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›2008年12月22日

打倒紅白の秘密兵器にDJ OZMAを投入!キン肉万太郎vsサップをプロデュース

Posted by TEAM-angle at 17:34 / Category: 【格】Dynamite!! / 1 TrackBack

081222_Dynamite-1.jpg 22日、都内のホテルで『Dynamite!!〜勇気のチカラ 2008〜』(31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が行われた。発表された対戦カードや会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 今年の『Dynamite!!』は全20試合という過去最大の試合数が予定されていて、勝負論を重視したマッチマークが中心になっているが、その中で大晦日を盛り上げるべく谷川貞治FEG代表が各方面に相談した結果、何と今年いっぱいで引退を表明しているDJ OZMAが協力することが決定!
 “Dynamite!!スペシャル・プロデューサー”として1試合丸々プロデュースすることになったOZMAは「今年の紅白出場者に名前がなく、翌日に引退を発表してからは自暴自棄の毎日。ここ最近芸能人が手を出している薬物にも手を出しそうになったが、そんな時に谷川さんから『引退するでであれば、ウチで一花咲かせて有終の美を飾ってみないか?』というお声をかけていただいた。自分は本当に無趣味な人間で、ミュージシャンといえばセックス、ドラッグ、ロックンロールなんていうが、私の場合はセックス、セックス、格闘技でして。そんな自分に1試合プロデュースしてほしいというオファーをいただいて、一瞬躊躇はしたのですが、ブッカーとして何か出来ないかと思いまして奔走しました。
 大晦日には何より夢があって、情熱的な試合が求められているのではなかろうかと思い、人を超えるような選手はいないかと考えたところ、まずはあの男が思い浮かんだ。そこで1泊2日でアメリカに行って交渉してきた。もう1人は人を超える=超人だと思い、超人といえばキン肉マン、キン肉マンといえばゆでたまご先生ということで、ゆでたまご先生のもとに向かって、『何とか超人を1人出してもらえないか、最悪カニベースでもティーパックマンでもいい!』とお願いしたところ、ご快諾いただいてとんでもないカードを組むことが出来た」と一気にまくし立てた。
 そして『キン肉マン』の原作者であるゆでたまごの嶋田隆史先生同席のもと、OZMAプロデューサーの口から、キン肉マンの息子であるキン肉万太郎vsボブ・サップがDREAMルールで激突するという一戦が発表された。

081222_Dynamite-2.jpg OZMAプロデューサーからは「カニベース(※キン肉マンにいつまで経ってもジャンケンで勝てない超人)やティーパックマン(※超人オリンピックでウォーズマンに敗れ、頭の紅茶を解説のタザハマさんに飲まれた超人)でもいい」と言われたという嶋田先生だが、「私も漫画家である以上、面白いことや夢のあることを世の中に発信し、活性化させることが使命だと思っています。また、今年はキン肉マンの生誕29周年(29=ニク=肉)ということで、その最後の日にこのようなオファーをもらったことに縁を感じました。どの超人を出そうかいろいろ考えたが、やはりキン肉マンがいいかなと。でもキン肉マンは大技は多いが、寝技やタックルなど地味な技を覚えない奴なので、その点万太郎はいまの格闘家と同じで、幼い頃から寝技、タックル、打撃を学んできている。総合格闘技のスキルを考えたら、息子の万太郎が一番いいと思いました」と語り、キチンと総合ルールに一番適応出来る超人は誰かと考えた結果、万太郎を選んだことを明かした。
 マンガのほうの万太郎は、格闘技に積極的じゃなかった幼い頃は“勉強を教えてもらう代わりに”、あのラーメンマンからマンツーマンで特訓を受け、その後テリーマンの息子たちと共にヘラクレスファクトリーに入学。レジェンド超人たちからしごかれるという経歴だが、今回サップと対戦する“中の人”は、高校時代からレスリングで活躍し、全日本フリー120kg級では7連覇、学生4冠という偉業を成し遂げているという。現在は桜庭和志が主宰するLaughter7で総合用のトレーニングを積むという、まさにマンガ顔負けの経歴を誇っている。
 谷川代表も「万太郎選手はFEGがずっと育ててきた選手で、レスリングをベースにした逸材中の逸材。オリンピックを捨てて、桜庭道場で練習している将来が有望な選手。現在、戦闘用のマスクも鋭意制作中。マンガののキャラクターが真剣勝負の場で真剣勝負をするのは世界初だと思う。勇気をもってこういう試合を組んで大みそかを盛り上げたい」と語り、当日の万太郎はかつてドス・カラスJrが着用したような“戦闘用マスク”を着用し、試合はあくまでもガチンコでやることを強調。ただ、万太郎本人は何を質問されても、隣の嶋田先生に「屁のつっぱりはいらんですよ!」と耳打ちするだけで一切言葉は発せず終いだった。

081222_Dynamite-3.jpg DJ OZMAといえば、2006年大晦日のNHK『紅白歌合戦』に出場した際、全裸ボディスーツを披露するという過激なパフォーマンスが話題になったが、そのパフォーマンスのせいでNHKから追放。さらに今年の紅白に出場出来なかったことで、「人前に出る仕事に向いていない」という理由から年内いっぱいで引退を表明しているため、これが最後の仕事となる(DJ OZMAは世襲制のため、来年には2代目DJ OZMAがデビューする予定)。マッチメークだけではなく、入場からプロデュースするとのことで、「年の瀬に一番熱くなれる瞬間を演出したい。元々サップ選手は年末のライバルでしたから、お互いに視聴率に対しても、オーディエンスへの熱狂も争ってきた。彼と僕、単純に計算しても(視聴率は)80%は獲れると思ってる。僕は40%、サップ選手もかつて曙選手とやって40%獲ってますから。合わせて80%、ここに未知数の万太郎選手が加われば、下手したら120%獲れるんじゃないかという可能性もある。日本国民だけでなく、虫までが見るんじゃないかと思っています! キン肉星でも同時中継する予定でいるので、宇宙まで発信できるようなフェスティバルにしたい」と豪語。
 最後の最後とで紅白を敵に回すというのは、いかにもOZMAらしいが、「(紅白には)観覧用のハガキを送って2名で見られる手はずは整えていたが、ここはやはりうらぶれた僕に声をかけてくれたDynamite!!さんにすべてを懸けていきたいと思います。紅白に未練はございません! 紅白歌合戦は素晴らしいイベントだと思っているし、大好きだったが、僕を敵に回してはいけなかった! このように思っています。そのことを後悔してもらうことになると思う。我々の試合のとき、紅白(の視聴率)は2%もないでしょう。愛を持って、リスペクトを持って、完膚なきまでに叩き潰します!」と紅白に対する並々ならぬ思いを改めて語った。

 「この試合に関しては、入場からOZMAさんに任せている。放送コードギリギリのことをしてくれるんじゃないかな(笑)」と語った谷川代表。さらに「マンガのキャラクターがガチンコをやるのは初なので、本当に勇気のチカラ(苦笑)」と語れば、笹原DREAMイベント・プロデューサーも「嶋田先生からしてみると、当然負ける可能性もあるじゃないですか。そのリスクを考えると、ゆでたまご先生が本当に勇気のチカラ」と語った。
 ちなみに大晦日後の万太郎に関しては、笹原EPは「数少ない日本人ヘビー級選手なので、DREAMの中で戦うべき相手はたくさんいる。そこで戦う可能性はある」と継続参戦する可能性があることも示唆した。

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