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›2008年11月04日

全日本の近藤を退けた丸藤に全日本Jrが包囲網!ムタには高山が宣戦布告

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】全日本プロレス / 0 TrackBack

081103_AllJapna-1.jpg 3日、両国国技館で行われた全日本プロレス『2008 プロレスLOVE in 両国 Vol.6』。全日本恒例となってきた両国でのビッグマッチだが、全試合の詳細&試合後のコメントはバトル三昧をご覧下さい。
 注目はノアの丸藤が世界ジュニア王座を奪取したことで、「思い入れのあるベルトが他団体に流出したのが悔しい。俺が絶対に取り戻す」と全日本に電撃入団した近藤修司が、満を持して世界ジュニア王座奪還に挑んだ一戦。KENTA相手に防衛戦を行い、60分フルタイム引き分けで初防衛に成功した丸藤が再び全日本マットに乗り込んできたが、近藤もブードゥー時代の黒でも、エルドラド時代の赤でもなく、濃紺に黄色のラインが入った“全日本の近藤”となった新コスチュームで登場。
 いきなりザ☆オリジナルを狙った近藤に対し、空中で飛び蹴りを食らわしてから低空アックスボンバーで先手を取った丸藤だったが、近藤もエプロンで丸藤をリフトアップすると、そのまま鉄柵に投げつけていった。だが、場外で鉄柵を使って近藤の頭を攻撃した丸藤はその後、徹底的に首を攻撃。続いてヒザにも集中攻撃して近藤の動きを止める。
 だが、近藤はいきなりドラスク→シャイニング・ウィザードを繰り出し、“全日本所属”らしさを発揮。バックドロップの応酬で両者フラフラになるが、近藤は秘密兵器のBTボム、雪崩式ネックブリーカー、バックブリーカーからのパイルドライバーを繰り出すがカウント3は奪えない。丸藤もFromコーナーtoコーナー、雪崩式不知火、コブラクラッチ式三角絞め、コブラクラッチ式バックドロップ・ホールドで追い込んでいくが、驚異のパワーを誇る近藤はKUBINAGEで丸藤をコーナーに叩き付けると、何度も何度もかわされたキングコング・ラリアットをついに叩き込む!
 そしてトドメの雪崩式BTボムを狙った近藤だが、これを着地して逃れた丸藤は奥の手である不知火・改。これも返した近藤は雁之助クラッチで丸め込み、ベルト奪還への執念を見せるがカウントは2。丸藤はその場跳び不知火で叩き付けると、トラースキックの連打。そして最後の最後まで残しておいた必殺のポールシフトで、ようやく近藤を沈めた。

081103_AllJapna-2.jpg 近藤にとっては全日本に入団してまで挑んだ世界ジュニア戦だったが、あと一歩のところまで丸藤を追い込んだものの、後半はヒザを痛めつけられたのと、長丁場によるスタミナ切れもあって、ザ☆オリジナルの際にバランスを崩してしまうシーンも見られた。近藤は試合後、セコンドの肩に担がれて無言で退場。
 すると、再びベルトを受け取った丸藤を取り囲むように、エプロンには土方、大和、KAI、カズ、さらに論外とMAZADAが上がってきて“丸藤包囲網”を敷く。ベルトをリングに置き、1人1人を眺めた丸藤は、何と論外に歩み寄っていき、ほかの選手に謝るような仕草をすると、論外を次の挑戦者に指名するようなジャスチャーを見せる。
 意外な選出ではあるが、NOSAWAは数少ないメキシコで成功した日本人レスラーであり、ノアでは丸藤とタッグを組んだ鈴木みのるもNOSAWAのことは認めている。そう考えれば丸藤が論外に興味を持つのも納得。ただし、バックステージに戻ってきた丸藤は「控室で(論外が)俺とはやらないってずっと前から言ってたから、客の前でわざとフってやっただけです。いつもやっていることを逆にやってやっただけです」と論外を指名した理由を語ったが、第16代世界ジュニア王者だったノアの菊池毅も、挑戦者に名乗りを挙げているという。

081103_AllJapna-3.jpg セミの世界タッグ戦があまりに熱戦だったため、食われてしまうカタチになってしまったメインの三冠戦。始皇帝スタイルで登場したムタに対し、鈴木はビッグマッチ用の白装束&金髪と、いつもの黒コスチューム&剃り込みヘアーのツートンカラースタイルで登場。
 鈴木は戦前から「ムタワールドなんて俺には通用しない」と豪語していたが、舌を出しながらのドラゴンスクリューを見舞うと、腰を振りながらLOVEポーズ。さらにシャイニング・ウィザードに行くと見せかけて張り手と、徹底的にムタをおちょくっていく。これにはさすがのムタも若干怒りを露わにして鈴木を場外に放り出すと、イスやゴングを鳴らす木槌で鈴木を殴打していって額を叩き割る。
 大流血に見舞われた鈴木だが、自分の血を舐めると高らかに笑い出し、ムタワールドに飲み込まれるのを必死に拒否! 馬乗りになって張り手を見舞うと、腕十字を決めていった鈴木だが、ムタがロープに足を伸ばしても離そうとしない。すると徐々に和田京平レフェリーもエキサイト!
 鈴木がイスを持ち出すと、身を挺して阻止した京平レフェリーだが、ムタまでイスを手にリングに戻る。しかし鈴木はスリーパーに捕らえていき、ムタがイスを落としたところで、そのイスの上にゴッチ式パイル。ムタの毒霧もアイアンクローで防御し、勝利目前だった鈴木だが、ムタはドラスク、後ろから前からシャイニングを返す。
 だが、鈴木は正面からのシャイニングをキャッチすると、かつて武藤を破ったヒールホールドへ。さらにPKを叩き込んでいった鈴木だが、今度はムタが蹴り足をキャッチしてドラスクへ。それでも鈴木はムーンサルトを狙うムタをスリーパーで捕らえて逆落とし。だが、フォールしようとした鈴木にムタが毒霧を噴射! ついに毒霧を食らってしまった鈴木に対し、ムタは一気にシャイニングからのムーンサルトで決めにかかったが、鈴木はカウント2でキックアウト。
 しかし、その直後にダメ押しのシャイニング・ウィザードを食らってしまい3カウント。鈴木みのるをもってしても最後の最後でムターワールドに引きずり込まれてしまった。すると試合後、GURENTAIのTシャツを着た高山善廣が乱入! ムタと対峙した高山はバックステージに戻ってくると「(鈴木の)三冠奪取パーティーをやろうと思って来てみたらこうなった。鈴木みのるを倒した男なら興味はあるが、祐樹があるなら俺を呼んでみな。あのハゲをマット界にはびこらせてもしょうがない。そういう独占は許さない」と語った。かつて馬場全日本に参戦していた高山だが、三冠王座よりも鈴木を倒したムタに興味があるようだった。

081103_AllJapna-4.jpg 大相撲で幕下六枚目まで昇進した浜亮太が、全日本入門からわずか4カ月でプロレスラーデビューすることになった。しかもデビューの地は相撲の聖地・両国国技館。さらに相手は旧知の間柄だという第64代曙という破格の扱い。
 金髪に吊りパンスタイルで登場した浜は、ゴングと同時に立ち会いの体勢からタックル! しかし曙もすぐさま串刺し体当たりをお返し。この強烈な一撃で速くもフラフラとなった浜だが、2発目の体当たりをかわすと曙のバックを取ってブン投げようとする。
 しかし、さすがにこれは無理。堪えた曙は上手投げで投げ飛ばすと、フラッシング・エルボーを投下。だが、浜もエルボーとヘッドバットを返すと、上手投げからのエルボードロップをお返し。曙はもう一度体当たりを食らわすと、コーナーに登る。しかし浜は立ち上がると、コーナーの曙を抱えてパワーボム! さらにボディプレス。
 一気に場内が沸いたが、曙は先輩の意地で強烈な張り手をお見舞いすると、64からのボディプレスで3カウント。曙が浜の健闘を称えると、場内からは大きな拍手。デビュー戦としては文句なしの合格点。脇腹を押さえて苦しそうな浜だったが、客席に向かって一礼をし、大歓声を浴びながら引き上げていった。

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