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›2009年02月22日

ネタも熱戦も満載だった後楽園大会!驚異の動きを見せた飯伏を三四郎がねじ伏せる

Posted by TEAM-angle at 23:42 / Category: 【プ】DDT・マッスル / 0 TrackBack

090222_DDT-1.jpg 22日、後楽園ホールで行われたDDT『Into The Fight 2009』。DDT本隊としては2009年一発目の後楽園大会は、話題も熱戦もてんこ盛り! 全試合の詳細&試合後のコメントはナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 昨年の12・28後楽園大会で8・29両国進出を発表し、そこに向けて一丸となったDDT。一発目の後楽園のメインでは、社長にしてエースの高木三四郎が持つKO-D無差別級王座に、ケニー・オメガとのタッグでKO-Dタッグ王座を奪取し、他団体でも相変わらず評価の高い試合をしている飯伏幸太が挑戦! 両国のメインではKO-D無差別級の防衛戦が行われることが決定しているだけに、飯伏としては是が非でも奪取したいところ。
 飯伏は開始早々蹴りの連打を見舞っていくと、珍しく自ら場外戦を仕掛けていく。しかし、前ハードコア王者の三四郎は場外戦でアッサリ形勢を逆転。記者席のあるステージ上に飯伏を連れ出し、ドロップキックで吹っ飛ばし、テーブルやイスに叩きつけ、さらに断崖式三四郎スタナーをお見舞い。そこからリングに戻ると飯伏のボディを一点集中攻撃。
 キチンシンク、フットスタンプ、ボディシザースと徹底してボディを攻められた飯伏は悶絶。それでもコーナーに飛び乗ってのケブラーダや、エプロンでの三四郎の断崖式パワーボムをフランケンで切り返すなど、驚異的な動きで反撃を試みる。またも激しい場外戦となり、カウント19で何とかリングに戻った両者。
 飯伏のムーンサルトアタックをスタナーで切り返した三四郎は、雪崩式パワーボムを狙うが、飯伏は先にマットに着地するとコーナー上の三四郎をジャーマンで引きずり落とす。続く二段式ムーンサルトはやや当たりが浅かったが、リストクラッチ式のジャーマンを公開! だが、投げられながらも逆に飯伏の腕をつかんだ三四郎は、飯伏が痛めている右肩をジャンピングアームブリーカーからのワキ固めで破壊!
 一気にシットダウンひまわりボム(以下SHB)でトドメを刺そうとするが、抱え上げられた飯伏はそこから三四郎の両肩に飛び乗ると、バック転で後方に着地しドラゴンスープレックス! 勢いが付き過ぎて惜しくもブリッジは崩れたが、飯伏は間髪入れずコーナーに昇ってフェニックス・スプラッシュを投下! だが、これをヒザを立てて迎撃した三四郎は、再び飯伏の右肩にハンマーを叩き込むと、テキサス・クローズラインやデスバレーボムを決めていく。飯伏はカウント1で返す意地を見せるが、三四郎はクローズラインからSHBで叩きつけると、飯伏を肩車しままコーナーに昇り、何と雪崩式SHBで叩きつけて3カウントを奪った。

090222_DDT-2.jpg 試合後、飯伏に向かって「飯伏! 大人げなくてごめんね。だけどさ、俺だって今日のためにコンディションばっちり整えてきたんだよ! 肩を痛めたまま俺様に勝とうなんて、2億光年早いんだよ! 飯伏、肩が治ったらまたやろうぜ」と声をかけた三四郎が「次の挑戦者は誰だ? 出てこい!」と叫ぶと、鳥羽や誕期をはじめ、ポイズン、MIKAMI、大鷲、アントン、さらにはマッスルの藤岡典一までもがリング上に雪崩れ込んでくる。
 三四郎を取り囲み、両国のメインを獲ろうと挑戦を名乗り上げる各選手たちだが、そこにこの日行われたKO-D次期挑戦者決定戦の3WAY戦でヤス・ウラノから勝利した佐藤光留が、メイド服&猫耳姿で登場!(もう1人は鳥羽)「お前の会社が決めたカードで勝って挑戦権を獲得したんだ!」と至極当然の権利を主張した光留に対し、三四郎は3・15大阪豊中市立ローズ文化ホール大会で挑戦を受けることを受諾。すると光留は「お前からベルトを獲って、DDTのリング、ハードヒットのリング、そしてパンクラスのリングで防衛戦をやってやる!」と言い放った。
 三四郎vs光留の勝者には、挑戦者決定バトルロイヤルを行って、その勝者が5・4後楽園大会で挑戦することが決まっているのだが、三四郎はズラリと並んだ選手たちを見て「お前らじゃ役不足だ! 他団体の選手でもフリーの選手でも出てこいや! 誰の挑戦でも受けてやる!」と絶叫。すると、そこに現れたのは“ユニットクラッシャー”矢郷良明! ブログで両国参戦を目論んでいる様子だった矢郷さんが、満を持して乗り込んできたが、リング上にいた選手たちが一斉に矢郷さんに飛びかかり、そのまま控室へと押し戻してしまった。
 その様子をリング上から見ていた三四郎は「誰でもいいと言ったが、矢郷さんだけは絶対にダメだ! 俺が最後の両国までベルトを持ち逃げしてやるー! 皆さんも明日から会社でどんどん大人げなく、リミッターを外してくださーい!」と叫んで後楽園大会を締めくくった。

090222_DDT-3.jpg 打倒イタリア軍を目論むルイ高梨14世とジャック・ド・アツシーヌのフランス軍は、某老舗団体を退団してフリーになった稔に助っ人を頼んだが、稔は「ヨゴレは出来ない」という理由で拒否。代わりに遠い親戚にあたるフランス人のミノール・ポルナレフを紹介した。一方のイタリア軍もフランス軍のデスケーキ(=このケーキを顔に当てられると、デスノート同様死に陥るというケーキ)の“解毒剤”として効力を発揮するイタリアン・デスパウダーの開発に成功したという。
 満を持してイタリア軍の持つUWA世界6人タッグ王座に挑戦したフランス軍だが、新メンバーのミノールは大物らしく、最後に1人で客席後方から入場! 観客の差し出したフランスパンを一口かじってからリングインしたミノールはベルばらも真っ青の王子様ルック。だが、アントンは「モチーフはタケちゃんマンか?」と痛いところを突く。
 いざ試合が始まると、お互いに好連携を駆使して熱戦を展開。とくにミノールとPIZAの対戦は、かつてバトラーツのリングなどで実現した田中稔vsTAKAみちのくを彷彿させた。試合終盤でPIZAにミノールスペシャルを決めたミノールだが、ルイ高梨のデスケーキ攻撃がミノールに誤爆し、そのまま死亡!? それでもルイ高梨は何とかアントンにデスケーキ攻撃をお見舞いしたが、セコンドのササキアンドガッパーナがイタリアン・デスパウダーをアントンに投げつけ、無事解毒に成功!
 解毒したアントンはなぜかハルクアップからのビッグブーツ、そしてレッグドロップと“ホーガン化”し、最後はアントンが肩車したルイ高梨に、トーゴーがイタリアンインパクトwithデスケーキをお見舞いしてイタリア軍が王座防衛に成功! 試合後は『リアルアメリカン』が鳴り響く中、アントンが耳に手を当てるパフォーマンスから筋肉ポーズを決めていた……

090222_DDT-4.jpg 昨年12・28後楽園大会での“敗者結婚6WAY DANCE”で負け残ったディーノとマイケル。仕方なく妥協案としてマイケルと結婚することでDDT退団を回避しようとしたディーノだが、マイケルは頑なに拒否。するとマイケルはその理由を「だって俺、結婚してるもん!」と告げた。だが、正確にはまだ未入籍ということが発覚したため、ディーノはマイケルではなく、なぜかマイケルの婚約者である佳耶子さんとの直接対決を要求。その結果、この日ディーノ(C)vs中澤マイケル&中澤佳耶子(C)の1vs2ハンデキャップ・キャプテンフォールマッチが行われることになった。
 ウォリアーズばりにアメフトのプロテクターを装着してヤル気満々の佳耶子さん。バルコニーには「女の道は修羅の道 佳耶子 負けても家には入れません(母)」と書かれた横断幕も……。いきなりマイケルがスピアで奇襲攻撃を見舞い、佳耶子さんがフォールにいくがカウントは2。するとマイケルは「キャプテンは佳耶子だから」と言って場外に逃亡!
 ディーノは容赦なく佳耶子さんを攻撃していくが、マイケルは背後からのイス攻撃! 怒ったディーノがマイケルを攻撃し、ノックアウトさせると、佳耶子さんに対してもブレーンバスターからの男色ナイトメアー! マイケルがナックルでカットしようとしたが、逆にディーノはケツから佳耶子さんの顔面に落下!
 マイケルも「熱くなってきたぜ〜」とTバック姿になってディーノと殴り合うが、ディーノは必殺の男色ドライバーの体勢に。だが、そこに佳耶子さんが割って入り「私が行きます!」となぜか男色ドライバーの餌食に名乗り上げる。だが、マイケルも「ここは男の戦場だ!」と譲らない。なぜかどちらが男色ドライバーを食らうかで夫婦喧嘩を始めた中澤家。
 タイツを広げて呆然と立ち尽くしていたディーノだが、何とか夫婦喧嘩を止めようとするが、中澤家はそんなディーノにダブルトラースキック! これでディーノがノックアウトされたが、中澤家はようやく「ここは仲良く2人で食らおう」という結論が出る。だが、肝心のディーノがノックアウト状態にあることにようやく気付いた中澤家は、中澤家フォーメーションA(マイケルのスピア→佳耶子さんの急所蹴り→Whatz Up!を決めていく。
 だが、これでもディーノから3カウントが奪えない。今度はフォーメーションBを試みるが、マイケルのスピアが佳耶子さんに誤爆! すかさずディーノがマイケルに男色デストロイを決めてノックアウトすると、佳耶子さんに男色ドライバー! それでもカウント2で返した佳耶子さんだが、ディーノは情け容赦ないダブルリストロックを極めていきギブアップを奪った。
 試合が終わってもなおも佳耶子さんに男色ドライバーを決めようとするディーノに向かって、ようやくマイケルが「もう俺のために佳耶子が傷つくのはご免だ。お前の気が済むならその技を俺にかけてくれ」と懇願! 「その言葉を待っていたのよ」と技を解いたディーノは、代わりにマイケルに男色ドライバーを決めてリングを降りていった。
 心配そうに近づく佳耶子さんに向かって「俺決めたんだ。プロレスラーとして頑張るって!」と告げたマイケルだが、佳耶子さんはDDTを契約解除されたことを心配する。だが、マイケルは昨夜DDT事務所に忍び込んで契約書を盗んできたことを告白! だが、佳耶子さんはその契約書を破り捨て、「私がハンコを押してほしいのは、この契約書です!」と言って胸元から婚姻届を取り出す! だが、試合の激闘で婚姻届はボロボロ。そこでマイケルは「この後楽園ホールのファンに誓います。2人、絶対に幸せになると誓います!」と宣言してリングを降りた。全試合終了後、スクリーンには「婚姻届、破れちゃったね。でも俺たちの絆は破れることはないから、もう必要ないね」と言ってボロボロになった婚姻届を破り捨てるマイケルが映し出される。
 だが、マイケルはその代わりに指輪は用意してきたと告げ、「毎月22日は夫婦の日だから、2月22日を俺たちの記念日にしよう。佳耶子、結婚してくれ」とプロポーズして指輪をはめようとする。すると、その横を選手たちに押し戻された矢郷さんが通り過ぎていく。その様子を見つめていた佳耶子さんが、マイケルに向かって「私たちも解散しましょうか?」と告げたところで映像は終了! ユニットクラッシャーの呪い、恐るべし!

 なお、この日は大鷲がDDTから姿を消したHRASHIMAを探しに、HARASHIMAの実家でお母さんから子供の頃のアルバムを見せてもらった後、千葉県の某山中で「鍛えているからだー!」と叫びながら山籠もりしているHARASHIMAを発見!
 しかし「これは正気の沙汰じゃないな」とその様子を遠くから見ていた大鷲は、そのままHARASHIMAと接触することなく山を降りるといういった爆笑のVTRも上映された。
 両国大会まで“裏方専念”宣言をしたマッスル坂井が、スタッフとして奔走したこともあってか、この日の後楽園大会はVTRもかなり凝っていたし、内容テンコ盛りだった割に進行は実にスムーズ。19時開始で終了は22時となったが、一気に駆け抜けた内容の濃い3時間だった。両国大会に向けてDDT全体がテンションも、グレードも上げていることが分かるような大会となった。

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