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›2008年12月23日

客席を見た棚橋「俺に不況は似合わない」。アラフォー第三世代は元気いっぱい!

Posted by TEAM-angle at 00:00 / Category: 【プ】新日本プロレス / 0 TrackBack

 22日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NEW JAPAN NEXT〜Catch the Victory III〜』。全試合の詳細はバトル三昧をご覧ください。
 師走の祝日前、しかも外は雨という悪条件もあって、新日本の後楽園大会としては久しぶりに厳しい客入りとなった今大会だが、古くからの新日本ファンには馴染み深いヤングライオンがトップ選手にぶつかっていく『夢☆勝ちます』的なカードが何試合か組まれた。
 すでにヤングライオンではないが、裕次郎が今年のG1覇者である後藤洋央紀に挑んだ一戦では、裕次郎が掟破りの昇天を決めるなど、持ち前のパワーと気の強さで後藤と真っ向から勝負したものの、後藤は終始余裕の試合運びを見せ、最後は元祖・昇天を決めて勝利。
 また、中邑真輔に挑んでいった岡田かずちかは、気合い満点の張り手をバンバン叩き込んでいったが、ニーリフトからのスリーパーを決めた中邑は、ロープに逃れようとする岡田をリング中央まで引きずり込むと、胴絞めスリーパーを決めていきギブアップを奪った。
 そして、どこか若い頃の棚橋を彷彿させる内藤哲也が、武藤の持つIWGPヘビー級王座への挑戦を控えている棚橋弘至に挑んだ一戦では、いきなり得意のジャンピングエルボーを決めていったのが、棚橋はニークラッシャーで内藤の左ヒザを破壊。だが、内藤はナルシストポーズをしている棚橋に不意打ちの張り手を見舞ったり、ハイフライフローをヒザを立てて防御してみせると、ムーンサルトプレスを投下! 武藤戦でこの場面が見られるようだと、棚橋はピンチだ!
 だが、続くスターダストプレスをかわした棚橋は、スイングブレイドからのドラゴンスープレックス。これは丸め込みで切り返してみせた内藤だったが、棚橋はグラウンド・ドラゴンスクリュー2連発からのテキサス・クローバー・ホールドを決めて勝利。

 試合後、インタビュースペースに座った棚橋は「寂しい(客)入りだった。現実を受け止めるぜ。ただな、俺はプロレスを諦めねぇ。棚橋弘至に不景気は似合わないっつうの。絶対諦めねぇ。俺はプロレス界一諦めが悪い。いつか、いつか全都市、全会場を超満員にしてやる。見ておけよ!」と、開口一番寂しい入りだった客席について言及。また、最後のグラウンド・ドラゴンスクリュー→テキサスクローバーという“ヒザ殺し”が武藤戦を想定してのことか訪ねられると、棚橋は「いや、最近使っていなかったから。(武藤が)すべて出せって言うからさ。さらけ出せって言うからさ。さらけ出そうと思ってもさ、棚橋弘至はどこ切ってもカッコイイよ! しょうがないな」と棚橋らしいコメントを残して控室に消えていった。

 メインでは久しぶりに天山、金本、永田、中西、小島という第三世代がタッグを結成。永田の世界ヘビー級王座奪取、テンコジの復活&タッグリーグ制覇、ナカニシワールドの確立など、いまだに元気いっぱいの第三世代が、勢いでは負けていないG・B・Hとイリミネーションマッチで激突。
 いきなりテンコジが合体攻撃を決めていった第三世代は、そのまま勢いに乗って金本が邪道にアンクルホールドを決めていき、邪道を失格第1号にしてみせる。さらに金本は真壁に顔面ウォッシュを決めると、そこに入って来た矢野もコーナーに叩きつけ、2人まとめて顔面ウォッシュを狙う。だが、カウンターのスピアを決めた矢野はそのまま金本をカナディアンバックブリーカーに捕らえ、そこに真壁がキングコング・ニードロップを投下。これで3カウント捕らえた金本が失格に。
 すると天山がG・B・Hに捕まってしまう。だが、テンコジタッグを通じて元気を取り戻してきた天山は、自力でピンチを脱すると小島にダイビングタッチ! マシンガン逆水平、行っちゃうぞエルボー、ラリアットで大暴れした小島は、矢野をラリアットでトップロープから突き落とし、オーバー・ザ・トップロープ(以下OTT)で失格させたのだが、その直後に真壁が背後から小島を突き落としてOTTで失格させる。
 その後、永田が石井を圧倒的な強さで追い込んでいくが、得意の串刺しニーを見舞った瞬間、石井がOTTで永田を失格に追い込むことに成功! ここで天山が1人多いG・B・Hを相手に奮闘。だが、連携攻撃を見舞った真壁はチェーンを持ち出し、一気にチェーンラリアットでトドメを刺そうとするが、間一髪のところで天山はショルダースルーでラリアットを回避した上、そのまま真壁をOTTで失格させることに成功。
 だが、その直後に飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着しての地獄突きで、天山をOTTで失格させ、これで第三世代は中西1人、G・B・Hは飯塚と石井の2人残り。ブリザードとスリーパーで中西を追い込んでいった飯塚は、またもアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着して突進していくが、中西は石井に羽交い締めにされたまま強引にショルダースルーを決めてOTTで飯塚を失格させることに成功!
 これで石井と中西の一騎打ちとなったが、石井は中西の巨体をジャーマンや垂直落下式ブレーンバスターで投げてみせる。だが、石井の健闘もここまで。一気に石井を担ぎ上げた中西はアルゼンチンでギブアップを奪い、第三世代が1人残りで勝利した。
 試合後、マイクを手拍子代わりにポンポンと叩きながら「オイ! 第三世代、強いね! やっぱり第三世代やで。みんな、そう思わへんか? 今度のドームも俺らが引っ張っていくで」と独特のナカニシワールドを展開した中西。バックステージに戻ってくると、天山が「ニシオの言う通り、俺らがやらんとアカンて。第三世代。改めて思った。なぁ、中西」と声をかけ、中西も「粘り腰が違うぞ!」と元気いっぱい。そしてカメラマンに向かって5人でガッチリ手を合わせた第三世代。
 すると永田が「こうやって組むのもいいかもしれないね、アラフォー世代で」とポツリ。だが、中西がどうもピンと来ていない様子。天山が「お前、知らないの? 知らないの? アラフォーや、アラフォー!」と言い、永田が「アホーじゃないよ」と言うと一同爆笑。“アラフォー”の意味が分からないまま中西は「アラフォー? 誰かに聞くわ」と言い残して控室に消えていった。

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