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›2008年12月27日

桜庭「(過激ルールは)ネタです。でも(田村は)本当に試合するんですかね?」

Posted by TEAM-angle at 19:43 / Category: 【格】Dynamite!! / 0 TrackBack

081227_Sakuraba-1.jpg 27日、都内のジムLaughter7で『Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』(31日、さいたまスーパーアリーナ)で田村潔司と対戦する桜庭和志が公開練習を行った。詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 この日が試合前最後の通常練習だという桜庭は、13時の時点で通常の練習メニューを終えたばかりで汗だく。そこからの公開練習だったため、軽いスパーリングとなったが、パートナーの高橋が午前中の練習で「汗を利用して(関節技から)逃げやがって。腹が立った」とのことで、マウントを取った桜庭は高橋の両腕を固定し、動けないようにすると怒濤のマウントパンチ!
 これは会見や専門誌のインタビューで答えていた時以上に、田村への感情が高まっているのかと思いきや、練習後の囲み取材でそのことを聞かれると、「(田村への怒り発言も素手による顔面パンチありルール希望も)ネタなので、いまは何とも思ってないですよ。直前までネタを引っ張るのはやめましょう。別に普通のルールでいいですよ」と、一連の過激発言が“ネタ”であったことを明かした。
 ただ、そうは言っても桜庭の場合、どこまでがネタでどこまでが本気なのか分かりにくいが、まぁ素手による顔面パンチありルールはテレビの都合もあるし、到底実現できないことは分かっていた上での発言だと思うが、「日本人の顔面を殴るのは気が引けるけど、田村さんだったら殴れる」というのは恐らく本気だろうし、それであれば通常のルールで十分出来るということなのだろう。現に「今さらグラウンドでの顔面パンチなしとかだったら考えますけど」と、もし田村側からそのような提案(高田戦のときのような)があっても、そこを譲る気はサラサラないということだろう。

081227_Sakuraba-2.jpg 骨折していた左腕には一応サポーターをしていたが、もう問題はないとのことで仕上がりも順調のようだ。それだけに相手が田村だからという特別な意識はあまりせず、試合後について聞かれても「別に最後に握手しようとか考えないんで。終わってみて、そのとき思いつけば普通に握手しますし、納得しなかったらどうなるか分からない」と答え、「どんな試合になるかはやってみたいと分からない。自分がいい形で終わりたいですね。ギブアップ取りたい! 打撃でKOするなら一発で終わりたくない。よくあるカウンターで一発ドーンで終わるような試合じゃなくて、ドドドドドッとヴァンダレイ(シウバ)みたいな感じで終わりたい。別に相手が田村さんだからというわけじゃなく、相手が誰でも。それは逆にぼくがほかの人の試合を見ていても、そっちのほうが“総合格闘技”って気がする」と、試合についてはあくまでも普段から口にしている通り、判定や消化不良の試合に終わるのではなく、あくまで関節技をビシッと極めてギブアップを奪うか、シウバのように圧倒的な打撃のラッシュで豪快にKOするかのどちらか。やっているほうも見ているほうも“気持ちのいい”試合がしたいのだという。
 とはいえ、何かいつもの桜庭らしくないというか、普通過ぎるような気がしたのだが、考えてみれば桜庭といえばこれまで公開練習のときに、実用的かどうかよく分からない新技を公開したり、『プロレススーパースター列伝』を彷彿させる特訓を公開したりといった“ネタ”が仕込まれていることが多かった。
 そのネタが今回一切なかったため、いつもの桜庭らしくないというか、やはりナーバスになっているのかと思えたのだが、桜庭曰く「考えるのが面倒くさくって。いつもの公開練習のときは、自分の練習から間があったような気がするんですよ。3時とか4時じゃなかったでしたっけ?」と言うように、どうやらこの日の公開練習が13時30分からということもあって、ネタを“仕込む”時間がなかったようだ。

081227_Sakuraba-3.jpg ただ、一応田村の試合VTRを見て、田村を想定しての練習も行ったとのことで、イメージトレーニングも「また試合をキャンセルされたときのこととか(笑)」も含めてやったとのこと。その上でUインター時代の田村と、現在の田村を比較して「何か変わった部分はありましたか?」と聞かれると、「…………とくにないですけど(苦笑)。昔のやつはあまり覚えていない。(VTRを見て思い出すことも)ないですね」と、かなり素っ気ない。「ブラックマンバとかだったら(感想が)出てくるんですけど……ブラックマンバのプロとしての色みたいなものはスゴイなっていうのは出てくるんですけど、(田村は)とくに(笑)」と、田村のキャラというか、ファイターとしての色にインパクトがないとチクリ。それに桜庭としては、これまで何度も“逃げられている”だけに、いまだに「本当に試合するんですかね? 急にまた相手が変わる場合もありますよね?」と何度も繰り返しており、まだまだ疑心暗鬼な気持ちが強いようだ。FEG関係者は「(今から相手が変わることは)ない!」とキッパリ断言したが、当日ゴングが鳴るまで分からない!?

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