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›2008年10月12日

テンコジに対し、鈴木は「もう古い」とバッサリ。近藤に代わりVMに平井が加入

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

081011_AllJapan-1.jpg 11日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『Anniversary Tour 2008 開幕戦』。超満員の観衆が詰めかけた注目の大会だったが、全試合の詳細はバトル三昧をご覧下さい。
 メインでは目下友情ストーリーばく進中の“日本一泣けるタッグ(自称)”の天山&小島、略してテンコジが鈴木&ケアのGURENTAIが持つ世界タッグ王座に挑戦。ケアが試合の序盤で左ヒザを痛め、ローンバトルを強いられたが、鈴木がコーナーから檄を飛ばしたことでケアも奮起。逆に天山が捕まってしまい、鈴木が笑いを浮かべながら張り手を見舞ったり、交通事故で痛めた肩口を羽根折り固めで絞め上げたりとやりたい放題。
 すると小島はリングインこそしたものの、カットはせずに「自分で返せ!」と檄を飛ばす。小島なりの友情に応えたい天山はようやく反撃を試みるが、鈴木&ケアは抜群の連携攻撃を見せる。そして小島に狙いを定めた鈴木&ケアがサンドイッチ攻撃を狙っていると、天山が小島を突き飛ばして自らがサンドイッチ攻撃の犠牲になる!
 またも見られた友情プレー! そして小島が天山の友情に応えるようにラリアットを連発し、天山が羽交い締めにしたケアに向かって突進。しかし、そこに鈴木が飛び込んできて小島にスリーパー。さらにケアが捕らえた天山とお互いに相手を交換すると、鈴木はタランチュラ式首4の字で天山を捕獲。その間にケアが波乗りスープレックスを決めるが、小島も返す刀でラリアット。しかしケアはTKO、TKO34thと立て続けに見舞っていき、ついに小島も力尽きて3カウントを聞いた。

081011_AllJapan-2.jpg 試合後、倒れ込む小島を心配そうに覗き込む天山に対し、鈴木は「オイ、天山、小島、略してテンコジ。お前らはもう古いんだよ。お前ら10年前のタッグだろ。技も昔のまま、スタミナもない。お前らの知らないうちにプロレスは進化してんだよ! 腕磨いて出直してこい!」と吐き捨てると、次は11・3両国、グレート・ムタだ! 言っておくが、俺にムタマジックなんか通用しねぇぞ! お前らも世の中に不平不満があるなら拳を握れ! 拳を握って上に突き上げてやれ! 強けりゃ何をやってもいいんだよ! 俺たちがGURENTAIだ!」と叫んで、GURENTAIの5人で拳を天に突き上げた。
 バックステージに戻ってきた鈴木は改めてテンコジに対して「アイツらとにかく古いんだよ、プロレスも、髪型も、ファッションセンスも。プロレスも進化してんだよ。唯一変わらないのは強さだよ。最近はリバイバルブームらしいけど、アイツらのリバイバルブームは今日で終わりだよ。俺たちが強いから今回も防衛したんだよ。防衛って言葉は好きじゃねぇな。勝ち取ったんだよ。今日、何分くらいやった? 30分くらい? じゃあ300m全力疾走して、腕立て2回したくらいかな」とバッサリ。
 そして、ムタの持つ三冠王座への挑戦を表明したことについて「俺にはムタマジックなんか通用しねぇぞ! そもそもムタは全日本のチャンピオンなんだろ! じゃあ巡業に出てこいよ。巡業に出て俺と前哨戦やれよ! 従業も出ずにタイトルマッチのときだけ来るっていう団体で、よくなっているところ見たことねぇぞ。そもそも魔界なんかねぇんだよ! ファンタジーで飯が食えりゃあ苦労しねぇよ。ムタなんて俺からしたらメカマミーと変わらねぇよ。水かけてぶっ壊してやるよ」と言ってニヤリと笑った。
 一方のテンコジは倒れ込む小島に向かって天山が「何も出来へんかった。コジは1人でボロボロになるまで頑張ってくれたのに……。俺はコジがいなきゃダメだ……。俺らまだまだやることがあんねや! 俺は散々コジに助けられたのに、いざ助けなアカン時に何もでけへんかった……」と反省しきり。小島は無言のまま医務室へと運ばれていった。

081011_AllJapan-3.jpg 9・28横浜大会で土方がノアの丸藤に敗れたことで、世界ジュニア王座が他団体に流出したが、その様子を見ていて「愛着のあるベルトが他団体に流出して悔しい。俺が取り戻す」という気持ちが芽生えたことで、全日本に電撃入団した近藤。この日、全日本所属レスラーとしての初戦を迎えた近藤はカズとタッグを組み、古巣ブードゥー・マーダーズのTARU&YASSHIと対戦。
 試合前、「コイツがこっちのコーナーに立っているのがいまだに信じられんわ。でもこれが現実なら俺も飲まなアカンわな。これが壮行試合だ、カス野郎!」と寂しげなマイクアピールをしたYASSHIに対し、近藤は正当法のプロレスを展開。しかしカズのトラースキックをTARUがかわし、近藤に誤爆したことで不穏な空気が漂い出す。
 そして、近藤が場外にエスケープしている間に、TARUが鉄パイプを持ち出してカズに殴りかかろうとした瞬間、近藤が素早くリングに戻ってカズへの鉄パイプ攻撃をカット! そのままTARUから鉄パイプを取り上げたが、凶器攻撃をすることなく鉄パイプを投げ捨ててのキングコング・ラリアット! そしてカズとの合体攻撃を決めた近藤は、最後に「ブラザー!」と叫びながら元タッグパートナーのYASSHIに決別のキングコング・ラリアットを叩き込んで勝利。
 ところが試合後、マイクを持った近藤がファンに挨拶しようとした瞬間、背後から丸藤風のパンタロンを穿いた謎のマスクマンが近藤を襲撃! 丸藤を彷彿させる(というには無理がある形の)トラースキックから不知火を狙ったマスクマンだったが、近藤は間一髪で回避。するとTARUが「おい近藤! それにお前らも丸藤が来たと思ったやろ? 今日のためにメチャクチャ悪い奴を連れてきたんや。おい、マスク取って正体見せたれ!」と言って、マスクを脱ぐように指示。
 そして自らマスクを脱いだこの男の正体は、何と平井伸和! これまでVMには「すべて平井のせいや!}と言われ、散々八つ当たりされてきた平井がまさかのVM入り! 舌を出し、親指を下に向けた平井に場内は大ブーイング。TARUは「早くもナチュラルヒールぶりを発揮してるやないか。コイツは全日本からも嫌われ、社長からも嫌われ、俺らからも嫌われが、残された道は俺らの仲間になるしかなかったわけや。さて、これからブードゥーはどこ行くんでしょうね? 他団体か? はたまた全日本か? ただ言っておくぞ、俺らは本気でコイツをチャンジして、半年後か1年後か分からんが、いま笑った奴を俺らのファン、いや平井のファンにしたるからよ! まぁ、そういうこっちゃ!」と吐き捨てた。一体何処へ行こうとしているんだ、ブードゥー。そして平井よ……

081011_AllJapan-4.jpg 2年間のTNA遠征が決まり、9・13後楽園大会で同期の諏訪魔と壮行試合を行った雷陣だったが、試合序盤に諏訪魔のヘッドバットを食らい、倒れたまま動けなくなるというアクシデントが発生。ファン、関係者、そして諏訪魔も不安でいっぱいとなる中、幸い強度の脳しんとうということで大事には至らなかったが、諏訪魔は責任を感じ、その後プロレスが怖くなったり、三冠王者から転落したりと散々な状態に。
 しかし、この日改めて雷陣は最終壮行試合として諏訪魔とのシングルマッチを仕切り直すことに。雷陣の無事を聞き、「本当に戻ってきてよかったよ」と号泣した諏訪魔だが、ゴングが鳴ると同時にタックルで吹っ飛ばし、串刺しラリアットからの張り手で先制攻撃。雷陣もその諏訪魔の心意気に応えるように、敢えてヘッドバットを叩き込んでいく。すると諏訪魔は「またやるか?」と言って、強烈なヘッドバットを返していく!
 その後もフラフラの雷陣に対し、ダブルハンドチョップ、パワーボム、投げ捨てジャーマンでガンガン攻め込んでいく諏訪魔だが、雷陣もラストライドを回避すると投げ捨てジャーマンからライトニングフラッシュ、ムーンサルトで反撃。しかし雷陣のブレーンバスターを堪えた諏訪魔は、容赦ない垂直落下式ブレーンバスターで雷陣の頭をマットに突き刺すと、続けて急角度のバックドロップで叩き付け、さらにもう一発バックドロップ。それでもカウント2で返す雷陣に対し、最後は送別のラストライドで諏訪魔が勝利。
 試合後、ガッチリ握手を交わした諏訪魔は無言でリングを降りる。そして雷陣は「この度は皆様にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今日、無事に復帰をすることが出来ました。これからTNAに2年間行ってきます! 今度2年後帰ってきたときには、もっともっと強くなって帰ってきますので、ご声援よろしくお願いします。ありがとうございました!」と挨拶した。

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