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›2008年12月28日

三四郎社長がDDTの解散…ではなく、来年両国進出という大勝負に出ることを発表!

Posted by TEAM-angle at 23:38 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

081228_DDT-1.jpg 28日、後楽園ホールで行われたDDT『NEVER MIND 2008』。年内最終興行の今大会、全試合の詳細&試合後のコメントはナイガイモバイル☆バトルをご覧ください。
 今年のDDTを締めくくったのは高木三四郎の持つKO-D無差別級王座に、満を持してHARASHIMAが挑んだ一戦。KO-Dタッグ王座に続いてシングル王座奪取を目論むHARASHIMAは、序盤から三四郎の腹部を集中攻撃。何度も悶絶していた三四郎だったが、断崖式や雪崩式のドラゴンスクリューからのヒザ固めや足4の字でHARASHIMAの左ヒザを集中攻撃。
 それでもHARASHIMAは山折りからの蒼魔刀を放っていくが、三四郎はテキサス・クローズラインで迎撃し、逆に掟破りの山折り→蒼魔刀を叩き込む。さらにターンバックル・パワーボムからSHBを狙うが、HARASHIMAはこれをリバースフランケンに切り返す。一進一退の攻防が展開され、お互いフラフラになるが、それでもエルボーや張り手など意地の張り合いを見せる。
 ここで三四郎が秘密兵器のドラゴンスープレックスを出し、そこからテキサス・クローズライン→SHBとつなぐ。だが、HARASHIMAもカウント2で返し、珍しくラリアットを叩き込んでから蒼魔刀2連発! さらにダメ押しの450スプラッシュ! だが、これでも勝負は決まらず、三四郎はデスバレーボムから再びSHBも体勢に。これもリバースフランケンで切り返そうとしたHARASHIMAだが、体勢が崩れてしまう。そこで最後の力を振り絞った三四郎がデスバレーボムの体勢からのSHBを強引に決めて3カウント! 熱戦を制し、辛くもベルトを持ったまま年を越すことになった。

081228_DDT-2.jpg 試合後、ベルトを手にした三四郎はおもむろに「正直言って、今年は不景気だとか不況だとか言って、本当に大変な年でした。社長になってから、いや旗揚げしてから最大の危機を迎えたと思っています。本当にこの1年は苦しい年でしたが、皆さんの力のお陰で何とかこの1年を迎えることが出来ました。でも後楽園大会もマッスルを入れて年12回やっています。新木場もやって、地方巡業もやって、正直なところを言うと、もう限界かもしれません。……限界です! ……自分は決めたことがあります。今日、皆さんのそれを報告しに来ました。発表します」と突如、感極まった様子で意味深な発言をし始める。
 場内が騒然とする中、「ちょっと待った!」とポイズンをはじめKUDOや高梨、ヤスら正規軍や反乱軍の面々が登場。ポイズンが「高木、お前解散なんて言うな! ここにいる奴はどうするんだよ! みんなお前についてきてるんじゃないか!」と三四郎に詰め寄っていくが、三四郎は「気持ちは分かった。でも改めて発表させてください。2009年、DDTは……」と何かを発表しようとする。
 そこに、今度は「おーい!」と言う大鷲の声と共に、マッスルやユニオンのほか、他団体からDDTに参戦している面々が登場。「お前、こんなに家族がいて何を言っちゃってんだよ!」と三四郎に訴えかけた大鷲だが、先日所属団体だったElDoradoが活動休止し、仲間たちがバラバラになったばかりということもあってか、感極まってしまい一旦リングを降りる。大鷲に替わってマイクを取ったディーノが「目の前で家族がちりぢりになっていく姿は見たくないの。もうアンタ1人の団体じゃないの! これだけの人を背負っているのよ!」となおも訴えるが、三四郎は「もう決めたんだよ。発表します!」と譲らない。
 すると、「ちょっと待ってー!」というアントンの声と共に、トーゴーやPIZAらイタリア軍までもが登場。普段この手の場面には絶対に出てこないイタリア軍までもが出てきたことで、場内には「これはただ事ではないぞ」とう雰囲気が漂い始める。アントンは腹に忍ばせておいた「僕はプロレスが大好きです。DDTという団体がいまのポジションに押し上げてくれたし、DDTがあるからこそ僕の幸せがある。高木三四郎がいたからこそ、アントーニオ本多がいたということ、つまり僕はあなたの作品の1つです」と、どこかで聞いたことのある手紙を読み上げるが、三四郎は「お前らが何と言おうと俺は決めたんだよ! これを見ろ!」とスクリーンを指さす。

081228_DDT-3.jpg そこに映し出されたのは、何と「2009.8.29 DDTプロレスリング両国国技館大会決定II」の文字! まさかまさかの大ドンデン返しに場内からは一斉に驚きの声があがり、選手たちも唖然とした表情。
 その反応を受けて三四郎社長は「無理だと思っている? でもそんなこと言ってたらこの不況の中、何もできねぇよ! 選手もお客さんもみんな自分の中で勝手に限界を作ってたんだろ? 心の中に限界を作っていたら先には進めないよ。不況になって何をすべきか。ピンチこそ最大のチャンス! だから俺はこの不況の中、8月23日、両国を押さえました。メインイベントはもう決めています。このKO-D無差別級のタイトル戦がメインだー!」と一気にまくし立てる。それでもまだピンと来ていない様子の選手たちに向かって三四郎社長は、選手1人1人の名前を叫んでから「お前ら夢はないのか? プロレスだけやっていればいいのか? お客さん、あんたたちも夢はないのか? あるだろ? 俺たちと一緒に夢を見ましょう! もう待ったなしだ。金ももすぐ振り込むし、間違いなく8月23日、両国でやります!」と選手、ファンが一緒になって両国大会に向けて頑張ろうとシュプレヒコールをあげた。
 確かに後楽園ホールが最大のビッグマッチになっている現状では、プロレス界は頭打ちである。メジャー団体も地上波放送がなくなり、一気に衰退してしまう可能性がある。そんな中、三四郎社長の言う通り「ピンチは最大のチャンス」とばかりに、この激動期を乗り切るために“守り”ではなく、敢えて“攻め”に出る団体がある。
 奇しくも来年はドラゴンゲートやTHE OUTSIDERも両国進出を発表している。再編成があったり、淘汰されたりで、来年マット界の勢力分布図は大きく変わると思われるが、両国クラスの会場に進出できる団体は決して多くないだろう。毎月後楽園ホールをどう埋めようかで四苦八苦しているくらいなら、一気に両国クラスに進出したほうが話題性もあるし、1つのステータスにもなる……三四郎大社長もメリットありと読んだのだろう。ただ、8月の両国といえば新日本プロレスがG1クライマックスを開催する時期だけに、まさかの興行戦争となってしまうのか?

081228_DDT-4.jpg また、この日は三四郎社長の「世帯を持っていないからいつまで経っても変態なことをするんだ!」ということで、大鷲、ディーノ、マイケル、佐藤光留、美月、チェリーが出場しての“敗者結婚6WAY DANCE”も行われた。この試合は10分間のうちに勝った選手は抜けていき、最後まで残った選手は3カ月以内に結婚しないとDDTを追放という過酷(?)な戦い。
 『グー○ンヌーボ』風のVTRで各選手がわらわらとリング上に集まってきたのだが、番組の都合上(?)大鷲だけが遅れてくるという。そこでディーノが大鷲だけ所属団体がないことを訴え、そんな大鷲を結婚させようと提案。ほかの5選手が手を組み、大鷲が遅れて入ってきたところでマイケルがイスをこっそり引いて、座ろうとした大鷲が尻餅をついたところに全員で襲いかかって勝ち抜けようという作戦を立てる。
 そこに大鷲が遅れて登場したのだが、あっさりマイケルがイスを引くタイミングを誤り、大鷲に気付かれてしまう。怒った大鷲が次々に選手たちをなぎ倒していく中、ディーノが大鷲狙いの作戦からマイケル狙いの作戦に変更する。大鷲にボッコボコにされたマイケルに、トドメを刺そうと大鷲がコーナーに昇ろうとしたときに美月がマイケルをフォールして勝ち抜け。
 するとマイケル&光留の元変態團がチェリーを集中攻撃。だが、どっちがフォールするかで揉めだし、まさかの仲間割れをして佐藤がアンクルホールドでマイケルからギブアップを奪って勝ち抜け。そのまま佐藤のアンクルホールドを引き継いだ大鷲にディーノがリップロックしていくと、大鷲がより一層力が入り、マイケルがギブアップして大鷲が勝ち抜け。アンクル地獄から抜け出たマイケルは再びチェリーを攻撃していき、さらにディーノもチェリーに対して男色ドライバーを狙う。
 しかし、これはマイケルがスピアでカットして逆にマイケル・ドント・クライを狙ったのだが、その瞬間チェリーがマイケルを丸め込んで勝ち抜け成功! 最後に残ったのはディーノとマイケル。残り10秒のところでディーノが男色ドライバーを決めてフォールするが、3カウント目が入る寸前に時間切れのゴングが鳴り響く。

081228_DDT-5.jpg 仕方なくディーノは「ようするにワタシとマイケルが結婚すればいいのね?」と妥協案を提案するが、マイケルは断固拒否。ディーノは「ワタシも嫌だけど、仕方がないわ。同性でも行くとこいけば大丈夫よ」と説得(?)するが、それでもマイケルは拒否。そしてマイケルはその理由を「だって俺、結婚してるもん!」と告げた!
 その証拠として、マイケルは1人の女性を呼び込む。この女性、佳耶子さんとマイケルはまだ入籍も結婚式もしていないのだが、同棲して4年になり、両親も認めているという。そのためマイケルは万が一この試合で勝ち抜けすることが出来なかった場合は、佳耶子さんにプロポーズをするつもりだったという。
 そこでマイケルがリング上で佳耶子さんにプロポーズをしようとした瞬間、ディーノが佳耶子さんに向かってフライングヘッドバット! 慌てふためくマイケルに向かってディーノは「まだ結婚してないってことでしょ! だったらアンタはワタシと結婚しなさいよ!」と無茶を言い出す。彼女に手を出されたマイケルは「俺たちはプロレスラーだ。こういう揉め事はリング上で決着つけるしかねぇよな」と言い返していったが、これを受けてディーノは「分かったわよ。ワタシとこのメス豚がプロレスで決着をつけるってことね!」と、トンデモナイ解釈をする。
 パニック状態のマイケルがディーノに殴りかかると、ディーノはリップロックからの男色クロー! 目の前で彼氏の変態っぷりを見せつけられた佳耶子さんは信じられないという様子。そんな佳耶子さんに向かってディーノが「アンタが勝負を受けないとマイケルのマイケルをもぐわよ!」と脅迫すると、マイケルが勝手に「やります、やります! この女、何でもやる女なんです!」と勝手に対戦を承諾してしまう。
 何がなんだか分からないうちに、どんどん話が進んでいき、呆然とする佳耶子さんに「大丈夫、俺はディーノの弱点を知っているから、それを教えればお前でも勝てる!」と無責任なことを言い聞かせるマイケル。近日中にマイケルとの結婚を懸けて、ディーノと佳耶子さんがプロレスで決着をつけることになった!

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