プロレス、格闘技、IT、デジタル、iPod、Macなどの情報をお伝えするウェブマガジン[angle JAPAN]

›2009年02月22日

渡辺一久と個性をぶつけ合った自演乙「僕には僕のプライドがある。明日はフルボッコ」

Posted by TEAM-angle at 16:34 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

090222_K1Max-1.jpg 22日、赤坂TBS社屋で『K-1 WORLD MAX 2009〜日本代表決定トーナメント〜』(23日、国立代々木競技場第一体育館)の公開計量&直前会見が行われた。詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 注目はやはり“コスプレファイター”の長島☆自演乙☆雄一郎。この日は自身が声優デビューを飾った作品である『地獄少女』の主人公・闇魔あいのコスプレで登場! 不気味(失礼!)なセーラー服姿で登場した自演乙と見て、1回戦の相手であるHAYATOは一瞬驚いたような表情を浮かべたが、「明日はK-1とコスプレの世界は違うってところを、きっちり分からせてやろうと思う」と、若干ムッとした表情で語った。
 しかし当の自演乙は「全世界のアニメファンの皆様、こんにちは。超自演シンデレラ、長島☆自演乙☆雄一郎です。明日の作戦名は“自演アタック”です」とマイペース。『地獄少女』は誰かに激しい恨みを抱く者が地獄通信にアクセスし、地獄少女から受け取ったワラ人形に結ばれている赤い糸を解くと、恨んでいる相手が地獄に流されるというストーリーだが、自演乙が手に持っているワラ人形に赤い糸はすでになく、「ボクのはもう解いているので、ボクの中でストーリーが出来ているわけです。(流したい相手は)対戦相手ですね」と、すでにHAYATOには「いっぺん死んでみる?」と宣告済みであることを明かした。
 ちなみに昨年のトーナメント覇者である城戸康裕は「今年もあまり期待されていない気がするんですけど」とぼやきつつ、「僕が記者でも(自演乙に)行きますけどね。そこはしょうがないですけど、HAYATOさんにやっつけられたら次はないんじゃないですか? (コスプレは)何とも思わないですね。出オチですからね(笑)」と、マスコミの注目を一手に集めている自演乙に対してチクリ。

090222_K1Max-2.jpg 21日のインタビュー取材(とある魔術の禁書目録)、22日の前日会見(地獄少女)のほかに、23日の試合用に1回戦〜決勝までの3試合分の衣装を用意しているという自演乙。その中身に関しては「すべて原作に忠実に出来ていると思う。(同じアニメかどうかは)どうでしょうねぇ。そこは軍事秘密でお願いします」と煙に巻いた。
 最後に自演乙は「ボクはコスプレイヤーなんですけど、闘うとことり、入場なりをお茶の間に見てもらって、アニメに少しでも興味を持ってくれればいいなと。ボクが言っているアニメ布教をK-1から発信出来ればいいなと思っています。ボク、デビューからこのキャラをずっとやってるんですけど、ボクと対戦決まった選手はみんな『アイツにだけは負けられない』って言っているんですよね。けど、ボクからしても“こういうキャラ”しているからこそ負けられないんで。ボクにはボクのプライドがあるんで、明日はフルボッコです」と、コスプレファイターとしてのプライドを(若干ながら)熱く語った。
 その自演乙に負けないくらいの個性を発揮していたのが、ボクシング元日本フェザー級王者の“反則王”渡辺一久。公開計量では自演乙が計量をパスしたあとに、カメラマンに向かって取っていたキラッ☆ポーズを真似てみせ、直前会見にはベロア調の赤の上下に、爪楊枝を加えて登場! さらに1人ずつ意気込みを語る際には、1人前に頑張って日本語で挨拶したイ・スファンの口ぶりを真似て「ミナサマ、コンニチワ。明日ハイイ試合デキルヨウニ頑張リマス」と言うと、「明日よろしく」と言って、なぜか自演乙と握手。
 すぐに「あ、違った」と対戦相手の植松大輔と握手したが、これには自演乙も「いいっすよねぇ。何かコラボしたいです! 狂犬的なキャラとコスプレイヤーがコラボしたらどうなるか……入場でボクのコスプレを着ていただくとか。ただ(ポーズは)パクるなよ! そこは持っていかんといてほしいですね(笑)」と渡辺の高いプロ意識に共感しつつも、ポーズをパクられたことには待ったをかけた。

090222_K1Max-3.jpg 日本トーナメントのほかにも、60kg級の試合、“日本No.2”佐藤嘉洋の試合、K-1甲子園の試合と盛りだくさんの大会だが、TBSの難波事業局長も「何かと暗い世の中だが、TBSとしては格闘技を放送することで元気や勇気を与えていきたい」と語り、谷川EPも「K-1はヘビー級もMAXもナウリーダーvsニューリーダーの対決になっている。今回の大会には近年希にみるいいメンバーが集まった。新しい人材を集めるのは大変なのだが、MAXは人材が豊富!」と、魔裟斗やトップ外国人選手が出場しなくとも、キャラの強い新顔が多数投入されることにより、十分成功できる手応えを感じている様子。
 さらに昨年大晦日の『Dynamite!!』でも好評だったK-1甲子園には、今年からイメージガールが誕生し、花を添えることになった。イメージガールに選ばれたのは、左から船岡咲さん、石川彩夏さん、(HIROYAを挟んで)加田穂乃華さんの3人。何と船岡さんと加田さんは、K-1が誕生した年である93年生まれの15歳だという! 会見場にはアイドル評論家の北川昌弘氏も取材に訪れていたため、アイドル界でもこの3人は注目なのかもしれない。
 そのK-1甲子園・昨年の王者であるHIROYAは「チャンピオンであることを意識してやりたいが、大晦日にはいい試合を見せられなかったので、自分の強さを見せて勝ちに行きたい。甲子園では自分に負けた人もたくさんいるし、チャンピオンになったことでその人たちにも『やっぱりHIROYAは強かった』と思われたい」と語った。一方、髪を短くして金のメッシュを入れた対戦相手の才賀紀左衛門は「1回負けている相手なので、しっかりいい試合をして、今回は勝たせてもらいます。明日、試合を見てもらったら全部分かると思うんですけど、HIROYA君はチャンピオンになったし、ここで僕がバシッと勝って、エエとこ取りして60kgの上松選手や渡辺選手や大月選手とか、強い選手の中でも闘っていけるところを見せたいです」と、すでに甲子園を超えて60kg級に目が向いている様子。
 その60kg級に関して谷川EPは「渡辺君は今日の全選手の中で一番オーラを感じたので、上松vs渡辺は楽しみ。もしかしたら60kgは渡辺一久が面白くしてくれる気がします。魔裟斗系の上松君を期待していたが、実はああいうキャラみたいなのが引っ張っていく可能性がある。上松君はウカウカしてられない。渡辺君はめっちゃチケットを売るんですよ! もう毎回使おう(笑)。圧倒的に売るね。武田幸三以来だな。うまくいけば個人的にはトーナメントをやりたいが、選手の頑張り次第。今年はもう1つ柱を作りたい」と、渡辺のキャラクター&営業力を高く評価した上で、60kg級もMAX同様トーナメントを開催する可能性があることを示唆した。

【angle JAPANは休刊中。プロレス・格闘技のニュースや試合リポートは下記のサイトで!】
btln-banner_468-60.gif