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›2009年03月10日

韓国で大人気の美女ファイター、スジョンを見た谷川代表が女子格闘技部門設立を決意!

Posted by TEAM-angle at 19:29 / Category: 【格】K-1 MAX / 0 TrackBack

090310_FEG-1.jpg 10日、都内のホテルでFEGの谷川貞治代表が記者会見を行った。発表された内容や会見の詳細はナイガイモバイル☆バトルをご覧下さい。
 リリースにも一切何の会見なのか書かれていなかった緊急会見だったが、発表されたことは大きく分けて2つ。1つは昨年大好評だった『K-1甲子園』を今年はさらにスケールアップして開催するというもの。62kg以下1階級だった甲子園だが、新たに1つ重たい階級(68〜70kg以下になる予定)を新設し、さらに全国5〜7カ所で開催される地区代表決定戦を各地区の学校で開催しようと計画中(リングを使用して入場料を無料にする予定)、昨年ディファ有明だったFINAL16を今年は代々木第二で開催など。谷川代表は「K-1甲子園を高校教育の一環にしたいし、将来的には“K-1部”という部活が出来てくれれば嬉しい」と語った。
 そして2つ目はK-1 WORLD GP、K-1 WORLD MAX、K-1 WORLD YOUTH、K-1甲子園、DREAMに続く新ブランドとして、女子格闘技部門を新設とする発表した。女子格闘技部門新設のキッカケとなったのは、3月20日に韓国・ソウルで開催される『K-1 MAX KOREA 2009』に出場するイム・スギョンという女性ファイター。このイム・スギョンは韓国でUFC参戦の会見を開いたときの秋山成勲を抜いて検索数1位になったほど、いま韓国で話題の美女K-1選手で、「格闘技界のキム・ヨナ」と呼ばれているという。

090310_FEG-2.jpg 1985年10月17日、韓国生まれのイム・スギョン(右写真)は、高校2年生のときにダイエットをする目的で格闘技のジムへ通い始めたところ、格闘技に魅了されてプロの世界へ。当初は1試合だけで辞める約束だったが、2006年11月の『ネオファイトトーナメント』で優勝し、女子部チャンピオンになったことで、当初反対していた親も認めたという。
 2007年11月にはタイに渡って本格的な修行を始め、現在までの戦績は26戦19勝7敗8KO。さらに偶然彼女の試合を目にした映画関係者の目にとまり、タイのアクション映画に出演。その後も韓国のケーブルテレビドラマ出演やモデルとしても活躍しているそうだ。
 そこで谷川代表はシュートボクシングで活躍している現役高校生の美少女ファイター・REINAとイム・スギョンの日韓美女対決を、3・20『K-1 MAX KOREA』のセミファイナルにマッチメーク。会見ではスギョンの写真を何パターンも用意して、「僕はどうでもいいから、スギョンの写真を大きく載せてください」と猛アピールした。
 さらにこのイム・スギョンをキッカケにして「現在のスポーツ界では10代が1つのキーワードになっている。そこでK-1甲子園やWORLD YOUTHをやってきたが、大きな反響があった。あとやっていないことといったら女子! 女子は賛否両論あるかもしれないが、昨年の北京五輪を見ても、現在のスポーツ界で活躍している選手を見ても女子は外せない。FEGとしても新しいコンテンツとして女子部門を作ってもいいなと思った」と女子部門設立に動いた経緯を説明。
 なお、女子部門は1つのブランドとして確立させたいという思いがあるようで、K-1ルールの試合を基本としながらも、先日ストライクフォースに買収されたエリートXCにいたジーナ・カラーノやブラジルのキーラ・グレイシーなど、総合格闘技のほうでも女子のいい選手がいるため、総合の試合も入れるとか、ルールをどうすかとかをキチンと決めて、年内には単体の大会を開催したいとのこと。
 「日本でも柔道やレスリングで女子が活躍している」と語った谷川代表は、「日本では(レスリングの)吉田沙保里さんに出てほしい。以前から吉田さんや浜口京子さんに会ったときに、この人たちと何かをやりたいと思っていた」と女子レスリングの選手たちにラブコール。さらに記者陣から「水野裕子さんとかはどうですか?」と体育会系タレントの水野裕子の名前が出ると、「彼女は根性もあるし、いいねぇ」と顔をほころばせた。そのほかにもスマックガールで活躍したHIROKOや、シュートボクシングの試合にも出場したアイドル女子プロレスラーの風香なども出場候補にあがると思われる。

090310_FEG-3.jpg 「G-1(GIRLS-1)だと新日本プロレスさんとか競馬があるし、L-1(LADYS-1)だと神取(忍)さんや風間(ルミ)さんが昔やっていたやつだし、名前は募集したいくらいだが、とにかく女子格闘技の一番を決める大会をやりたい! 僕がやるとエンタメ路線に見られるかもしれないけど、大真面目に考えている。女子を確立することが、一般の評価を得ることになると思う」と、女子部門設立は大真面目であることを強調した谷川代表。当然安全性は男子よりも考慮されるが、ヘッドギアなどは基本的にはつけない方向で、どこから見てもスポーツになるようにするとし、近い将来にはトーナメントも開催したいという。また、すでに日本には女子格闘技を行っている団体があるが、「見たことがないので何とも言えないが、今後は提携などもやぶさかでない」とのこと。
 さらにファッション関係の業種とのタイアップや、日本での開催だけでなくミラノ辺りでの開催、「僕よりももっと業界人っぽい人」をイベント・プロデューサーに立てるなど、谷川代表の頭の中ではすでにかなりの構想が広がっている模様。それだけに「男子もウカウカしてられなくなる。魔裟斗君みたいないいスター選手がいれば、自然とそのジャンルは広がっていく」と、“格闘技界の浅田真央”や“格闘技界の宮里藍”みたいな選手が出てくれば、一気に女子格闘技部門が世間にも認知されていくと確信している様子だった。

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