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›2009年01月04日

坂井失踪の中、1DAYタッグT開催!坂井のテンションを上げるために現れたのは…

Posted by TEAM-angle at 00:47 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

090103_MusleHouse7-1.jpg 3日、後楽園ホールで行われた『マッスルハウス7』。新春恒例のマッスル後楽園大会だが、その全容はナイガイモバイル☆バトルでご覧ください。ここではかなり端折ったダイジェストをお届けします。
 今回は元旦に『マッスルハウス7』のリハーサルをするマッスルメンバーのVTRからスタート。演出家の鶴見亜門は「新春隠し“ゲイ”タッグトーナメント」を開催する予定でいたが、DDTが8月に両国に進出するため、マッスル坂井がDDT映像部から演出部に異動することを明かす。しばらく試合には出ずに裏方に回ることになった坂井に対し、メンバーからは「引退したも同然だな」という非情な言葉が返ってくる。すると坂井はそのリハーサルを収録したVTRと、台本を残して失踪してしまったという。
 結局、3日の当日は坂井不在のまま、“マッスル坂井引退記念”第1回新春ニューイヤータッグフェイスティバル2009が開催されることに。『オリンピア』が流れる中、坂井が考案した8チームが次々にリング上に登場。なお、当初坂井と組む予定だった趙雲は、急遽ロングホーンをつけたケニー・オメガとタッグを結成。
 ところが、試合が始まる前にいくつかのタッグチームが、次々に仲間割れを起こし始める。すると、そこに藤岡のケータイに坂井からメールが届き、台本に書かれたタッグは坂井の脳内で勝手に組ませた反りの合わない者同士で、実際には友情のあるタッグチームが、全16チーム参加しての1DAYトーナメントになるという! ステージ上のトーナメント表が開かないというガチトラブルが合ったものの、強引に進行してみせた亜門。ところが、名前を見ただけではイマイチ誰が出るのか分からないタッグチームのトーナメント表がそこにはあった!

090103_MusleHouse7-2.jpg まずトーナメント1回戦第1試合はDDT高木三四郎&ドラディション吉江豊vs竜剛馬&DT-YUTAの東大コンビが激突。そこに突如大家健&ZERO1浪口が乱入し、東大コンビに「お前らみたいなタッグが出るのは10年早い!」と言って、実力でタッグトーナメント参加をもぎ取ろうとするが、あっさり返り討ちにされてしまう。そんな茶番劇に苛立った三四郎が「4人まとめて掛かってこい!」と言うと、本当に4人で三四郎&吉江に向かっていったのだが、吉江のボディプレスであっさり大家が轟沈。
 続いて趙雲&オメガvsペドロ高石&バトラーツ矢野が行われると、趙雲&オメガがダブル波動拳で勝利。そしてアントン曰く「実は今まで無理矢理組まされていた」というバラモン兄弟が、それぞれシュウはIMGP王者のサソリと、ケイがはDJニラとタッグを組んで兄弟対決をすることに! 注目の一戦だったが、試合前に握手をした瞬間、4選手の恋心が開花してしまい、まさかの和解(=試合放棄)! スピリチアルな部分に目覚めてしまったバラモン兄弟は虫かごから虫をばらまきながら、ニラと共にサソリを御輿状態で担ぎ上げる。すると魂が物質化してサソリの口からお告ゲルとして流れ出ていった。ちなみに両チーム失格のため、リザーバーのNEOマシンガンズが2回戦に進出。
 続く亜門&日本人プロレスラー第1号のソラキチ・マツダvsMr.マジック&Ms.マジックは、プロレスの神様とも言えるマツダの前で、Mr.マジックとMs.マジックが思わず誓いのキスをして入籍してしまったため、これまた両チーム試合放棄。代わりにリザーバーのMAZDA&MASADAが2回戦に進出。ヤス・ウラノ&澤vsKUDO&726は、澤のシャイニング・ウィザードで勝利。酒井圭一&松葉杖vsアントン&GENTAROでは、松葉杖の攻撃に苦しめられながらもGENが垂直落下式ブレーンバスターで勝利。藤岡典一&ドラディションの長井満也vs大鷲&HARASHIMAのD-BOXの試合では、執拗に「集中していけよ!」と長井がアドバイスしたにも関わらず、藤岡がことごとく同士打ちをやってしまう! リング上だけでなく、ステージ上でも誤爆してしまった藤岡は、そのまま放送席の上に落下して放送席を破壊するという大失態を犯してしまい、試合に敗れた上にその後延々と控室で説教されることに……

090103_MusleHouse7-3.jpg トーナメント表には「男色青木」としか書かれていなかったチームだが、ディーノのパートナーはスパーク青木でも青木真也でも青木功でもなく、何と現れたのは青木篤志! さらに相手チームも「NOSAWADA」としか書かれていない。NOSAWAは「プロレス界でWADAって言ったら、WJの和田(城功)だろ?」と余裕で予想していたのだが、実際に現れたのは何とNOSAWAの天敵でもある和田京平レフェリー!
 京平さんは松井レフェリーを突き飛ばすと、自分がレフェリーをやってしまい、NOSAWAは1人で青木&ディーノを相手にすることに。しかし京平さんの厳格なレフェリングに、すぐにブチ切れてしまったNOSAWAは暴走反則負け。試合が終わるなり、青木の貞操を奪いにいくディーノ。そこに亜門が入ってきて「青木選手の所属選手が分かったぞ! ノアだ、ノア! 何かの間違いでノアの選手がマッスルに出ちゃってるんだから謝れ! 俺に謝らないで、プロレス界に謝れ!」とディーノを激しく注意。しかし青木は「別に大丈夫っす」とディーノがこれ以上襲ってこないことを約束させた上で、2回戦も出場することを約束。メジャー団体の選手らしく器の大きいところを見せた!
 トーナメント2回戦第1試合は、三四郎&吉江vs趙雲&オメガという顔合わせ。オメガがハリケーンミキサーを連発して健闘したが、三四郎のデスバレーボム→吉江のボディプレスで三四郎組が準決勝進出を決めた。2回戦第2試合はアントン&GENTAROvsヤス&澤。澤のバチバチファイトに触発されるように試合はヒートアップしていったのだが、澤がアントンに伊良部パンチを叩き込もうとした瞬間、葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れ出す!
 スローモーションの中、実はハッスル旗揚げメンバーの1人でもある澤は、坂井から「イタリア人に見えないイタリア人」というキャラを付けられたものの、その後「イタリア人じゃないのに、イタリア人に見える」アントンが登場したことで、すっかりマッスルから呼ばれなくなったことを激白! だが、その瞬間スクリーンには「後楽園ホール内で立てこもり事件が発生した模様」という“臨時ニュース”のテロップが映し出される。

090103_MusleHouse7-4.jpg 早速亜門が控室をスクリーンに映し出すと、立てこもり犯が藤岡だったことが発覚! 村田アナと鈴木健記者を人質に取った藤岡は「俺にプロレスの試合をもう1試合させろ! 俺はプロレスが本当にしたいんだよ!」と要求する。亜門が「もう1回戦で大鷲&HARASHIMAに負けたんだから」と渋っていると、控室に大鷲とHARSHIMAが入ってくる。あっさり藤岡を殴り飛ばした大鷲は、藤岡に向かって「オメー本当にプロレスがやりてぇのか? そんなにプロレスがやりたいなら、コレを穿いてHARSHIMAと一緒に大鷲透として出ろ!」と入れ替えを提案。代わりに大鷲が映像班の藤岡としてビデオを回すという。
 大鷲に礼を言った藤岡は大鷲タイツを穿き、大鷲としてHARASHIMAと共にリング上に。相手はディーノ&青木。大鷲となった藤岡はディーノと青木に必死に向かっていくが、チョップ一発で大きく吹っ飛び、口の中を切ってしまう。しかし青木は容赦なく「どうした、大鷲!」と挑発してからアームロックで絞り上げる。さらにディーノも珍しく厳しい攻撃を繰り出し、最後はダブルリスト式アームロックを極めて大鷲(藤岡)はタップアウト。
 ボロボロにやられた藤岡に向かって、亜門が「藤岡! 何で本気出さないんだよ! もっと集中しろ! マッスル坂井が引退して、お前を次のエースにするためのトーナメントだろ! もっと集中しろよ! マッスル坂井を見返したいんだろ! マッスル坂井に近づきたいんだろ!」と涙ながらに絶叫。藤岡も「僕は10年間、坂井さんの背中を見て、マッスル坂井に追いつきたいんですよ!」と叫ぶと、そこに失踪していた坂井が登場!
 いきなり現れた坂井は不甲斐ない藤岡を怒鳴りつけるが、そこに亜門が「坂井! お前今回何もやってないじゃねぇか! テンション上げろよ!」と割って入る。坂井も大会前からハッスルハウスのチケットが完売したり、DDTが両国に進出するというもの凄いプレッシャーの中十分やっていると反論するが、亜門は「テンションが上がらないから引退するんだろ? でもテンションも上がらない奴は引退する資格もねぇよ! じゃあ、この人にテンションを上げてもらうんじゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」と絶叫!

090103_MusleHouse7-5.jpg すると『ワイルドシング』が鳴り響き、“涙のカリスマ”大仁田厚が登場! 逃げだそうとする坂井をマッスルメンバーが必死に制止していると、大仁田が坂井を襲撃。鉄柱に叩きつけて坂井の額を叩き割った大仁田は、何度もイスを坂井の脳天に振り下ろしていき、坂井は大流血!
 坂井も何とか反撃していくが、大仁田が赤い毒霧を噴射した瞬間、再び葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れ出す。スローモーションで坂井が自分の顔の血を大仁田の顔に擦りつけていくと、そこにマッスル戦士が乱入! 大仁田にトレイン攻撃を見舞っていき、最後にディーノがリップロックしようとすると、大仁田は必死に阻止。何とか回避してイスで坂井を叩こうとした瞬間、坂井が毒霧をお返し。そのまま坂井が首固めで丸め込んだ瞬間にスローモーションが解除され、マッスル戦士と共に押さえ込んでいた坂井が大仁田からピンフォール勝ちをゲット!
 場内が沸き上がる中、大仁田は坂井に向かって「オイ、オイ、オイ、オイ! 坂井よ、これだけのお客さんが支持してくれて何で辞めるんじゃ! お前1人でプロレスやってのんかよ! みんなでやってんだろ? 答えてみろ!」と凄んでいく。睨まれた蛙のような坂井は「みんなでやってます! チームワークの勝利だったと思います!」と即答。

090103_MusleHouse7-6.jpg これを聞いた大仁田は乱入したディーノ、大家、アントン、趙雲、ペドロもリングに上げ、1人1人に「何で(リングに)入った?」と問い詰めていく。ドギマギしながら「友達だからです」「今まで色々助けてもらったから」と答える中、アントンは独特な空気を作りながら「試合に悩んでます! ……いや、悩んでないですね。この空間がちょっと好きです」と答え、その千両役者ぶりでどんなレスラーでも食ってしまう大仁田が、「こういうタイプは一番扱いにくい」とアントンのキャラの濃さに押され気味になるという、ある意味この日一番のサプライズが発生!
 アントンと絡むのを早々に切り上げた大仁田は、坂井に向かって「お前、戻ってきたいのか? どっちだー!」と絶叫。すると坂井は「戻ってきたいです」と小声でポツリ。それを聞いた大仁田は坂井に「ガンバレよ! ガンバレよ! ガンバレよ! ガンバレよ!」と連呼。坂井が「頑張ります! 頑張ります! 頑張ります! 頑張ります!」と返答すると、大仁田は一発張り手を見舞って引き上げていった。
 大仁田が去ったあとのリングにマッスル戦士と亜門が揃うと、坂井は亜門に向かって「もう何もないっす! 別に人にどう思われようが、どんなにつまらないとか、調子に乗ってるとか言われようが、手伝ってくれてる、いや仕事としてやっているみんなと、これからも働いていきたいです! 楽しく思える仕事だったら全然寝なくても、コンビニの弁当食べすぎても……もう自分書いた台本でもしゃべれないんですよ。もう台本を細かく見れば見るほど、自分たちの限界を作っている感じがして。こう見えても、むっちゃくちゃテンションが上がってます! ていうか、元々上がっているんだなってことに気付きました。練習生としてリングに上がってから、ずっとテンションが上がっていることに気付きました」と、プレッシャーやら何やらでテンションが下がってしまい、引退を考えたりした坂井だったが、実際に失踪めいたことをやってみた結果、本当はレスラーになった時点で本来の坂井良宏と比べると、実はもの凄くテンションが上がっていることに気付いたという。
 そんな坂井の話を仏のような顔で聞いていた亜門は「テンション上がってたんだ? じゃあやれるんだな?」と、優しく坂井に語りかける。すると坂井は「もうむちゃくちゃ頑張ります! DDTの裏方とかもう本当に頑張ります!」と力強く宣言。さらに坂井は勢いがついてしまって、今月の29日から毎月29(ニクの)日にマッスルを開催すると勝手に宣言してしまう。
 そんな話を一切聞いていない様子だった亜門だが、坂井のヤル気が本気であることを確認すると、「付き合うよ」と笑顔で承諾。最後に「取り繕ったようにテンション上げなくても、毎月DDTもマッスルも頑張って、頑張ってダメだったら適当に取り繕います。だから皆さんも頑張りましょう」と坂井が言うと、アントンの音頭でマッスルポーズを決めて終了。スクリーンには「今日のテーマ『こんなプロレス興行、よくある。』」の文字が映し出された。

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