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›2008年06月28日

天山とのタッグで、PREMIUMの1DAYタッグTを制した大谷が、G1出陣を宣言!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 27日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス・蝶野正洋プロデュース興行『PREMIUM~ユークス杯PREMIUMワンナイトタッグトーナメント~』。PREMIUM第2回大会の今回は、抽選で決まったタッグによる1DAYトーナメントを開催。試合の詳細と、試合後の選手のコメントは、バトル三昧をご覧下さい。
 映画『オーシャンズ11』の曲とカジノの映像を使ったオープニングVに、蝶野の「ギャンブル」「金」「ワンナイトトーナメント、プレミアム!」という叫び。ようはギャンブル性の高い抽選によるタッグトーナメントで、一夜にして大金を手に入れろというコンセプトのようだ。
 トーナメント1回戦から、抽選でヒロ斉藤という絶好のパートナーを引き当てたマシンは、2人揃ってリキプロダクション時代の背番号入りジャージを着て入場。しかもレフェリーをレイジング・スタッフ時代の盟友・保永が勤めたことで、マシン組が圧倒的に有利な状態で試合が進む。対戦相手の長井がイラついた様子の中、老かいなテクニックと抜群の連携を見せたマシン組は、長井のニールキックを崔に誤爆させると、長井にマシンのラリアット→ヒロのセントーン、そして保永レフェリーの高速カウントという連携技で勝利した。

 耕平との異色タッグを組んだ越中は、対戦相手の藤波を意識しまくり。得意のケツで藤波につっかかっていくが、大森がうまく藤波をサポート。そして最後は逆に藤波がサポートに周り、越中を抑え付けている間に、大森が耕平にアックス・ギロチン・ドライバー→ショートレンジのアックスボンバーで勝利。
 かつてインディー批判をした長州に対し、「俺は何者でもない田中将斗だ!」と噛みついていった田中が初タッグを結成。対するは現在新日本で孤立無援の天山と、新日本時代はその天山の良きライバルだった大谷のタッグ。長州に対しては腹に一物持っている大谷は、開始早々長州とやり合う。だが、以外にもなかなかのタッチワークを見せる長州&田中組は天山を捕まえて追い込んでいく。
 さらに田中はコーナーからヒザを出し、長州に対して「ここにぶつけろ」と指示。長州がこれに応えて天山をぶつけていくと、田中は「もう一丁!」と叫んで、何とあと2回同じことを長州にやらせた。このチームのリーダーはどうやら長州ではなく、田中だったようだ。
 あまりに天山が捕まっている時間が長く、業を煮やした大谷がリングに入ってきて、パートナーの天山に「なにやってんだ!」と檄を飛ばすシーンも。2年後輩の天山に檄を飛ばされた天山は、意地を見せ長州にダイビング・ヘッドバットからのTTD。これは田中にカットされたが、大谷から「もう1回行け!」と言われ、もう一度TTDを決めて長州から3カウント奪った。
 試合後、長州も田中も「楽しく出来た」と口を揃えた上、田中に至っては「長州さんが何と言うか分からないが、また組んでみたい」と、田中の実力を認めて積極的に連係攻撃にもトライした長州とのタッグに、かなり手応えを感じている様子だった。
 PREMIUMプロデューサーの蝶野は吉江とのタッグ。対するは旗揚げ戦で吉江と激闘を繰り広げた中西。中西のパートナーはライガー。試合はやはり中西vs吉江の戦いが中心となったが、この2人がやり合っている間に、蝶野がケンカキックでライガーを仕留めようとした瞬間、これをかわしたライガーが掌打を叩き込んで、何と蝶野から3カウント。
 いきなりプロデューサーから勝利を奪ったライガーは、試合後マイクを取り「前回、そして今回とヘビー級のみんなが熱い戦いをしています。それを見ていてジュニアの人間が黙っているわけにはいきません! 次回、8月29日、PREMIUM後楽園大会、16名のジュニア戦士が参加します。ヘビー級に負けない熱い戦いをしてくれると思います。目指すとは、目指すはJ-CUP!」と、次回のPREMIUMで、あのジュニアオールスター戦『SUPER J-CUP』ばりにジュニア戦士を集結させることを宣言した。

 準決勝では、マシン&ヒロの連携と保永レフェリーの高速カウント(相手チームのフォールはスローカウント)に苦しんだ大谷&天山だったが、大谷がマシンに胴絞めコブラホールドを決めて、ギブアップを奪って勝利。
 一方、1回戦で蝶野からピンフォールを奪ったライガーは、準決勝では勢いに乗って大森を挑発。大森も怒りのエルボースマッシュを連打していったが、中西がここでも大暴れ。大森のアックスボンバーを一本足ハンマーで迎撃した中西は、豪快なパワーボムで大森の巨体を叩き付けると、一気にヘラクレスカッターで勝利。大森はこのところ絶好調の中西に連敗。勝った中西は「皆さん、あと1コ勝ったら、このPREMUIM、俺とライガーのものですよ。ライガーはジュニア、俺はヘビー。これからPREMIUMで何をやろうかなと思っています。そして武藤敬司、IWGPヘビー、必ず俺が取り戻します!」と優勝宣言。

 休憩明け、早くもスクリーンでは準決勝の模様がダイジェストで流される。そして決勝は、大谷&天山vs中西&ライガーという顔合わせに。IWGP挑戦が決まっている中西、次回のPREMIUMをJ-CUP化させる気のライガーは、その勢いのままに天山を追い詰めていく。決勝までは何とか上がってきた天山だが、観客もいつ大谷に裏切られれるのか?と思いながら見つめる。
 場外でも左ヒザを集中的に攻撃され、悶絶していた天山だが、ノーモーションヘッドバットを叩き込んで反撃開始。額の古傷から出血しながらも、ようやく大谷にタッチ。中西に顔面ウォッシュを見舞っていった大谷は、期待を込めて天山にタッチ。突進してきた中西にラリアット、さらにライガーのマウンテンボムを決めた天山は、さらにライガーにTTD。これをカウント2でカットされると、もう一度TTDからのダイビング・ヘッドバット。それでもライガーがキックアウトすると、天山はダメ押しのアナコンダバイスを決めて勝利!
 ワンナイトタッグトーナメントを制し、迷走から抜け出すキッカケを掴んだ天山は「大谷ありがとう! 大谷、今日は1日限り組んだけど、次会うときはリングで戦うときちゃうか? 組むより戦ったほうがええやろ」と語りかける。すると大谷は「皆様、ここでいまの天山だったら裏切られるだろうと。皆様、その期待を裏切らせてもらいます。それと、もう1つ。いま天山広吉が戦うときちゃうかと言いました。戦うには素晴らしい場所が8月にあるだろう。俺には大事な大事な火祭りもあるが、いまここで大谷晋二郎、G1クライマックス参戦表明させていただきます! 新日本、分かってんだろうな! 俺を出さないと後悔するぞ!」と、天山の対戦要求に応えるためにも、何とG1に出場することを宣言!
 バックステージに戻ってきた大谷は「正直、しばらく俺のもとにプロレスの神様が現れなかったんだ。でも今朝、俺の枕元に神様が立ったんだよ。久々にお告げがあったよ。プロレスの教科書333ページ、今こそG1に出るときだ! しかし1つ忘れるな。お前がG1に出るということは、火祭りを背負って出るってことだ。そう書いてあった!」と、G1に対抗して自らが作った火祭りを背負った上に、思い入れのあるG1に乗り込むことを改めて宣言。
 それを聞いていた天山も「相変わらず熱いな、大谷は」と笑顔を見せた上で、「俺は1人になろうが、誰にも負けない! まして大谷に負けたくないねん! こんな熱い男に負けたくない。次、コイツとやるときはリングで向かい合うときだ」と、こちらも火が付いた様子だった。

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