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›2008年12月11日

秋山がDynamite!!出場を辞退!呆れ気味の青木に続き、谷川代表も秋山に苦言

Posted by TEAM-angle at 13:45 / Category: 【格】Dynamite!! / 0 TrackBack

081211_Dynamite-1.jpg 11日、都内某所で『Dynamite!!〜勇気のチカラ 2008〜』(31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が行われた。発表された対戦カードや会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 この日はDREAMルールの2カードが発表されたのだが、1つはK-1で名勝負を繰り広げたバンナとハントが今度は総合ルールで対戦するというカード。そしてもう1つは秋山成勲戦を熱望していた青木真也が、エディ・アルバレスと対戦するというカードだった。アルバレスは70kg級ではトップクラスの実力者だけに、青木にとってはある意味秋山とやる以上に負けられない一戦。それだけに青木も「間違いなく全世界が注目する試合になると思います。そして間違いなくこの試合は本物だと言えると思います。その本物の試合を大晦日に見せたいと思います」と気合いを入れた。
 だが、どうしても“なぜ秋山戦が流れたのか?”という方向に話は進む。谷川代表は会見では「ファンが一番見たがっている青木vs秋山戦を何とか実現させようと、秋山サイドにオファーしたが、秋山サイドは『やらない』という返事だった」と説明。青木も「逃げちゃったものを追っても仕方がないので、僕の不戦勝でいいんじゃないですか?」と、半ば呆れ気味に笑いながら語っていたが……

081211_Dynamite-2.jpg 当然、報道陣からは「秋山選手が『やらない』と返事したことについて、具体的な理由は?」というツッコミが入る。すると谷川代表は秋山サイドには青木のほかにも、“勇気のチカラ”という大会テーマに沿ってヘビー級の選手への挑戦や、同じ階級でも今年行われたGPで活躍した外国人選手との対戦、さらに青木以外にも軽い階級の日本人選手からの挑戦など、様々なカードを10種類ほど提示したが、秋山サイドの最終的な結論は「今年の大晦日は辞めておく」だったことが明かされた。
 さらに谷川代表は「いくら大晦日でも顔見せ的な試合で出るのは、ほかの選手から考えてもよくないので、これ以上交渉するつもりはない。いま格闘技界は一致団結して大会を盛り上げていかないといけないような状況。2000年代前半のK-1とPRIDEがこれでもかというほどやっていたバブルのときとは全然違う。そういう意味で(秋山の欠場は)非常に残念ですね。とくに総合格闘技は、秋山選手なんかが頑張っていかなければいけない存在だと思っていたので、そういう意味でも残念。逆に僕は青木選手のような総合格闘技を背負って盛り上げようという選手を応援していきたいと改めて思った。MAXの魔裟斗選手であったり、ちょっと反則しちゃいましたけどバダ・ハリ選手も『ワールドGPを何とかしなきゃ! 変えなきゃ!』という気持ちが非常に強い。DREAMを見ていて、この1年間一番頑張っていたのは青木選手だと思う。そういう選手を応援したい」と続けた。
 谷川代表がそういった思いを話しているあいだ、青木はこみ上げる秋山への怒りを抑え込むかのように、写真のような厳しい表情のまま話を聞いていた。

081211_Dynamite-3.jpg 会見終了後に囲み取材に応じた青木は、今後秋山と対戦する可能性があるかどうかを聞かれ、「僕がDREAMをやっている限り、(秋山をリングに)上がらせねぇぞっていう気持ちはありますけどね。俺が決めることじゃないけど(苦笑)。いつでもやってやる(という気持ちもある)し、またお茶を濁しに来るなら、来なくていいよって気持ちがありますね。それだけみんなこの1年、苦しいことやって泥水飲んで、それを力を変えてきたんで、『今回出ません』なんていう発言をする選手にはまったく興味はない。逆に『格闘技、いつまでもあると思うなよ!』と言ってやりたいですけどね。だからこそ、日本の格闘技が大好きだからこそ、エディ・アルバレスvs青木真也という本物の試合を見せられことを嬉しく思います。景気は悪し、先行きがみんな見えねぇから不安になって挑戦しないんだけど、そこを敢えて挑戦していかないと鉄板にはならないわけで。僕は守るのが嫌いだから、攻めていく格闘技人生でありたいですね」と語った。
 谷川代表も「(来年のDREAM参戦については)何も言ってないですね。交渉もしてないです。まずは大晦日のみについて交渉したいってことで。(秋山は)やる気はすごくあったんですよ。カードいいろんな幅を持たせたつもりだったんですけど、『今年は辞めておきます』ってことで。断った理由は言ってないんで、分からないですけど、こちら側から出した対戦相手が嫌だったのかなという感じがしますけどね。対戦相手次第では出場もあったんじゃないでしょうか。自分のやりたいことと、我々とかファンが考えていることにギャップがあるってことじゃないですかね。もしそれがいいカードなら、青木君と同様に秋山君の夢のカード実現に向けて一生懸命動きますけど、一番大切なのはファンが何を見たいかで、秋山選手にどんな期待をしているかですからね。
 とくに秋山選手に関しては、2年前の大晦日に桜庭選手に対してああいうことがあって、僕らも厳しいことを言いつつも、期待もしたし、守ってあげて育ってもらおうというつもりもあったので、余計に残念ですね。テレビ局とかスポンサーに非常に迷惑をかけている部分もたくさんありますし。そういう部分も含めて、大晦日っていうのはすごく大切なイベントなので、そこでお茶の間に格闘技をアピールする絶好のチャンスだし、とくに総合格闘技はすごく重要な役割なので、出てもらいたかったっていうのが正直なところ。秋山選手には秋山選手の言い分があるとは思いますが…………残念です」と、やはり大晦日という格闘技界にとって大切なイベントを、ケガをしたわけでもないのに出場辞退した秋山には遺憾の思いがあるようで、珍しく苦言を呈した。

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