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›2008年09月01日

どんだけ相思相愛なんだ!?プロレス界一泣かせるタッグ・テンコジがVBHを撃退

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

080831_AllJapan-1.jpg 31日、両国国技館で行われた全日本プロレス『2008 プロレスLOVE in 両国 Vol.5』。全試合の詳細、試合後のコメントはバトル三昧をご覧下さい。
 最近お互いの団体の乗り込んで盟友のピンチを救ってきた天山・小島、略してテンコジが、約1年8カ月ぶりにタッグを結成して悪の合体を果たしたブードゥー・マーダーズ(VM)のTARU&G・B・Hの真壁と対戦。試合前からTARUが「今日コイツらをやったった奴に、俺から賞金出したってもええぞ。現実を見せたれ!」と煽ったものだからセコンドのコンブラ、ゾディアック、本間、石井が一斉にテンコジに襲い掛かる。
 G・B・Hを振り切った天山は、早速VMに捕まっていた小島を救出。しかしVM+G・B・H=VBHはセコンドも度々介入するわ、凶器を使うわでやりたい放題。しかし首のケガを押して出場している天山が踏ん張り、流れを呼び戻してから小島にタッチ。マシンガン逆水平→「よ~し!」→行っちゃうぞエルボーと畳みかけた小島。
 ところがTARUはレフェリーを転倒させると、イスを持ち出して小島に振り下ろそうとする。次の瞬間、天山が身を挺して小島へのイス攻撃を阻止! それでもTARUは小島の脳天にイスを振り下ろしていったが、真壁のチェーンラリアットをTARUに誤爆させた小島は、TARUに天山とのテンコジカッターを決めてからのラリアットで勝利した!

080831_AllJapan-2.jpg 試合後、VBHはなおもテンコジを襲撃。さらに邪外道と共に飯塚まで現れ、天山にアイアン・フィンガー・フロム・ヘルでの地獄突きを狙う。すると、小島が飯塚に襲い掛かっていき、コジコジカッターでこれを阻止!
 力を合わせてVBHを蹴散らしたテンコジは、まず天山が小島に向かって「コジ、やっぱりコジは俺の最高のパートナーや。もう1回テンコジ、ガンガンやろうよ。今日はありがとう!」と言うと、小島も「天山、天山、天山っ! やっぱり天山は最高のパートナーだよ。これからも頑張っていこうぜ。なぜなら俺たちがプロレス界で1番泣かせるタッグチーム、天山・小島、略してテンコジだ、バカヤロー!」と絶叫し、ガッチリ握手を交わした。
 インタビュースペースでも、何というか“相思相愛(?)”の2人は、天山が「やっぱコジが1番ですね、本物の友情!」と言えば、小島も「感無量です。俺はこの人と同じ時間に生きてきて、同じ時間にプロレスラーとして過ごせたことを本当に心から誇りに思います」と言って、目を見つめ合いながら笑顔で握手。テンコジの友情ストーリーはまだまだ加速しそうだ!

080831_AllJapan-3.jpg 今年のG1覇者として、至宝IWGPヘビー級のベルトを奪還しに、敵地・全日本マットに乗り込んできた後藤。紙テープの多さや歓声の大きさで、新日本ファンからの期待度の高さが分かる。だが、こうして武藤と相対してみると、やはり体格差が歴然。さらに新世代の中では比較的重厚感があるというか、昭和の雰囲気を持つと思われていた後藤だが、武藤と比べると技の1つ1つに“軽さ”を感じる。
 後藤の村正と武藤のシャイニング・ウィザードでも重さの違いが明白だったし、後藤の牛殺しやPKには武藤を倒せるだけの迫力が感じられない。唯一昇天はガッチリ決まったが、続く昇天・改を首へのドラスクに切り替えされると、あとは武藤が勝負所と判断したのかシャイニング・ウィザードを乱射。その度に後藤は吹っ飛ばされたが、何とか両腕でブロックしてラリアット。
 だが、逆にブロックされてしまい、正面から完璧なシャイニング・ウィザードを叩き込んだ武藤は、ダメ押しのムーンサルト・プレスで貫禄勝ち! G1覇者の後藤にも横綱相撲で勝利してみせた。試合後、その武藤に対して真壁が次期挑戦者として名乗りを挙げたが、真壁が凶器攻撃で武藤を血ダルマにするような展開になると、面白いことになるかもしれない。
 インタビュースペースで武藤は「あの若さは驚異であり、パワーもスゴイ。ただ、まだ発展途上。まぁその発展途上のところに恐怖を抱いていて、魅力を感じるわけだが」と後藤を分析。真壁に関しては「ああいう戦い方は馴れている」と、まだまだ余裕を見せていて、その上グレート・ムタとして三冠への挑戦までブチ上げてみせた。

080831_AllJapan-4.jpg その三冠王者の諏訪魔は、“馬場全日本最後の継承者”であるケアの挑戦を受けた。テンコジの復活、武藤vs後藤のIWGP戦を差し置いてのメインということで、プレッシャーもあったと思うが、静かなじっくりとした立ち上がりから試合は淡々と進んでいった。
 30分が経過したあたりから、ようやく試合が大きく動き出し、まずケアがGURENTAI入りしてからの得意技にしてしているフロントネックロックに捕らえる。これを脱出した諏訪魔はベリートゥベリー、ジャーマン、フロッグスプラッシュと一気呵成に出る。さらに押さえ込みの応酬から、諏訪魔がバックドロップを打てば、ケアも波乗りスープレックスを返す。
 場外でケアは諏訪魔にもペットボトルの水を浴びせかけ、気合いを入れて再びリング上へ。ハワイアンスマッシャー、フロントネックロックで勝負に出たケアだが、諏訪魔も重爆ドロップキック、バックドロップ・ホールド、そして渾身のラストライドで叩き付ける! これを辛うじてカウント2で返したケアは、垂直落下式ブレーンバスター、TKO34th。そして諏訪魔は奥の手アンクルホールドで勝負に出るが、ケアからタップも3カウントも奪うことが出来ず時間切れ引き分けに終わった。
 試合後、諏訪魔は三冠ベルトの上に項垂れながら「クソ、勝てなかった、キツイな……。もっともっとスゲー60分(の試合が)出来ただろう。もっともっとスゲーチャンピオンを目指しますよ! 何年かかっても太陽ケアに勝ちたいですね」と悔しそうに呟いた。その上、グレート・ムタが三冠への挑戦を表明したことを聞いた諏訪魔は「マジかよ……。やるよ、やりてぇ! グレート・ムタとベルト懸けて戦えんなんて光栄だよ」と、自分を奮い立たせるように語った。

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