはならかったが(決勝で当たる可能性はあるが)、大会のエンディングで「たぶん優勝しちゃうと思います」と優勝宣言! 青木も「僕の誇りを賭けて、英雄を叩きのめしたいと思います!」と誇り(PRIDE)で英雄(HERO'S)を倒すとなかなかイキなことを言ってのけた。

080615_DREAM4-4.jpg DREAM初登場となった所はフェザー級として試合に挑む。もちろんこの階級にはKIDがおり、煽りVでは「ダレン選手に負けていたら、KID選手を倒すとか言えないですね」と発言する所の姿が映し出された。
 リングサイドからKIDも見つめる中、所は開始早々腕十字を極めて勝利したかと思えたが、ダレンはことごとく所の攻撃を脱出。逆に猪木-アリから思い切りのいいパウンドを振り下ろし、所もあわやの場面が何度も見られた。結局1Rで所はダレンを仕留めることが出来ず、インターバルの際は「チチチ」と人差し指を左右に振るKIDの姿が映し出される。
 2Rも下から三角を狙ったり、腹固めの体勢からパンチを打ち込むなど、何とか極めようという所の姿勢は見られたものの、ダレンは何とか脱出をし、途中グラウンドの展開では回転体のような動きまで見せたほど。結局、そのまま時間切れとなり、判定の結果辛くも所が勝利。
 所は「首の皮一枚つながった感じ。(KIDに)アピールは出来なかったと思う。初めて減量したが、前田さんにギリギリになって落とせと言われていたのに、自分は小心者なのでちょっとずつ落としたのだが、それがよくなかった」と反省しきり。しかし、この試合はこの日一番観客を沸かせた試合だったといっていい。

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