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›2008年12月16日

佐藤「準優勝と3位がやるのだから王者(魔裟斗)はいらない」。所は中村とU対決!

Posted by TEAM-angle at 14:34 / Category: 【格】Dynamite!! / 0 TrackBack

081216_Dynamite-1.jpg 16日、都内某所で『Dynamite!!〜勇気のチカラ 2008〜』(31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が行われた。発表された対戦カードや会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 新たに佐藤嘉洋の大晦日初出場、所英男と中村大介のもう1つのU対決、セーム・シュルトの総合復帰戦という3枚のカードが追加され、これでK-1甲子園と合わせて12試合発表されたわけだが、さらに総合の試合を中心に6試合程度追加される予定とのこと。
 谷川FEG代表は「今年の大晦日はいい試合をテーマにしている。あとは佐藤君とか中村大介とか、今年すごく活躍したり、負けていない選手を評価してどんどん上げていくようにする。名前があるキャラ同士の対決で1分くらいで終わるような試合も過去の大晦日はあったんですけど、そういうのは極力なくして内容の濃い試合をやっていきたい。K-1ワールドGPがほとんど名前の知らない選手だったのに、数字(視聴率)が獲れたのは、やっぱりいい試合だったからだと思う」と、今年は大晦日特有のキャラクター対決によるお祭りムードではなく、内容重視のシビアなマッチメークをすることを宣言。
 桜庭vs田村、青木vsアルバレスに続き、今年のK-1 MAX世界一決定トーナメントで魔裟斗からダウンを奪った者同士である佐藤とキシェンコの対戦が決まった。さらに来年行われる予定のDREAMフェザー級GP出場が濃厚な所は、階級も上で今年6戦6勝の中村と対戦。Uに憧れて格闘技を始めた者同士が、桜庭vs田村と同じ舞台に立つ。

081216_Dynamite-2.jpg 赤坂Sacasでの会見のとき、「総合には負けたくない」と語っていた佐藤は「総合の蒼々たるメンツの中でMAXの試合を組んでいただけた。キシェンコとはこのあいだのMAXの決勝で戦う約束をしていて、キシェンコは約束を守ったのに、僕は守れなかったが、こういう大きい舞台で試合を組んでもらえたのでよかったかなと。試合もダウン取るだけじゃなく、倒しにいく。総合の試合もいい試合がいっぱいあると思うが、自分の試合も心に響くような試合になると思う」と語るように、やはり『Dynamite!!』はどうしても総合が主体となり、総合のファンが多く詰めかけることになるだけに、その中で立ち技の面白さをアピールしてやるという思いが、高いモチベーションになっているようだ。
 佐藤はMAXのトーナメント準決勝でダウンを奪いながらも、僅差の判定で敗れた魔裟斗との再戦を望んでいたが、谷川代表によると魔裟斗はやはりダメージが完全に抜けておらず、ドクターストップがかかっているためほぼ出場は絶望的とのこと。希望が実現しなかった佐藤は「チャンピオンを差し置いて準優勝と3位の選手が出ているのが、まぁ準優勝と3位が当たればもの凄い試合になるので、チャンピオンはいらないかなと思っています」と語った。さらに囲み取材の際には「向こうがやらないと言うんじゃしょうがないですよね(苦笑)。無理矢理やってもらう必要はないし。まぁもう1回やらざるを得ない状況まで追い込めばいいんですよね」とも語り、「今まで勝てりゃなんでもいいと思ってんですよ。でもダメですね。倒して勝ちますよ! 息の根を止めるつもりで。この前の試合終わってから、ダウン取ってもダメなら倒すしかない(と思うようになった)。他人に勝利の判断を委ねちゃイカンなと、自分でたぐり寄せないと。倒せば誰も文句言えないですから」と、魔裟斗戦を機に考え方にも変化があったことを明かした。
 ちなみに佐藤は10月に痔の手術をし、2週間入院していたため、当初は出場を迷ったそうだが、「相手が二転三転したが、最終的に一番強い奴に決まりましたね。この1年、もの凄い相手とばかりやれて、選手としてはもちろん、人間としてもすごく強くなれた」と語るように、飛躍の年だった2008年の集大成として世界トーナメント準優勝のキシェンコに“挑戦”すること決めたようだ。

081216_Dynamite-3.jpg 熱望していたKID戦とはいかなかったが、4年連続大晦日出場が決まった所だが、「(出場が決まって)ひと安心というより、今年も大変だなという感じですね。中村選手は試合も面白いし、平気で凄いことしますし……だから今まで僕ばっかりオイシイ思いをしてて、申し訳ない気持ちはあったんですけど……」と、やたらと謙虚なコメント。
 一方の中村は「UWFファンの自分としては、この大会に出られるのは光栄。所選手と試合だが、いろいろな感情がある。そういういろんな感情を込めて……とくに去年の大晦日にウチの師匠(=田村)とやっていて、試合前に顔を張られたりしているので、その辺の気持ちを込めていい試合をして、結果を残したい」「所さんは毎回激しい試合をしていて、選手として見たら悔しいというか、そういう感情を持ちますね。所さんのU系に憧れて格闘技を始めたというのは、自分も一緒なので同じ方向を向いているけど、だいぶ先を行っている選手だと思うので追いつきたい気持ちがずっとありました」「(所は)HERO'Sの頃から強豪とやって勝ってきたので、嫉妬心はありましたね」と、似たような境遇を持つ所にはシンパシーを感じ、そういう選手と大舞台で対戦することを光栄に思う気持ちがある一方で、ここ数年スター街道を歩んできた所に対してジェラシーを抱いていることを正直に明かした。

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