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›2008年12月18日

力道山OB会による昭和プロレスで藤原が涙の復帰戦。若林アナも思わず涙!

Posted by TEAM-angle at 23:01 / Category: 【プ】サミットシリーズ・合同興行 / 0 TrackBack

081218_SyouwaProWrestle-1.jpg 18日、後楽園ホールで行われた力道山OB会主催の『第2回昭和プロレス』。大会全体の簡易詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 新間寿氏と永島勝司氏を中心にして集まった有志によって開催された第1回大会と違い、今大会は力道山OB会が主催、新日本プロレスの全面協力によって行われた。メインは胃ガンの手術を終えた直後だったため、第1回大会で試合が出来なかった藤原喜明が、初代タイガーマスク相手に行った復帰戦。スーパータイガーとのツートンマスクで登場したタイガーは、初代タイガーというよりはむしろ蹴りを中心にしたスーパータイガーモード。お腹に大きな手術跡がある藤原相手に容赦ない蹴りを叩き込んでいく。
 しかし藤原は蹴り足をキャッチしてのヘッドバットやアキレス腱固めで反撃。さらにワキ固め、腹固め、グラウンド卍と関節技を出す度に場内も大きく沸く。だが、タイガーは柴田勝久レフェリーの目の前で、その息子である柴田勝頼ばりのPKを叩き込む。堪らず藤原のセコンドについたライガーがタオルを投入するが、藤原は試合ストップを拒否。するとタイガーはなおも容赦ない蹴りで何度も藤原をダウンさせた挙げ句、最後はボディにソバットを突き刺したところで、ついにレフェリーが試合を止めた。

081218_SyouwaProWrestle-2.jpg 試合後、マイクを持った藤原は「みんな、ありがとうございました。去年の12月、私は死を覚悟しておりました。でもこうして皆さんのお陰でリングに上がれて……」と涙で声を詰まらせた。最後は出場全選手がリングに上がって、西口プロレスのアントニオ小猪木の音頭による「1、2、3、昭和ダー!」で締めくくったのだが、その際長州力が藤原のもとに歩み寄って抱き合うシーンも。
 その長州は蝶野とタッグを組み、渕&ライガーのジュニアタッグと対戦。当初渕のパートナーはターザン後藤で、新日本vs全日本の対抗戦になる予定だったが、残念ながら後藤がヘルニアで欠場となってしまった。新日本と全日本といえば、第1回大会に続いてスクリーンを使って昭和時代の懐かしの試合映像が上映されたのだが、司会進行をケロちゃんこと田中リングアナと若林アナが担当。すると、若林アナはプロレス人気が落ちる中、集まった超満員のファンに「プロレスを支えるのは皆さんの力です!」と声を詰まらせながら絶叫。
 そして試合の合間にはケロちゃんと若林アナがちょっとした解説を入れながら、ラッシャー木村vsジプシー・ジョーの金網マッチ、馬場vsハンセンの初対決、鶴田vsブッチャーのチャンカー決勝、猪木vsストロング小林、猪木&坂口vsテーズ&ゴッチの5試合が上映された。

081218_SyouwaProWrestle-3.jpg この日は昭和時代のレスラーが多数出場して、昭和のプロレスを再現するということもあって、観客の大半が会社帰りなのかスーツ姿のサラリーマン。普段の新日本や全日本の会場に比べると、平均年齢がグッと高かったが会場は超満員。その中、オープニングマッチを飾ったのがカブキ&小鹿vsヤマハブラザーズの一戦。『ヤンキーステイション』に乗って入場してきたカブキが、ヌンチャクパフォーマンスを披露すると早くも大歓声が飛び、若林アナは感極まった表情に。小鹿も極道コンビ時代のタイツを着用し、星野と激しい殴り合いを展開。
 最近、新日本のコーチに復帰した小鉄に対し、試合は久しぶりのカブキが得意のアッパーカットを叩き込む。4人ともまだまだ元気いっぱいで試合時間の10分間があっという間に経過し、時間切れ引き分けに終わった。
 また、初期FMWで激闘を繰り広げていた大仁田と栗栖がタッグを組み、鶴見五郎&グラン浜田と対戦するという、いまのプロレスマニアにも十分楽しめそうな試合も組まれたのだが、試合は大荒れ! 大仁田が浜田と激しい場外乱闘を展開している間に、“イス大王”栗栖のイス攻撃を食らった鶴見がロープを持ち出し、怒りの絞死刑に!
 すると場外に出た栗栖が客席から次々にイスをリング上に放り込み、試合は収拾が付かない状況に。その間も場外カウントを数えていた魁勝司(北沢幹之)レフェリーは、鶴見&浜田のリングアウト勝ちを告げる。すると大仁田が「この人(=栗栖)からイスを取り上げたら何が残るんじゃー!」と絶叫し、栗栖も魁レフェリーに怒りのイス攻撃を見舞っていった。イス大王もツルティモ校長も東洋の神秘も、まだまだ健在だ!

081218_SyouwaProWrestle-4.jpg 西口プロレスの小猪木と小馬場も参加したバトルロイヤルには、“前座の力道山”ドン荒川、“プロレスバカ”剛竜馬、“野生の虎”タイガー戸口、“稲妻”木村健悟、“虎ハンター”小林邦昭という昭和のプロレス史に名を残す曲者レスラーが出場!
 飛び抜けて大きい戸口が大暴れする中、荒川が柴田レフェリーを差し置いて勝手に試合を仕切り、健悟の稲妻レッグラリアットと小林のフィッシャーマンズ・スープレックスに観客が沸き、剛は「ショワ!」を出す間もない。なかなか脱落者が出ない中、試合は混沌としていく。しかし戸口が退場第1号になったのをキッカケに次々とレスラーたちが脱落し、最後に残ったのが小猪木と小馬場。まさかの小BI対決となったが、小猪木が延髄斬りからの卍固めで勝利。試合後、優勝賞品のブランデーを小猪木から奪い取った(?)戸口、健悟、柴田レフェリーがなぜかリング上で祝杯をあげた。
 なお、この日の会場はよく埋まったが、大半が恐らく会社帰りのサラリーマン。さすがは昭和プロレスだけあって、最近の新日本や全日本の観客と比べると、平均年齢もグッと高かった。

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