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›2008年09月24日

青木「(秋山と)正々堂々試合したい」→秋山「正直興味がない」→青木「悔しい」

Posted by TEAM-angle at 14:14 / Category: 【格】DREAM / 0 TrackBack

080924_Dream6-1.jpg 24日、都内のホテルで『DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦』の一夜明け会見が行われた。会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 会見の冒頭で笹原圭一イベント・プロデューサーから、TBSでの地上波中継の視聴率が平均で9.0%、瞬間最高が13.4%だったことが発表された。瞬間最高は前回に引き続き、またしても秋山の試合。笹原EPは「全試合の中で必ず注目を集めるが秋山選手なのだと思う。数字的には当然楽観できるものではないし、よかったとも思えない。大晦日は1年でもっとも格闘技が注目を集める日なので、ここで数字を取るべく、様々な仕掛けをやっていく」と厳しい表情。視聴率男の秋山は「普通に嬉しいかなと思うが、僕よりいい試合をした選手がたくさんいたと思うので、そういう選手の試合を国民の人が見てくれたらなと思いました」とコメント。
 この数字に敏感に反応したのが、“DREAMの大黒柱”を自負する青木。青木は「青木真也というものを貫けて、リング上ですべて出せたと思いますけど、視聴率につながらないというのは僕自身悔しい。これからDREAMという団体を世間に、そして世界に羽ばたいていけるように頑張りたい」と発言。さらに青木は昨日の試合後、秋山に対して対戦要求をブチあげたが、一夜明け同じ空間にいる中で改めて「やらせてもらえるのであれば、僕自身正々堂々と試合をしたいと思います」と発言。

080924_Dream6-2.jpg しかし、記者から感想を尋ねられた秋山は「え~、正直言わせてもらいますと、興味がないですね。あの~、僕は昨日もリング上で言わせてもらったように、大晦日は吉田(秀彦)先輩にしか目がいっていないので、そっちのほうにいまは集中したいなと思っています」とバッサリ! 目の前であっさりフラれてしまった青木は「そうですね。僕自身は真剣に、精一杯格闘技をやり続けたいなと思います」と言うに止まった。
 「そっちにしか目がいっていない」という吉田戦に関して、改めて秋山は「柔道をやっていた連中からはいっぱい連絡があって、僕と吉田先輩との関係も知っているんでね。僕の中で一応最後に超えなくちゃいけない、僕の中での壁だと思っているので、タイミングがいいのか悪いのかは別にして、みんなは応援はしてくれましたね」と語り、さらに「自分的には(戦う舞台は)どこでも構わないですね。体重も吉田先輩はいま100kg超えているのかな? 自分はまだまだ軽いんですけど、そういうのも色々問題はあると思うんですけど、とりあえずやることに凄く意義があると思うので、別に場所はどこでもいいです」と、吉田と戦えるのであれば敵地に乗り込むのも辞さないと取れる発言も。
 この発言を聞いた青木は、「いま正直、青木真也、悔しい気持ちで一杯です! 3月からね、少なからず僕が一生懸命やってきたっていう自負もあるし、強い気持ちがあります。それで他団体の選手の名前を出されたり、それをまた『DREAMでやりたい』って言ってもらえないのは、僕自身すごく悔しいです。この気持ちを世界の格闘技を見て、僕が本当に魅力的な選手になることによって解決していきたいなと、いまは強く思っています」と、悔しさで唇を振るわせながら語った。

080924_Dream6-3.jpg ミドル級GPを制し、初代ミドル級王者となったムサシも初防衛戦で誰とやりたいか尋ねられると、「みんなが見たいのはアキヤマだと思う」と、こちらも秋山をご指名。ところが、この指名に関しても秋山は「そう言ってくれるのは嬉しいが、いきなりベルト挑戦より1からトーナメントに出てっていうほうが自分の気持ちに合っているので、まぁゆっくり考えます」とあまり乗り気ではない様子。完全に大晦日は吉田戦しか眼中にないのか。
 笹原EPは「僕らは青木選手が言ったように、みんなでDREAMを作ってきたじゃないですか。当然ここが私たちのホームリングなので、このリングでやることしか考えていないですよ。ここを大きくすることしか考えていないので、ここで熱のある戦いを組みたいってことですから。(戦極側と)スケジュールやそれぞれの都合などの調整がつけば可能性はあると思うが、昨日初めて吉田選手の名前を出されたので、まだ何も話は進んでいないですし、そもそも吉田vs秋山っていうのは、みんな見たいのかっていうのを含めて考えないと。僕はウェブで投票とかやったらいいんじゃないかと思うんですよ。いまはある意味秋山選手の争奪戦みたいになっているので、秋山選手と誰の対戦が見たいのか、青木選手と誰の対戦が見たいのかを、ムサシ選手と誰の対戦が見たいかを、1回階級関係なく(オンライン投票で)やってみるのがいいかもしれませんね」と、まず“ファンの声”を聞いてみて、その上で秋山vs吉田戦を望む声が大きいのなら、主催者として実現に向けて努力はする、といった感じ。
 しかし少なくとも秋山はvsヘビー級は考えていても、vsミドル級以下は頭にない様子だが、笹原EPは「下の階級から見れば階級超えてって、青木選手もそういうことなので、やっぱり重たい階級の人は下の階級の人とやるのを嫌がるんですよね。一般的には重たい階級のほうが強いって思われてしまうので、その心理は理解できるんですけど、それはある種のチャレンジになってしまうので。秋山選手はチャレンジャー精神でぶつかっていくってことなので、その辺をご理解いただければ不可能じゃないかなと思うんですけど」と、ファンがvs青木を望むのであれば秋山を説得する気のようだ。
 大晦日にムサシのミドル級王座初防衛戦をやる可能性もあるとのことだが、「挑戦者は過去の実績も考えて……う~ん、やっぱり秋山選手になるんですかね? その辺も1回考えますし、(ファンの)声を拾いたいですね。ムサシ本人は『階級を上げて』とか言っているらしいので、防衛を重ねて行く行くは重たいクラスにと考えているのなら、ステップアップに相応しい選手を考えたいですね。誰とやっても面白いと思うので、例えばナカハラとか、メイヘムとか、準決勝に出ていない選手との組み合わせも面白いと思います」とコメント。
 また、昨日の大会で現在欠場中の桜庭和志が「今年の大晦日は、そろそろ田村さんと」と発言したことに関しては、「昨日会場に田村さんは来ていたと……桜庭さんがしゃべっていた時はいないと思いますけど、その声はたぶん届いていると思いますね。年末が近付いてくると(このカードが実現するかどうかが)毎年恒例になっているので(苦笑)。4~5年やってますよね? 桜庭さんも言ってましたけど、もうこのタイミングでしょだと思うし、僕もそう思っているので、もちろん実現させたいと思っています」と語り、やはりあとは“赤いパンツの頑固者”の気持ち次第となりそうだ。

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